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タンジェを夕方出発し、フェズへ向かうことにした。 タンジェ・ポール駅から16:02に出発するウジダ行きの列車だった。 タンジェ・ポール駅。 今は無き、タンジェ港駅のことだ。 昔は、スペインからジブラルタル海峡を渡ってこの港町に着いた旅人は、 港から出ない限りは、悪名高い「タンジェの洗礼」を受けること...
モロッコのメディナで迷ったら生きては帰れないぞ!俺を雇え! モロッコに金の無いヤツは入国するな!スペインへ帰れ! タンジェのメディナで言い寄って来る「自称ガイド」に、 幾度と無く、こういう言葉を浴びせられた。 港町タンジェのガラの悪さは昔から有名で、モロッコに意気揚々と入国 して来た旅人のテ...
ジブラルタル海峡をトンネルでつなぐ計画があるらしい。 このトンネルによって観光客の大幅な増加が予想されている。 私は、観光客と旅人とは全く違う人種だと思っているので、そう考えると、 旅人の聖地ジブラルタル海峡は、トンネル開通をもって終焉の時を迎える。 地元の観光産業が潤うのだから仕方ないこと...
1990年代の初頭。 私は、早朝にスペイン南端のアルヘシラスへ着いた。 マドリッド発アルヘシラス行きの列車に乗ったのが昨日の何時ごろだったか・・・ はっきりした時間は覚えていないが、とにかく、ぎゅうぎゅう詰めの車内。 今は懐かしい木製のお見合い席では、向かいの客の膝と私の膝の間は、 わずかこぶしふ...
赤の広場の赤は、共産主義を意味するのではなく「美しい」という意味だそうだ。 赤の広場は、天安門広場ほど広くはないが、 周りを囲む建物がたいそうご立派で、美しさと迫力はある。 クレムリンを正面にして、手前にレーニン廟、左手に聖ワシリー寺院、 右手に国立歴史博物館と錚錚たる建物に取り囲まれている...
クレムリンの前にレーニン廟はある。 レーニンはソビエト連邦を建国した人で、死後、神格化され、ここに祭られた。 レーニン廟は、1993年まで、衛兵が警護をするほどの聖地とも言える場所で あったのたが、1994年以降、衛兵は撤収させられてしまった。 理由は、ソ連が崩壊してレーニンの各付けが下がったこ...
一昔前の日本では「地震、カミナリ、火事、おやじ」が怖い物の代名詞だったが、 この時期のソ連では「地震、カミナリ、火事、KGB」と言うべきだろう。 KGBは権力者にとって都合の悪いものを取り締まる組織として勢力を誇った。 ソ連邦が崩壊するまで、本部はモスクワにあった。 私はそこをどうしても写真に...
ペレストロイカ真只中のモスクワは、異様な雰囲気に雑然としていた。 赤の広場周辺には、外国人観光客から外貨や西側外国製品を得ようとする輩達が、 あちこちで様子を伺っていた。 当時のソ連では、特権階級以外のプロレタリアートは、外貨や西側諸国の製品を 簡単には持つことができなかった。 私はソ連へ行く...
日本を出発する前、ニュースでは連日の様にモスクワのモノ不足を伝えて いたので、万一の食糧難に備えてカップヌードルや缶詰などを持参した。 しかし、実際行ってみると、モスクワにはモノが溢れかえっていた。 ホテルの朝食では、黒パンやスクランブルエッグ、バター、ベーコン、牛乳、 ジュースなどがずらっと...
ホテルの部屋に入ったすぐ後で、ノックする音が聞こえた。 開けてみると、その階を担当する案内スタッフの女性が立っていた。 ホテルには、各階のエレベーター前に案内職員の座るデスクが設置されており、 表向きは観光案内、ホテル案内、両替等が行われていた。 これらの業務は、私が知る限りロビー階にいるコンシ...
空港内は薄暗く、社会主義国家であるがゆえ、宣伝広告など何一つ無かった。 空港にたむろする人々の表情は、寒さのせいか厳しく思えた。 ただでさえ体躯のいい人々は、着膨れしているせいでヒグマのように見えた。 そのヒグマ達は、タクシー、タクシー、と白タクを勧めてくれたが、残念ながら 私にはドライバー兼通...
ロシアが「ソビエト連邦」と呼ばれていた頃、私はモスクワを訪れた。 この時代のソ連は、ペレストロイカが進んではいたものの、まだまだアメリカと 世界を二分するほどの東側社会主義国家であった。 長い入国審査が終わり、ビザに入国スタンプが押されたその瞬間、私はパッと 係員からビザを取り上げ、インクが乾...
トスカーナのワインの里キャンティ地方にある、ハリウッドのセレブ御用達の肉屋ファロルニを紹介します。 フィレンツェ中心部から車で小一時間のところにある、グレーヴェ・イン・キャンティのメイン広場となっているマッテオッティ広場に店を出して約300年という老舗中の老舗。現在の店主は8代目だとか。 ハリウ...
あまり厳しいテーブルマナーはないですが、下記のことには注意して下さい。 スパゲティなどの麺類やスープ類を、音を立ててすすらない 日本では、スパゲティをスプーンの上でフォークに巻きつけて食べたりすることがありますが、イタリアではフォークだけで食べます。麺を数本フォークに取り、くるくると巻きつけ...
イタリアの飲食店には、バール、カッフェテリア、パスティッチェリア、ジェラテリア、ロスティッチェリア、オステリア、ピッツェリア、トラットリア、リストランテ、ターボロ・カルダ(リストランテ・セルフサービス)など、様々な種類があります。 それぞれの違いについては、下記をご覧下さい。 フルコースは、 ...
東京とローマの気温はほぼ同じですが、日本より緯度が高く、夏は21時近くまで明るく、冬は17時過ぎくらいには暗くなります。 夏は日本より湿度が低いものの、日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めをご用意下さい。また、夏でも朝・晩は涼しいことも多いので、薄手の羽織るものがあると便利です。 秋か...
<なるべくクレジットカードを> 現金は失くしても戻ってきません。現金はクレジットカードが利用できない少額の支払や(絵葉書、切手、有料のトイレ代、バールやジェラート屋での飲食代、ホテルのボーイへのチップなど)、バスや地下鉄の切符、タクシー代などの必要最低限(日本円にして、お一人様2-3万円もあれ...
<犯罪やトラブル> 現地で大きな事件や交通事故、犯罪等のトラブルに巻き込まれ、自分だけでは対処できない場合、ローマの日本大使館か、ミラノの総領事館に相談して下さい。 イタリアでの主な犯罪は、スリ、置引、詐欺、支払時や両替時のごまかし、ぼったくり等で、命に危険が及ぶような犯罪は稀ではございます...
<まずは地図を入手> 町に着いたら、もしあればホテルで、なければ観光案内所で地図をもらいましょう。観光案内所は、駅構内、もしくは主要駅周辺、ドゥオモなど有名観光スポット近辺にあります。 イタリアでは、大通りから小さな路地まで、すべての道に名前が付いているので、慣れれば日本より住所が分かりやす...
現地でおいしいレストランを見つけるには、ミシュランなどのレストランガイドを参考にするのもいいですが、イタリアのレストランガイド本「Gambero Rosso ガンベロ・ロッソ」や、「L’Espressoエスプレッソ」のステッカーが、店のドアに貼ってあるかどうかも目安となります。 ステッカーには、例えば「Segnarato da G...