Jump to navigation
2010年、
ある月の25日の日曜日
ももたんは
キリスト教の三大聖地の一つ
サンチャゴ・デ・コンポステーラについた
巡礼証明書は
その日のうちにもらったよ ♪
次の日、大聖堂のミサに参加
中世より後の時代にできたキリスト教の教会は、
ロシア正教などの教会や
現代の近代的なものは違うのもあるけど
上から見たら十字架の形になっている
ボタフメイロは
その、十字架の短い部分(翼廊)を行ったり来たりするんだ
ボタフメイロっていうのは香炉のことらしい
ふつうのミサだと、司祭さんが
祭壇の上におかれた聖杯に向かって
煙の出ている小さな香炉を振るけど
サンチャゴ・デ・コンポステーラの大聖堂は
巨大な香炉を
ブンブンと音を立てそうなくらいの勢いで
大聖堂の中を右へ左へと振舞わされる
ロープで吊り下げられた香炉
ウワサによると、香炉は50㎏らしい
当然、一人の力ではできない
天井からロープで吊り下げられた香炉を動かすのに
大人の男の人が8人ぐらいでロープの反対側にぶら下がるようにして
香炉を持ち上げたり振り回したりするんだよ
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
現地のガイドさんは
香炉がよく見える場所に、って翼廊の席に案内してくれた
だけどソコだとミサの様子が全く見えない ^-^
で、ももたんと何人かの巡礼仲間たちは
祭壇の正面の席に移動してミサに参加した
あれ、よく見たら仲間たちはみんなキリスト教の信者さんだ ^0^
ミサが進み最後に近くなると
信者さんには聖餅(せいべい それとも聖米の字かな?)が配られる
聖餅を与りたい信者さんは司祭さんの前に進み出る
「パンは私の肉体、ワインは私の血である。
私の肉体を食べ、私の血を飲む者の中に私は存在する」って
キリストが最後の晩餐のときに言ったことから
パン(というか、揚げせんべいみたいなもの)を信者さんは受け取って食べるんだ
ミサには出てもいいけど
信者じゃないももたんは、ゼッタイもらっちゃいけない
だから、司祭さんの前に進み出るのは今までずっと控えていたんだけど
《こうべをたれて下さい、
司祭さんはあなたに祝福をしてくださいますよ》
って教えてもらったことがあったから、初めて前に進み出た。
ミサは、、、
スペイン語なのだ ^-^
当然何を言っているのかわかんない
どこのミサでも大体の流れは同じだから
今は賛美歌を歌うところ、
「アーメン」と言うところ、
周りのひとと握手をするところ・・・っていうのはわかる
でも、仕方がないからスペイン語の祈りの声を聞きながら
自分の人生とか、これからのこととか、大好きな人のこととか、
そんなことを考えていたんだ。
そんなときに祝福のチャンスがやってきた
下げたももたんの頭に、司祭さんがそっと手を置く
そして、何か祈りの言葉が聞こえてくる
ももたんには
「あなたの人生は、それでいいんですよ、あなたの思うとおりで大丈夫ですよ」
って言ってもらえた気がした
席に戻ろうと歩きながら、涙が止まらない
よくわかんないけど、ずっごく感動した
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
そしてボタフメイロが始まる
ミサに出席している信者さんも
感動していたももたんも
それ以外の観光客たちも
全員がカメラを向ける
フラッシュもパチパチ
あれあれ、ミサは写真撮影厳禁だよ
ましてフラッシュ付きなんて!!
かく言う、ももたんも・・・(フラッシュは使わなかったけどね ^-^)
巡礼の到着地で感動したミサ
最後は
全参加者が観光客と化した大興奮で幕を閉じましたとさ
おしまい ♪
2010 4 30 巡礼の道 世界遺産サンチャゴ・デ・コンポステーラへの道
2010 5 2 巡礼者 ももたん
2010 5 25 サンチャゴへの道
2010 7 26 特別な年の巡礼
★ 観光地情報はコチラ ★
または、画面左側の海外情報 ヨーロッパ国別観光地情報のカテゴリーを
クリック!!
★ お願い★
高齢者・障害を抱える方の旅の啓蒙・普及活動をするために
ももたんのブログを多くの人に読んでもらおう ^0^
読者を広げるブログランキングに参加しています
良かったら下記をクリックしてください
ここをクリック!人気ブログランキング投票 しまうまさん こんにちわ~
巡礼証明書
しまうまさんと ももたんは、一緒にもらったんだよね ♪
あのとき、
証明書を発行してくれるオネーさんの所まで
痛む足を引きずって一歩一歩歩いた しまうまさんの姿は
とっても印象的だったよ
タブン、しまうまさんはももたんよりもずっとずっと
巡礼に対する思い入れがあったんだろうなって
感動してしまった。
周りのみんなが
しまうまさんを助けてあげると言ってくれたけど
映画監督のももたんとしては
この場面は
しまうまさん本人が、誰の力も借りずに自分の足で歩かなきゃ
そして、巡礼証明書を手にして感動の涙のフィナーレ ^-^
ってシーンにしなくちゃって思ったんだ。
アカデミー賞もんの、感動の名場面になったと思う?
あれでよかったかな?
by ももたん
2010-07-31
巡礼のクライマックス
2010年、
ある月の25日の日曜日
ももたんは
キリスト教の三大聖地の一つ
サンチャゴ・デ・コンポステーラについた
巡礼証明書は
その日のうちにもらったよ ♪
巡礼証明書
次の日、大聖堂のミサに参加
中世より後の時代にできたキリスト教の教会は、
ロシア正教などの教会や
現代の近代的なものは違うのもあるけど
上から見たら十字架の形になっている
ボタフメイロは
その、十字架の短い部分(翼廊)を行ったり来たりするんだ
ボタフメイロっていうのは香炉のことらしい
ふつうのミサだと、司祭さんが
祭壇の上におかれた聖杯に向かって
煙の出ている小さな香炉を振るけど
サンチャゴ・デ・コンポステーラの大聖堂は
巨大な香炉を
ブンブンと音を立てそうなくらいの勢いで
大聖堂の中を右へ左へと振舞わされる
ロープで吊り下げられた香炉
ウワサによると、香炉は50㎏らしい
当然、一人の力ではできない
天井からロープで吊り下げられた香炉を動かすのに
大人の男の人が8人ぐらいでロープの反対側にぶら下がるようにして
香炉を持ち上げたり振り回したりするんだよ
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
現地のガイドさんは
香炉がよく見える場所に、って翼廊の席に案内してくれた
だけどソコだとミサの様子が全く見えない ^-^
で、ももたんと何人かの巡礼仲間たちは
祭壇の正面の席に移動してミサに参加した
あれ、よく見たら仲間たちはみんなキリスト教の信者さんだ ^0^
ミサが進み最後に近くなると
信者さんには聖餅(せいべい それとも聖米の字かな?)が配られる
聖餅を与りたい信者さんは司祭さんの前に進み出る
「パンは私の肉体、ワインは私の血である。
私の肉体を食べ、私の血を飲む者の中に私は存在する」って
キリストが最後の晩餐のときに言ったことから
パン(というか、揚げせんべいみたいなもの)を信者さんは受け取って食べるんだ
ミサには出てもいいけど
信者じゃないももたんは、ゼッタイもらっちゃいけない
だから、司祭さんの前に進み出るのは今までずっと控えていたんだけど
《こうべをたれて下さい、
司祭さんはあなたに祝福をしてくださいますよ》
って教えてもらったことがあったから、初めて前に進み出た。
ミサは、、、
スペイン語なのだ ^-^
当然何を言っているのかわかんない
どこのミサでも大体の流れは同じだから
今は賛美歌を歌うところ、
「アーメン」と言うところ、
周りのひとと握手をするところ・・・っていうのはわかる
でも、仕方がないからスペイン語の祈りの声を聞きながら
自分の人生とか、これからのこととか、大好きな人のこととか、
そんなことを考えていたんだ。
そんなときに祝福のチャンスがやってきた
下げたももたんの頭に、司祭さんがそっと手を置く
そして、何か祈りの言葉が聞こえてくる
ももたんには
「あなたの人生は、それでいいんですよ、あなたの思うとおりで大丈夫ですよ」
って言ってもらえた気がした
席に戻ろうと歩きながら、涙が止まらない
よくわかんないけど、ずっごく感動した
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
そしてボタフメイロが始まる
ミサに出席している信者さんも
感動していたももたんも
それ以外の観光客たちも
全員がカメラを向ける
フラッシュもパチパチ
振り子のように左右に揺れる巨大な香炉
あれあれ、ミサは写真撮影厳禁だよ
ましてフラッシュ付きなんて!!
かく言う、ももたんも・・・(フラッシュは使わなかったけどね ^-^)
巡礼の到着地で感動したミサ
最後は
全参加者が観光客と化した大興奮で幕を閉じましたとさ
おしまい ♪
2010 4 30 巡礼の道 世界遺産サンチャゴ・デ・コンポステーラへの道
2010 5 2 巡礼者 ももたん
2010 5 25 サンチャゴへの道
2010 7 26 特別な年の巡礼
★ 観光地情報はコチラ ★
または、画面左側の海外情報 ヨーロッパ国別観光地情報のカテゴリーを
クリック!!
★ お願い★
高齢者・障害を抱える方の旅の啓蒙・普及活動をするために
ももたんのブログを多くの人に読んでもらおう ^0^
読者を広げるブログランキングに参加しています
良かったら下記をクリックしてください
ここをクリック!人気ブログランキング投票 しまうまさん こんにちわ~
巡礼証明書
しまうまさんと ももたんは、一緒にもらったんだよね ♪
あのとき、
証明書を発行してくれるオネーさんの所まで
痛む足を引きずって一歩一歩歩いた しまうまさんの姿は
とっても印象的だったよ
タブン、しまうまさんはももたんよりもずっとずっと
巡礼に対する思い入れがあったんだろうなって
感動してしまった。
周りのみんなが
しまうまさんを助けてあげると言ってくれたけど
映画監督のももたんとしては
この場面は
しまうまさん本人が、誰の力も借りずに自分の足で歩かなきゃ
そして、巡礼証明書を手にして感動の涙のフィナーレ ^-^
ってシーンにしなくちゃって思ったんだ。
アカデミー賞もんの、感動の名場面になったと思う?
あれでよかったかな?
by ももたん
ももたん のブログ
19:14
yanagawa
Comments
しまうま さんのコメント:
2010-08-01
11:48
柳川 ともみ さんのコメント:
しまうまさん こんにちわ~
巡礼証明書
しまうまさんと ももたんは、一緒にもらったんだよね ♪
あのとき、
証明書を発行してくれるオネーさんの所まで
痛む足を引きずって一歩一歩歩いた しまうまさんの姿は
とっても印象的だったよ
タブン、しまうまさんはももたんよりもずっとずっと
巡礼に対する思い入れがあったんだろうなって
感動してしまった。
周りのみんなが
しまうまさんを助けてあげると言ってくれたけど
映画監督のももたんとしては
この場面は
しまうまさん本人が、誰の力も借りずに自分の足で歩かなきゃ
そして、巡礼証明書を手にして感動の涙のフィナーレ ^-^
ってシーンにしなくちゃって思ったんだ。
アカデミー賞もんの、感動の名場面になったと思う?
あれでよかったかな?
by ももたん
巡礼証明書
しまうまさんと ももたんは、一緒にもらったんだよね ♪
あのとき、
証明書を発行してくれるオネーさんの所まで
痛む足を引きずって一歩一歩歩いた しまうまさんの姿は
とっても印象的だったよ
タブン、しまうまさんはももたんよりもずっとずっと
巡礼に対する思い入れがあったんだろうなって
感動してしまった。
周りのみんなが
しまうまさんを助けてあげると言ってくれたけど
映画監督のももたんとしては
この場面は
しまうまさん本人が、誰の力も借りずに自分の足で歩かなきゃ
そして、巡礼証明書を手にして感動の涙のフィナーレ ^-^
ってシーンにしなくちゃって思ったんだ。
アカデミー賞もんの、感動の名場面になったと思う?
あれでよかったかな?
by ももたん
2010-08-01
23:47
Simon さんのコメント:
以前、スイスの絵本作家アロイス・カリジェの描いた
“光のマリア”についてお尋ねした者です。ありがとうございました。
巡礼に参加され、そして大聖堂で初めてミサに与ったとのこと。
嬉しかったでしょう。良かったですね。
ももたんさんが勇気を出して、司祭の祝福を受けられたことを知って、
ボクもとても嬉しいです。
胸一杯の感動が伝わってくるようです。
これからも、ももたんさんがミサに参加する機会が与えられますよう
お祈りしています。
“光のマリア”についてお尋ねした者です。ありがとうございました。
巡礼に参加され、そして大聖堂で初めてミサに与ったとのこと。
嬉しかったでしょう。良かったですね。
ももたんさんが勇気を出して、司祭の祝福を受けられたことを知って、
ボクもとても嬉しいです。
胸一杯の感動が伝わってくるようです。
これからも、ももたんさんがミサに参加する機会が与えられますよう
お祈りしています。
2010-08-08
14:48
柳川 ともみ さんのコメント:
Simonさん こんにちわ~
いっつもブログ読んでくれてありがとね ♪
ミサのことは
Simonさんに教えてもらったんだよね、
出席しても良いし
司祭さんの前に進み出て祝福してもらっても良いんだって ^-^
Simonさんのお陰で、やっと実現できました
なんて言うのかな~
初体験の興奮とか一歩踏み出す勇気というのか
単に感動したって言うだけじゃなくて
いろんな感情が入り混じった気分だったよ
とにかく嬉しい体験だった
スイスにね
7月に行ってきたんだ
そのときカリジェの書いた壁画のある町や
カリジェの絵本が舞台になっている村
の隣町
にも行ってきたよ
一緒に行ったお客さんに絵本を紹介したら
絵本のマメ本や、挿絵が絵ハガキになったモノを
みんなたくさん買ってくれた
カリジェファンができると嬉しいね ♪
カリジェの生まれた村で、「光のマリア」の絵があるとこは
電車で通過しただけなんだけど
いつかココにも行ってみたいな
by ももたん
いっつもブログ読んでくれてありがとね ♪
ミサのことは
Simonさんに教えてもらったんだよね、
出席しても良いし
司祭さんの前に進み出て祝福してもらっても良いんだって ^-^
Simonさんのお陰で、やっと実現できました
なんて言うのかな~
初体験の興奮とか一歩踏み出す勇気というのか
単に感動したって言うだけじゃなくて
いろんな感情が入り混じった気分だったよ
とにかく嬉しい体験だった
スイスにね
7月に行ってきたんだ
そのときカリジェの書いた壁画のある町や
カリジェの絵本が舞台になっている村
の隣町
にも行ってきたよ
一緒に行ったお客さんに絵本を紹介したら
絵本のマメ本や、挿絵が絵ハガキになったモノを
みんなたくさん買ってくれた
カリジェファンができると嬉しいね ♪
カリジェの生まれた村で、「光のマリア」の絵があるとこは
電車で通過しただけなんだけど
いつかココにも行ってみたいな
by ももたん
2010-08-13
15:44
ももたんの純な心を 神も祝福してくださったのね。
聖ヤコブの加護もあり 今度のスイスも 皆さんに喜ばれる旅となるでしょう。
ももたん&ツァーメイトのおかげでもらった巡礼証明書は 私の宝物。
あの時は ももたん 本当にありがとうございました。
猛暑の日本脱出 羨ましいです。
鋭気養ってきてくださいね。 いってらっしゃい!