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2012-06-06

大陵苑(テヌンウォン) ~慶州の歴史地区~

街全体が、歴史地区として世界遺産登録されている
慶州(キョンジュ)。

市内中心部、慶州駅やバスターミナルから徒歩15分程の大陵苑を訪れました。

派手な色彩の入口の門。







赤系統の門扉をくぐると飛び込んでくる、鮮やかな新緑の緑。





ここは、41万平方メートルの敷地の中に、新羅の王族の
古墳23基が点在する公園です。

ポコポコした緑の小山の一つ一つが古墳です。ちょっと
かわいい・・。


大きさはこんな程度。









公園の奥には内部が公開されている
天馬塚と呼ばれる古墳が・・。







棺が安置されていた場所もガラス越しに覗けるようになっていました。(被葬者は不明だそうです。)




内部には、天馬塚の名の由来となった翔ける天馬の絵や、金冠のレプリカも飾ってありました。(金冠の本物は国立慶州博物館・古墳室にあります。)





他にも腕輪や耳飾りなど、ほぼ純金の副葬品が、この古墳
から1万点以上も出土したのだそうです。

さすがは「屋根のない博物館」と呼ばれる古都です。



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慶州は、2005年にAPECの国際会議が開かれるなど、国際都市としての一面もあります。昼食の為立ち寄った普門湖周辺には、国際会議場、高級ホテルやゴルフ場などが建ち並んでいました。

この地区で気になったのが、下の慶州世界エキスポビル。



パリの新凱旋門のような形のビルなのですが、通り抜け部分は五重の塔の形でくり抜かれていました。古都の良さをアピールしつつ、近代国際観光都市を目指す、慶州の人々の強い意気込みを感じました。


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