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2014-08-11

イタリアのレストランで注意すること

あまり厳しいテーブルマナーはないですが、下記のことには注意して下さい。

スパゲティなどの麺類やスープ類を、音を立ててすすらない

日本では、スパゲティをスプーンの上でフォークに巻きつけて食べたりすることがありますが、イタリアではフォークだけで食べます。麺を数本フォークに取り、くるくると巻きつけます。あまり麺を多く取り過ぎると、巻きつけたとき大きくなりすぎて、口に入らなくなりますので注意しましょう。

辛いソースのパスタ、シーフードのパスタやリゾットにはチーズはかけない

辛いソースのパスタ(唐辛子入りのトマトソースのパスタや、唐辛子とにんにくのスパゲティなど)や、シーフードのパスタ、リゾットにはチーズはかけません。チーズが欲しいというと、変な顔をされることがありますので、このような料理にはチーズをかけないで食べましょう。

食後にカプチーノを飲まない

日本のイタリアンレストランでは、食後のコーヒーでカプチーノがメニューにありますが、イタリアでは、カプチーノは朝食のときにペイストリーなどと一緒にとるもので、昼食や夕食のあとに飲むものではありません。

食後の飲物は、普通はエスプレッソです(正確にはカッフェ・エスプレッソ Caffe Espressoですが、イタリアでは単にCaffeカッフェというと、エスプレッソのことを指します)。イタリア人にとって、オリーブオイルを使った料理やパスタなど、ヘビーな料理のあとに、泡立てたミルクがたっぷり入ったカプチーノは、胃に重たいというわけです。

食後にカプチーノを頼むのは、日本人だけでなく、ドイツ人やアメリカ人など、他の外国人観光客も同様なので、外国人観光客に慣れた店ならともかく、そうでない店で食後にカプチーノを頼むと、「食後にカプチーノ???」と変な顔をされることがあります。

日本でコーヒーにコーヒー用のミルクを入れて飲む感覚で、どうしてもミルクが入ったコーヒーが欲しい場合は、エスプレッソにミルク少々をたらした、「カッフェ・マッキアート CAFFE MACCHIATO」を頼みましょう。直訳すると、「シミの付いたコーヒー」といいますが、要するに「(ミルクを少したらして)シミを付けたコーヒー」ということです。

また食後に紅茶を飲む習慣もないので、もし食後にカプチーノや紅茶をお飲みになりたい場合は、一旦店を出て、近くのバールなどでカプチーノや紅茶を頼むといいかと思います。(ただし夕食後の場合、夜に開いているバールはアルコール類しか出さないところもあります。)

パンにバターはつけない

日本のレストランでパンを頼むとバターがついてきますが、イタリアではパンにバターをつけて食べません。パンはメインの肉や魚と一緒に食べたり(日本でおかずを食べながら、ご飯を食べるのと同様)、皿に残ったソースをパンでふき取りながら食べたりします。

また、前菜でサラミや生ハムの盛り合わせが出されたときも、パンと一緒に食べたりします(サラミや生ハムは塩辛いので、単独で食べるよりパンと一緒に食べるといいです。梅干を単独で食べないで、ご飯と一緒に食べるのと同じです。)。サラダだけ頼んだ場合も、パンが出てきます。

(基本的に)料理を取り分けて食べない

中華料理店や、日本の普通の飲食店では、料理を取り分けて食べることは変ではありませんが、イタリアでは、一皿の料理を複数で取り分けて食べるというのは、あまり一般的ではありません。

しかし、一皿の量が多くて食べ切れないとか、食の細いお年寄りやお子様がご一緒の場合は、「ひとりでは食べきれないので」と断って、取り皿を頼んでもいいかもしれません。

ぼったくりに注意

日本でも報道されたので、ご存知かとは思いますが、最近、レストラン等の飲食店でぼったくりの被害にあった日本人がいます。メニューには値段も書いてあるので、注文する前に合計いくらになるのか計算しておくこと、カード払いの場合は署名する前に、正しい料金が記載されているかチェックして下さい。カード払いの場合は、カード会社からの請求が来るまで、カード控えを保存しておいて下さい。

万一、ぼったくりに遭われた場合は、なるべくその場ですぐにレストランに抗議して下さい。気付いたのがレストランを出たあとでも、帰国した後でも、在イタリア日本大使館、もしくは在日イタリア大使館などに、念のためご連絡下さい。その際、レシートがあったほうがいいので、レシートは保存しておくといいでしょう。
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