2009-06-11

Hm32 初夏の北海道!道南の見どころ ◇ トラピスチヌ女子修道院

北海道函館市郊外にあるトラピスチヌ女子修道院は、正式名称を厳律シトー修道会トラピスチヌといい、1898年(明治31年)フランスのトラピスチヌ修道院から派遣された8名の修道女によって設立された日本最初の女子修道院である。

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トラピスチヌ修道院遠景

そもそもこの修道院は、中世に修道規律の改革が起きたとき、フランスのノルマンディー地方にある「トラップ修道院」の厳しい規律に従うシトー修道会のグループを厳律シトー修道会、修道院の場所の名を取ってトラピスト(女子はトラピスチヌ)と呼ばれるようになった。

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トラピスチヌ修道院中庭

一旦、修道女となれば、壁内、囲い中のみの生活となり俗世から完全に隔離された世界に住み、壁の外に出るのは、選挙などに限られる。生涯を神に捧げ、厳格な戒律に従い、共同生活に入る。

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トラピスチヌ修道院前庭

毎日の暮らし向きは、祈り、読書、そして農作業などの労働が生活の中心となる。会話は原則手話で行われ必要最低限に限られ沈黙が義務づけられている。朝は3時30分に起床。夜、7時45分に就寝となる。

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トラピスチヌ修道院の花壇

さて、修道院のお土産物としては、添加物を一切使用していないフランスケーキ・マダレナが有名である。

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トラピスチヌ修道院教会

他にトラピスト・クッキーやバター飴などが敷地内の駐車場横の売店で販売されている。さらに新鮮な牛乳で作られたソフトクリームが濃厚ですこぶる美味しい。是非、お試しあれ!

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トラピスチヌ修道院の清潔なトイレ

我々の団体ツアーは曇り空の中、修道院を小1時間見学後、トイレを済ませ、次の観光地「五稜郭公園」へと向かったのである。(続)

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category北海道・見どころ味処  time16:28  authorkomiya 

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