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2005-09-18

「ミッション」の遺跡

トリニダー遺跡の教会跡

ブラジル南部・アルゼンチン北部・パラグアイにかけて、「ミッション」の遺跡が点在している。「ミッション」とは、今から約300~400年前、スペインから来たキリスト教の宣教師が、原住民とともに集団で生活していた場所だそうだ。

周りの緑に赤いレンガが映える。団地のようなたくさんの住居、教会や畑などの跡があり、ひとつの町のようになっている。

上の写真はパラグアイのエンカルナシオン近郊の「トリニダー遺跡」。教会の綺麗な装飾がたくさん残っている。最盛期には約4000人もの人達が生活していたと言われている。世界遺産にも登録されているのだが、観光客は数人しかおらず、静まり返っていた。辺りには小さな村があるだけだ。のどかで緑が多いパラグアイの風景を、遠くまで見渡せた。

サン・イグナシオ遺跡

アルゼンチン北部ポサダス近郊の「サン・イグナシオ遺跡」はかなり規模が大きく、良い状態で保存されている。ここの教会も大変立派で、住居跡の数がとても多い。人口密度が高そうだ。こちらは観光バスが頻繁に訪れ、賑わっていた。イグアスの滝まではバスで約6時間。

サン・イグナシオ遺跡


遺跡のレンガが赤い様に、
この地方の土は赤くとても鮮やかだ。


亜熱帯気候の肥沃な土は、
豊富な作物を実らせる。


この赤い土。見た目は綺麗だが、
いったん服に付くと洗っても洗っても、
ぜんぜん色が落ちてくれない!

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