旅行プラン > ご利用ガイド > お客様からのお便り |
S様Y様/九份に泊まる&台北3日間の旅
ウェブトラベル 伊奈様。
遅くなりまして済みません。
後述しますが台風で帰国が一日延びたのと、ようやく画像や動画の整理がつきましたので、ご報告させていただきます。
結論から言って、本当に素晴らしい観光旅行になりました。
14日の夜11時前に羽田空港入り、友人予約のタイガーエア台湾早朝便を待ちました。
空港のソファーで仮眠して、15日午前3時過ぎにチェックインの列に並び、5時半に出発。
桃園空港には予定通り8時半前に到着しました。
初めての空港なので、写真を撮ったり、フードコートで朝食を食べたりしました。
10時半を過ぎてしまったので(のんびりし過ぎ)、桃園捷運で台北まで移動。
桃園捷運は新しい交通機関だけあって綺麗で快適でしたね。
九イ分へは2月の旅行と同様、バスで向かうつもりで忠孝復興駅に行きました。
ちょうど昼前だったので「鼎泰豐」で食べてから行こうとそごう復興館の地下に下りたら、既に行列が45分待ちでした。
諦めて「阿宗麺線」で食べました。
バス停は移動していましたが(工事で移動していたのが戻ったらしいです)、2月に乗ったのと同じ1062系統金瓜石行のバスで、九イ分には午後3時前に到着。
とにかくチェックインするのが先と考え、観光客で一杯の基山街をずんずん進む大荷物の日本人二名(迷惑...)。
豎崎路の階段を上がったら、学校の左手に「龍門客桟」の文字が見えました。
判り易いな、と思ったのも束の間、建物の下まで行って困りました。
正直、どこから入ったら良いのか判り難い建物でした。
下の通用口らしきドアの前で「ここじゃなさそうだけど...」と二人で固まっていたらば、通りがかった地元の人が親切に「上だよ」と教えて下さいました。観光客慣れしてますね。
上に回ると、木の看板で「龍門客桟」の表示のあるそれらしき玄関がありましたが、
ドアに取っ手はあれど開かない、呼び鈴を押してもとんと反応が無い...路地をふり仰ぐと、路地を挟んで反対側の建物にも「龍門客桟」の看板がかかっています。
「んん? 真の玄関が他にあるのか?!」とそちらへ移動。
看板の下のドアの前で「やっぱり開かないねぇ」などとやっていたら、中から人の声がしました。ドアが開いて出てきたのは宿のご主人でした。
宿泊費を旅行会社へ支払い済か確認され、部屋のある離れに案内されました。
一軒家を改装された感じの離れで、気兼ねなくくつろぐことができます。
内装はペンションのよう。
玄関がオートロック、部屋はドアノブのポッチを押して閉めると施錠されます。
鍵を3つ渡されました。
玄関の鍵、部屋の鍵、そして朝食の建物(木の看板の建物)の鍵です。
宿に荷物を置いて、観光と食事に繰り出しました。
たくさんの観光客とすれ違いながら豎崎路を降りて行くと、びっしりと写真を撮る人人人。
それだけどこも絵になるんですね。さすが観光地です。
ただ、そのおかげで他人が写り込まない写真を撮ることはできません。
日が暮れて提灯に灯がともると、ますます人混みが激しくなります。
軽便路や基山街をぶらぶらして、適当に食べたいものを食べ歩きしていると、
徐々に人が少なくなっていきます。
やがて基山街にゴミ収集車が入って行きました。
店のシャッターがどんどん閉まっていきます。
それでも、観光客がゼロになることはありません。
私達も宿に戻りました。
歩き疲れて、シャワーを浴びて横になったらいつの間にか寝てしまいました。
翌日16日。
6時半に目が覚めました。朝食の開始時間の7時半まで時間があります。
寝巻き代わりの甚平のまま、散歩に出てみました。
昨日はあれほど観光客でごった返していたのに、
この時間はほとんど誰とも行き会わない静かな山間の街になっています。
まれに地元の人や、私と同じ目的の観光客が写真を撮っていたりするくらい。
誰にも邪魔されない豎崎路の階段は、上から下まで4分30秒で降りられます。
人のいない九イ分は、完全に異世界でした。
二回目の、泊まりで行った九イ分。初回の感動を上回って素晴らしかったです。
快適な宿泊先をご紹介いただき、どうもありがとうございました。
一週間が経ったばかりですが、友人と「また行きたいねぇ」と話しています。
その後は台北へ移動して、手配していただいた「ロイヤルイン台北南西」に荷物を預け、
動物園・猫空・寧夏路夜市と台北観光を楽しみました。
問題は翌日17日。
チェックアウトして「鼎泰豐」で昼食を楽しみ、市内観光をしようとしていたら、
友人が連絡メールに気付きました。
なんと台風のせいで帰りの便が欠航に!
桃園空港でタイガーエア台湾のカウンターへ行き、なんとか19日の早朝羽田着の便を確保。
これまた初めての経験でしたが、急遽ネットでカプセルホテルを予約。台北に戻りました。
おまけの18日は、当然何の予定も無いため、せっかく台湾まで来ているのだから高雄の王君に会おうと、8時半の高鉄に乗りました。
王君の家にお邪魔して、恐らく今シーズン最後の生マンゴーカキ氷をいただき、
足の回復状況などを話していたら、すぐ夕方。
再び高鉄に乗って桃園に戻り、19日早朝の便で羽田まで帰ってきました。
台風の時期にLCCはリスクが高いことを学習した一件でした。
それでも、泊まりで行けるならぜひまた訪ねたい九イ分。
次回の九イ分観光は、飛行機も宿もお願いするつもりでおります。
どうもありがとうございました。
<< お客様からのお便りトップページに戻る