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W様ご夫妻:北海道旅行4日間
初日、新千歳空港で女満別空港行の搭乗手続を済ませてバスに乗ったところで、
使用機材の油圧系の不具合で足止め!
最初から何てついていないのだろうと思いつつ、女満別空港で待ち合わせ予定のタクシー会社に
電話で延着の連絡をした直後、コンシェルジュの加藤さんから電話。
航空機トラブルを知って、タクシー会社に連絡をしましょうかとの親切な対応に感激!
何とか、機材繰りがついて約1時間遅れで出発をすることができました。
女満別空港ではタクシーの運転手さんがしっかり待っていてくださり、一路ウトロへ。
加藤さんが交渉してくださった貸切料金でメーター料金より大分お得だったようです。
ウトロではあまり時間がなかったので、道の駅で鹿肉バーガーとサーモンバーガーで軽く昼食。
いよいよ、オーロラ号で知床半島クルージングへ出発。
大型船だったのですが、当日は乗船客が少なく
(乗船場のスタッフが、「今日はどこでも座り放題ですよ。」というほど)、
展望デッキからゆっくりと知床半島の雄大な自然を堪能。
特に、先端部まで行き着いたときは感激でした。
帰りは、少し寒くなってきたので二階サイド席に座ってゆっくり知床半島を堪能。
初日、2日目の宿は知床グランドホテル「北こぶし」のオホーツク倶楽部の露天風呂付きの客室を奮発。
ウトロの港を見下ろしながらの部屋付露天風呂は広さも十分でお部屋は快適そのもの。
お食事は、バイキングではなく知床グリルの創作和洋食でした。
こちらは、ちょっと私の口には合わず・・・少々残念な食事になってしまいました。
2日目。いよいよ私としてはメインイベントの知床5湖めぐりに出発。
前日熊が出没したとかで入場が制限されていましたが、
スタッフの方々が朝から熊の出没がないこと確認の上、約10分遅れで森の中へ出発。
わくわくしながら森の道を歩くこと10分ほど。何と前のグループが引き返してくるではありませんか!
最初の湖(五湖)の手前でほかほかの熊の糞があったので再び森の中は入場制限になってしまいました。
やむを得ず、木道から一湖を見学した後、代替のフレペの滝を見学してツアーは終了。
とっても残念でしたが、自然を相手では仕方がありませんね。
お昼はウトロ随一と言われる「熊のや」さんでウトロ産のうに丼と荒磯定食を賞味。
お味、値段とも満足のいくものでした。
ここはお勧めです(実は、札幌のお寿司屋さんのカウンター席でウトロの鮭漁師さんと隣になり、
その漁師さんから勧められました)。
夜は、ナイトシアターに出発。
出発直前にガイドさんが熊を見たというポイントに急行。
一生懸命探してくれましたが既に熊の姿はなく・・・。
その後、霧の中キタキツネやエゾ鹿を沢山見ながら知床峠を超えると一気に霧が晴れ、
羅臼側で夏の星空を堪能。
いざ出発しようとすると、キタキツネがすぐ傍に。
きっと人間からエサをもらった経験のあるキツネなのでしょう。逃げようともせずにまわりをウロウロ。
野生の動物にエサをやることがいかに不幸なことかをガイドさんから聞きながら、ナイトシアター終了。
3日目は、貸切タクシーで道東観光をしながら、3日目の宿養老牛温泉の「湯宿だいいち」へ。
ウトロ付近は霧が深く、運転手さんは摩周湖も霧の中かも・・・と心配しつつ、
オシンコシンの滝、天空の道を経由して、屈斜路湖川湯へ到着。
日本一をうたうソフトクリームを賞味。
ウーム、これは好き好きですね。濃厚この上ないソフトクリームでした。
昼食後、運転手さんの好意で美幌峠から屈斜路湖を見てみることに。
途中は深い霧で、運転手さんも屈斜路湖は見えないかも・・・と言っていましたが、
峠に着くと意外や意外、霧が晴れてきれいに屈斜路湖が見えるではありませんか。
美幌峠からの屈斜路湖は一見の価値ありです。
その後、硫黄山を回り、いよいよ摩周湖へ。
ところが、第三展望台から見る摩周湖は完全な霧の中で何も見えません(ションボリ)。
運転手さんの「ダメ元で第一展望台に行ってみましょう。」の言葉で第一展望台に向かうと、
何と何と、一瞬霧が晴れて摩周湖が見えるではありませんか!
霧の摩周湖を実感できる瞬間でした。
このタクシー観光も、加藤さんの交渉のおかげで非常にリーズナブルでした。
メーター運賃だったらいったいいくらかかったのやら…。
3日目の宿は、養老牛温泉「湯宿だいいち」。
用意されていた部屋は新館のツインだったのですが、ただのツインと思うなかれ。
広々としたリビングがあり、ベッドもセミダブルとシングルがセットされています。
窓も広々として快適そのものです。
唯一残念だったのが、露天風呂にアブやハチが沢山いて、
ゆっくりと露天風呂に入ることができなかったこと。
夫は額をアブに刺されてしまいました(涙)。
その代わりと言っては何ですが、新館の大浴場(内湯だけでなく、半露天あり)は、
お客さんが全くおらず、独占状態でゆっくりお湯を楽しむことができました。
食事は、海のもの、山のものが素朴に料理され、ほっとする美味しさでした。
4日目は、中標津空港発13:25までの間を再びタクシー観光(こちらは、自分でネット予約しました)。
ベテランの個人タクシーさんが裏摩周、
神の子池、さくら滝、開陽台とニッチな場所に連れて行ってくれました。
さくら滝は、マスの遡上(滝を乗り越えようとするジャンプ)を間近に見ることができます。
神の子池は、阿寒摩周国立公園の範囲に組み込まれこれから人が多くなることが予想されますが、
神様の贈り物と言われるだけに神秘的な美しさを感じる池でした。
道東の雄大な自然を満喫した4日間でした。
自然相手のことゆえ、知床五湖の散策ができないなどのこともありましたが、
これも自然を楽しむ旅なればこそということでしょう。
ウエブトラベルさんに手配をお願いしたころ、てるみ倶楽部の破産事件などもあり、
現金前払いに少々不安はあったのですが、コンシェルジュの加藤さんの
きめ細かい手配のおかげで充実した4日間の旅となりました。
ありがとうございました。
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