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A様/新婚旅行 イタリア7日間
この度は、新婚旅行の手配をしていただきまして、
誠にありがとうございました。
実を言いますと、妻は飛行機が苦手で、
海外旅行経験もなかったため、
イタリア行きには前向きではありませんでした。
また、予算的にも厳しいかなぁと思っていましたが、
一生に一度のチャンス、思いきろうと。
妻も私が昨年にミラノを訪れて感じた感動やワクワク感、
イタリアの空気に触れてもらえれば必ず行ってよかったと
思ってもらえるという確信があったため、
半ば強引にイタリア行きを決めてしまいました。
しかし、人一倍怖がりな妻は出発の朝から超ナーバス。
飛行機の中では少し揺れただけで人生の終わりの様な
表情を浮かべ(笑)、ローマ空港ではスカイブリッジに乗る
という発想がなく荷物の受け取り場所を探してウロウロ、
ツアーの人達についていって税関を抜けたと思ったら
迎えのドライバーさんがいる場所が分からず、
再びウロウロさまよう事に…。
お互いがお互いにイライラしており、
スタートから揉めそうになっていましたが、
谷口さんが現地にいて電話対応してくださったことで
安心することができました。本当に心強かったです。
初めは2メートルほど離れるだけで不安がっていた妻も、
日に日に元気になり、最後のヴェネチアでは、
自分がついていくのがやっとなくらいでした。
慣れというのは怖いですね。笑
ローマでは、サンピエトロ大聖堂の神々しさや
システィーナ礼拝堂の荘厳さに言葉を失いました。
フィレンツェは、私が最も楽しみにしていた街でしたが、
それはそれは素晴らしい街で……。
美しい街並みとその中に一点の違和感もなく溶け込み、
存在感を放つドゥオモはこの旅のハイライトとなりました。
フィレンツェの街は、そのつくりもさることながら、
ゴミなどほとんど落ちておらず、街中が本当に綺麗で、
住む人々が努力して維持しているんだなぁと感じました。
当初は橋を渡って職人工房を回ろうかと思いましたが、
街中が楽しすぎて、とうとう橋の向こう側には
ほとんど行けずに終わりました。笑
妻もヴェネチアをキャンセルして、
ずっとフィレンツェにいたいというくらい気に入ったようで、
私たちの中で世界ナンバーワンの街です。
そんなフィレンツェに後ろ髪を引かれながら向かった
最後のヴェネチアもまた素晴らしい街で…。
水上バスをうまく使いながら迷路のような街を散策しました。
リアルトの朝市で地元の食材を見て回り、
サンマルコ寺院ではローマやフィレンツェの建物とは
また雰囲気が違っており、エキゾチックな感じがあって
イタリアの文化の深さにため息がもれました。
そして何より、ゴンドラでの生演奏と歌は最高でした。
日本に帰ってからも、夫婦二人とも気が付けば
鼻唄であの時の歌をフンフン歌っていたりします。笑
また、ディナーで谷口さんお勧めのお店を訪ねたのですが
満席で入れなかったところ、
上品なヴェネチア在住の日本人の方がいらして
せっかくだからと予約していた席を譲っていただきました。
フィレンツェでも道で声をかけられた現地在住の方に
食材のスーパーまで案内していただき、
お勧めの食品やレストランまで紹介してもらったりと、
人との出会いに助けられた旅だったなぁと思います。
行くまでは不安がいっぱいだった妻、
帰り道ではすでに次回の計画を立てておりました。笑
次はオリーブの収穫やブドウ摘みなどしてみたいようで、
またイタリアに行ける日が来るかはわかりませんが、
そんな日が来ることを思い描きながら、
また、これからの生活や仕事に励みたいと思います。
最後になりましたが、谷口さんには、
本当に思い出に残る素晴らしい旅をプランニングして頂き
ありがとうございました。
何かあれば谷口さんがいてくれるという状況は
海外旅行経験の乏しい私たちには大変心強いものでした。
おかげさまで、夫婦二人、安心して旅ができました。
ホテルはどこも素晴らしかったです。
鉄道による移動は、事前に詳しい乗り方を伺ったおかげで
迷うことなく美しい景色を眺めながら楽しく移動できました。
イタリアの濃い青色の空、
歴史的建物が今も現役で生きている街作り、
イタリア人の適当さと陽気さと優しさ、
そして油断してるとお釣りをちょろまかそうとする逞しさ(笑)、
一つ一つがよい思い出です。
これからも私達夫婦の中で輝き続けるであろう
素晴らしい経験をさせていただいて心から感謝します。
これから本格的な冬に入り寒くなりますが、
どうぞお体には気をつけて、これからもたくさんの人達に
イタリアの素晴らしさを発信し続けて下さい。
また、谷口さんに連絡がとれる日が来るよう、
仕事を頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
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