【2012-02-03 ご出発】
【担当コンシェルジュ】田中 詳子
Ｔ様／イタリア美術館巡り 8日間
田中様
ローマにお電話いただいた時は、本当に嬉しくホッとしました。ありがとうございます。
到着した次の日はバチカンの予約をしていたのですが、集合場所に7：40分ということだったので頑張って歩いて行ったら、雪の為中止。丁度コロンナ宮が土曜日の午前中だけがわかっていたので、これなら行けるかもということで、雪で閉まっているのを覚悟で出掛け入ることができました。
こうなったらバチカンも行くしかないということで徒歩で向かい、ほんの入り口に少しの人が待っているだけで、11時少し前だったのですが、列の人の話では、11時半にクローズ、1時半までという話でしたが、入ってしまえばこっちの物と入館しました。終わって出てからサンピエトロ大聖堂に入るのに、溶けてきた雪の中2時間ぐらい待たされてしまいました。
バスも、地下鉄もどうなっているか良く分からなかったので、とりあえず歩きまわりボルゲーゼは8時ごろに到着してしまったのもあり、一時間以上、雪野原に待っていました。大勢の人が集まってきたのですが、入り口にToday Closeと貼ってあってもう私達が行ったときには何人かがいたずら書きのようにサインがあり、多分土曜日の分と思われました。その日は陽がさしてきていましたので絶対開館すると思いましたが駄目でした。
電車の遅れもなく、無事フィレンツエに到着。雪も全くないのですが、風花のような雪がちらちらしていました。北極海の氷河が割れて、近づいているという話でしたが、ウフィッツィ美術館は暖かかったのですが、バザリーの回廊は建物の中なのにもうしんしんと寒く一番寒かった気がします。回廊の中も自画像に興味がある方なら面白いかもしれませんが、ただ回廊を通るだけの感じで、大したことはありませんでした。ただウフィツィの裏口から入り、宮殿の裏口から出てくるのが面白かったです。英語がたいしてわからなくても全然大丈夫でした。イタリアの方もあまり英語が得意でないようです。
ウフィッツィの前半の説明が長く、大分見たいところが飛ばされてしまったので、次の日にもう一回日本語オディオガイドで回りました。
教会もお昼ごろは牧師さんも昼休みを取るので、チケットのいらない教会はお休み時間が結構長く、ゆとりを持って回ることが必要のようです。サンタ･マリア･ノヴェッラは残念ながら教会はオープンしているのに緑の回廊はクロウズでした。私の頭が着いて行かなくなり、教会の中の様子がかなりゴチャゴチャになってしまったのが残念です。オニサンティ教会がとてもきれいな淡いブルーで印象てきでした。
怖い思いもせず、足場の良いホテルを選んでいただいたので快適な旅ができました。有難うございました。自分の足で回った分、いつもの旅行より元気に帰国した気がします。やはりお仕着せの、ローマの街中のちょっとの距離もバスに乗せられると一体どこにあるのか全く分からないまま終わってしまいますが、地図がしっかり頭に入り、個人旅行の良いところを実感しました。
冬だったのでコートの中に貴重品を入れておけたのも良かったと思います。非常ベル(紐を引くとブザーが鳴る)も用意して行きましたが、一度も使うことがありませんでした。
又体力をつけて、バスのツアーではなく自分の足で回る旅をしたいと思います。
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