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齋藤様 10/29発 2011 バッハ、ショパン、アウシュウ゛ィッツをめぐる旅
前略
ご丁寧なメールありがとうございました。荷物もまとめて、
忘れ物もないかな、と確認しているところに、電話をかけてくるところ
などは、たいしたもんだと感心しました。
海外の旅に、多少のトラブルはつきもので、いっこうに気にはなりません。
普段から適当にやっているので、この旅行でも、そのことで、娘にしょっちゅう
怒られていました。それでも、飛行機、鉄道、電車、バスなどでは、
窓側に座らせてくれるし、ビールやジュースやら、気をきかせて買って
きてくれるし、口は悪いけど案外に、やさしくしてくれるので、
それが一番の旅の収穫かもしれません。
タクシーなどは使わず、すべて公共交通を使いました。
旅の印象として感じたことは、やはり、東と西の経済格差でしょうか。
食事は、誤解を恐れずにいえば、とくに街のレストランのそれは、量だけは、
日本人には多すぎるくらいのものでしたが材料や料理法にバラエティが
あまりなく、国民レベルはまだまだ大変なんだなと思いました。
物価は日本の半分くらいでしょうか。飛行機の小さな窓からも、ポーランドや
旧東ドイツから西ドイツの国境を越えると明らかに、町並みや、各家々の豊かさ、
農地の手入れさ加減が、格段に変わるのを、実感しました。
でも、経済だけでは計れない貴重な文化遺産や、人々の日常をいまに残して
いることは、見た目の豊かさだけでは比較のできない、本物なのかもしれません。
私は、昔ながらのフィルムカメラなので、簡単に写真を添付できませんが、
娘のほうから送られてくるかも。
いずれにしても、毎日、お天気つづきで、それだけでも旅の95パーセントは
達成できたと思います。 早々
美弥子さま
Tの父より
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