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小島様/ クラシック音楽の旅 ドイツ〜デンマ−クへ
中島 美弥子様
11月7日無事日本に帰国してますドイツ・デンマ−クの旅の小島です。
帰国後、中島さんの日程の詳細に配慮されたドイツでの旅行と、旅先でのコンサ−トを、きめ細く選んで頂き、旅とコンサ−トの両面を、満足出来た感謝の気持ちを、
記してメ−ルを、お送り申し上げました。その際 旅紀行文と旅写真 前回は、出来なかったのを、今回は、作成して、お送りしたいと、メ−ルに記しましたが、
仕事の合間などで、悲しくもながらいまだ、半ばでございます。
前回の旅は、そのときで、購入2年のデジカメでしたが、充電電池のいきなり旅先
での充電不良や、カメラ自身の、不能で2〜3枚でしかとれず、1日たって翌日
新電池や、フル充電した電池を、いれてもなにしても、やっと2枚と言う、
情けない現状でした。それを、反省して、今回は、最新鋭の、富士写真の、
デジカメで写真のハイクオリティ-も、映像のフル・ハイビジョン・ム−ビ−で
しかもズ−ムでも光学式12倍対応のしろもので、持参し、意気揚々旅に出た
のですが、メモリ−が家のなかで、探し出すのに右往左往して、
なかなかみつけられず、大分労力が、費やされました。心痛みます出来事でしたが、やっと見つかりました。
ドイツ語教室の生徒仲間では、ドイツの、文化や生活や風習、教会の宗教と民衆と
その歴史に、感心があります。
街中での、ストリ−トでの、列車で旅する人々の、 綺麗な飾りのショウ・
ウィインド-、子供たち、北ドイツの海や町の風景、南ドイツのドナウ川の源流、
ウルム大聖堂は、何故世界一の高さ 、 マルチン・ルタ−は、ヴァルツブルク城で、
新約聖書を編纂した後、グ−テンブルクの活版印刷が、発明されただけで、宗教革命、カトリック教徒が減少し、プロテスタント教徒が増大したのか、なぜかなどなど。
なぜバッハは、宗教音楽を、膨大な数の曲を、作れたのか、その曲を、弾く
パイプルオルガン、弦楽器、木管楽器が、チェンバロが、作られ祭壇画や彫刻が
飾られた教会まわりには、広場が出来、市場が立ち、市庁舎が、出来て、音楽堂が
でき、終局的には、オペラハウスまでちゃんと立ってます。
今から1200年前から始まって、このように宗教が、市庁舎や、市民劇場、大聖堂
オペラハウスをも、ピアノや楽器や絵画、彫刻に至るまでの文化や芸術を、作って
きたのです。
バッハやヘンデル、ヴィバルデイは、宗教、文化、芸術を、オペラハウスを、
作り出した先駆者で、いまでも、東西ヨ−ロッパ、ロシアを、はじめ
その国民は、日常生活の一部分として暮らしに取り入れて、相互に共有する仕組みが、できており、自然のうちに生命力となっています。
今回の旅で、大都市でも中小地方都市でも、中年や、老夫婦など、隣同士や、住んでる近隣同士などの人々が、こぞって街や、村のホ−ルや、教会にいそいそと、
クラシック演奏会に、聴きにやってきます。
キ−ルの手作り木製の大梁大天井の木製教会に、深夜10時半に渡る管弦楽に、
オ−バ−やコ−トは、着たままで、聴き入ってました。まさに、クラシック音楽は、
自分たちの生活の一部分なのです。
そのために、船大工が、船と同じ艤装の骨組みで造りだしたと、旅ガイドの本に
でていました。みんなの共有財産なので、このような文化技術が、当時から、今に
繋がっています。
今回それらを、享受してまいりました。栄養豊かな文化や、宗教感、芸術を、
自分の身に、取り込んだ旅になったことは、言葉に言い尽くしえません。
どうもほんとに、苦労もあったことより、良き旅となったことが、なによりです。
この手紙を、書いて中島さんへの感謝の印と致します。なるべく簡単に、文面を
書くようにして、まとめなくては、いけません。
では、夜遅くなりましたので、このへんで。
小島
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