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硲 陽子様/スイスで親孝行7日間
ウェブトラベル
溝口さま
こんにちは!
大変遅くなりましたが、スイス旅行の写真と1週間の旅行記(のようなもの)を送ります。
拙い文章ですが、ご了承ください。
8月19日(日)
13:00 成田空港出発→18:30 ミラノ着
20:35 ミラノ発→22:00 チューリッヒ着
成田空港で、現地の週間天気予報を見ていたら、
なんと、スイスは、私たちの滞在期間がずっと雨模様・・・。
3人ちょっと、テンション下がり気味で機上の人に。
途中、ミラノ発の飛行機の出発が遅れて、チューリッヒ到着が30分ほど遅れました。
ミラノからの飛行中、ずっと雷雲の中にいたので、予想はしてましたが、
チューリッヒに到着したときは、大雨。しかも、寒い!!
8月20日(月)
朝起きたら雨が上がっていたので、また本降りになる前に
早めにベルンに行こうということになり、
8:32 チューリッヒ発の列車でベルンに。
トランクを駅のコインロッカーに入れて、
さっそく、観光案内所で、街の地図をもらって旧市街へ!
まだ午前中で、人数も少ない中、ゆっくり、牢獄塔、時計塔、
数々の噴水、大聖堂、とまわり、大聖堂裏のテラスへ。
そこからは、アーレ川のエメラルドグリーンの流れの美しさに
見とれること暫し・・・。
しかし、遠くの空に黒い雲が見えてきたので、急いでバラ公園に向かいました。
ぎりぎり、天気が変わらないうちに、丘の上までたどり着けたので、ベルンの街の全景を
ポストカードのように眺めることができました。
旧市街地に降りた途端に雨が振り出し、ちょうどお昼の時間だったので、コルンハウスケラーへ。
スイスワイン(白)とベルン名物のベルナープラッテをいただきました。
色々な種類のソーセージがそれぞれ個性豊かな味でどれもすばらしくとてもおいしかったです。
量が多いと聞いていたので、少なめに頼んだのですが、それでも満腹。
小雨の街中を、腹ごなしにウィンドウショッピングしながら歩きました。
それから、15:09 発のICE に乗り、車窓にトゥーン湖が現れ、感動しているうちに
インターラーケンオストに到着。
乗り換えて、雨の中、小さなシャレーが点々と見えてきて、グリンデルワルドに到着。
この日は、前回スイスを訪れたときに購入したVICTORINOXのナイフの替電池を手にいれ
(日本では売っていなかったため)、そのまま『EIGER』に、ラクレットを食べにいきました。
既にお腹がもたれてしまった母には、大麦のスープをすすめてみましたが、
ことのほか気に入ったようで、喜んで食べていました。
ラクレットは、前回食べ損ねたので4年越しの堪能でした。
ここでも、スイスワイン(白)をいただきました!!美味しい!
8月21日(火)
朝、5時に起き、太陽が出るのを祈りながら待っていると
夜明けとともに、青い空が!!
この日も恐らく午後から天気が崩れることが予想されたので、
8:00にはユングフラウヨッホに向けて登山電車に乗り込みました。
途中、クライネシャイデックからユングフラウヨッホへの車窓から
ユングフラウを拝観(笑)。
これが、最初で最後のユングフラウの姿でした・・・。
ユングフラウヨッホは、クライネシャイデック駅のライブ中継で
見たとおりの猛吹雪。まったく、何も見えなかったです。
前回に引き続き今回も、ユングフラウに振られました。
曇りの中小雨がパラついていましたが、せっかくスイスまで来たので当初の予定通り、
クライネシャイデックから登山電車でヴェンゲンに行き、ロープウェイでメンリッヒェンへ。
メンリッヒェンの駅舎で下のヴェンゲンで購入したサンドイッチで腹ごしらえをしてから、
クライネシャイデックまで、およそ1時間半のハイキングをしました。
終始なだらかなハイキングコースで、初ハイキングの母にも負担はかからず、楽しめたようです。
あいにくの天気でしたが、牛がゆっくり草をはむ広い高原の景色も堪能でき、
中止にしなくてよかったです。
夕方 16:00 には、グリンデルワルドに戻り、買い物などしつつ「ヒルシェン」へ
チーズフォンデュを食べに行きました。
父母には、ちょっと塩味がきつかったようですが、わたしは、たっぷりおいしくいただきました。
8月22日(水)
この日は、夜が明けてもガスが抜けきらず、早々にホテルをチェックアウトして
荷物だけ預かっていただき、8:05 のバスで、グローセシャイデックへ。
40分ほど揺られて辿り着いたグローセシャイデックには、神様からのプレゼントが。
晴れ渡った青空の中に、ヴェッターホルンとアイガーがドーーーーンっと鎮座してました。
あまりにも非現実すぎて、どの山が何なのか分からなかったので、バスの運転手に
丁寧に教えていただきました。この旅一番の感動(涙)。
やっと父に本物のアルプスを見せてあげることができました。
ただ、とにかく寒く急いで防寒用のレインパンツを履き、少しでも天気がいいうちにと
フィルストに向けてハイキングスタート。
日もどんどん高くなり、気温も上がり、前日に比べて高低差もあるため、
汗だくになりながら1時間50分ほど歩きました。さすがに母はここでダウン・・・。
フィルスト→バッハアルプゼー→フィルストのコースは、
母一人残して、父と二人で2時間コースを歩いてきました。
前回雪の中、フィルストからバッハアルプゼーに向かおうとして
途中遭難しそうになり(笑)あきらめたので、
達成感もある中、途中、ヴェッターホルンも顔を出し、
清々しい気分で山をおりました。
グリンデルワルドへ下山するロープウェイの中でも終始、
アイガー&ヴェッターホルンを堪能できました。
16:08 発の「ゴールデンパスライン」を指定予約していたので、
グリンデルワルド駅前でサンドイッチでランチを済ませ、インターラーケンオストへ。
ゴールデンパスラインのパノラマ車両に乗って、ブリエンツ湖を眺めながら、ルツェルンへ向かいました。
この日のホテルも、ルツェルン駅の目の前で、しかも、歴史のありそうな建物!!
部屋も広く、窓からは、城塞が見える、素敵なホテルでした。
夕食は、駅のMIGROSと総菜屋で、ご飯とワインを買って、ホテルの部屋で済ませました。
8月23日(木)
この日は、終日ルツェルンの街巡り。
快晴の中、朝一番にまず、ライオン記念碑、氷河公園へ。
ライオン記念碑前で、日本のツアー客のガイドさんの説明を
盗み聞きしながらスイスの歴史の一部に触れることができました。
氷河公園では、館内の親切なおじさんに教えてもらい、
タワーに登って、ルツェルン市街とピラトゥス山を一望。
それから、旧市街、カペル橋と巡り、シュプロイヤー橋を渡って
ギュイチュ展望台へ。
無人のロープウェイ(?)には驚きましたが、無事に展望台(ホテルの一部)に辿り着き、
朝一番とは逆からのルツェルンの街並とリギ山を眺めました。
風がとても気持ちよく、気がつくと30分ものんびりしていました。
そのあと、城壁を通って、また旧市街に戻ったところで、ちょうどお昼の時間。
ロイス川沿いのお店でイタリアンをいただきました。
この日は、中休みというか、のんびりしようと話していたので、旧市街で買い物をしてから、
湖畔沿いを散歩。
湖を見ながら、ベンチで読書などして、夕方まで過ごし、父母は、ホテルへ。
私は、ひとりで、イエズス教会や、ホーフ教会、ロイス川岸で
白鳥を見たり、
新市街地をまわったりして、夜まで過ごしました。
ホテルに戻ったら、同じホテルに宿泊しているトルコの方と翌日行く
シャフハウゼン、シュタイン・アム・ラインに行って来たが本当に美しい街たっだと、
明日は、インターラーケンに行くこと、お互い逆のルートだね、などと話して、
俄然、翌日に期待が高まりました!
8月24日(金)
朝、カーテンを開けると、この日も快晴!!
さっそく8:10発の列車に乗って、シュタイン・アム・ラインへ。
途中、チューリッヒからシャフハウゼンまで乗ったICEでは、車掌さんに、
「シャフハウゼンより先には、このパスでは行けませんよ~。指定席を取ってください。」と言われました。
何のことかと思ったら、シャフハウゼンの次の駅は、もうドイツなんですね!!
大陸なんだーと、改めて感じました。
シュタイン・アム・ラインには、10時半頃に到着。
既に観光客やサイクリングの人たちで町中は賑わってました。
まず、観光案内所に行って、ライン川クルーズの詳細を聞いてから、街を巡りました。
市庁舎前の広場で、母が思いのほか、壁画を施した美しい建物などに感動して、
今回初めて先頭に立って歩いてました!
私は2度目の訪問ですが、何度来ても本当に美しい街で、一度でいいから暮らしてみたいです。
アイスクリームとサンドイッチを買って、ライン川沿いのベンチでランチを取りながら、
船の時間を待っていたのですが、サイクリングに来ている人、子供の散歩に来ている人、
カヤック遊びに来ている人と、みんな楽しそう。短い夏を楽しんでいるのですね。
いよいよ船に乗り、シャフハウゼンへ1時間半の川下り。
日差しが強かったので、屋根のある席を選び、景色を楽しみました。
川岸では、泳いでいる人たちもたくさんいて羨ましい思いでみていると、ドイツの国旗をかかげたボートに
遭遇。ライン川は国際河川なんですよね。
シャフハウゼンに到着し、国鉄駅まで散歩しながら向かい、駅前から路線バスに乗って、ラインの滝へ。
どのバスに乗ればいいのかわからなく、停まってるバスの運転手に聞いたら英語が通じない!!
今回、初めて(笑)拙いドイツ語を使って、何とかラインの滝まで辿り着きました。
ラインの滝まで道中、父母は、どこに連れて行かれるのか・・・と不安そうでしたが、
滝を目の前にして二人とも大喜び!
父は、ベストポイントを一生懸命探して、シャッターをプッシュ!プッシュ!
来年の年賀状のデザインネタはつきないようです。
この日は、スイスでの最後の夜。ということで、街に食事に出ました。
Hotel Wilden Mannの1Fにあるブルーゲルシュトゥーベというレストランへ。
ルツェルン名物の子牛のクリーム煮が食べに行ったのですが、その日は仕入れていないとのことで、
似たようなメニューをいただきました。
また量が多いだろうと3人で一皿をシェアすると言ったところ、
「それじゃ、足りないわ、きっと。一人一皿でちょうどいいわよ」と言われ、
その通りにしたら案の定、食べきれず・・・。
でも、雰囲気のあるレストランで、料理もとてもおいしかったです。
一緒にいただいた、ルツェルン産のワインもフルーティで、
本に買って帰りたいくらいでした。
ちょうど日が沈む時間で、素晴らしい夕焼けに遭遇しました。
川の向こうに日が沈んで行く中、街の明かりと夕焼けが綺麗に滲んで、幻想的な世界でした。
8月25日(土)
ホテルをチェックアウトして、そのままルツェルン駅へ直行。
ホテルが駅の目の前だったので、楽に移動出来て本当に助かりました。
最終日は、夕方の飛行機で帰国なので、それまで、チューリッヒの街を巡ることにしました。
母の買い物をメインにしながら、リンデンホフの丘や、大聖堂(Grossmunster)をまわり、
途中リマト川で開催されていた水泳大会のようなものを見物。
父が、ランチは、オープンテラスで食べてみたいというので、聖母聖堂(Fraumunster)近くの
イタリアンのお店で、青空の下、パスタと最後のスイスワインをいただきました。
そのままチューリッヒ空港に向かい、ミラノ経由で翌日の夕方には日本に到着しました。
溝口さん、本当に色々お世話になりました。
年寄り二人を連れての旅行のため、いつもより危険がないようにかなり気を使わなければならなかった
のですが、心のどこかに、「何かあれば、溝口さんに連絡しよう!」という安心感があったので、
おかげさまで心から楽しむことができました。
また、ご手配いただいたホテルも、素敵な上、駅から近いのでとても便利で、ゆっくり滞在できました。
また、機会がありましたら、是非よろしくお願いします!!!
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