![]() |
![]() |
旅行プラン > ご利用ガイド > お客様からのお便り |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
N様ご夫妻/スイスの山々と歴史 (Land Only)
飯田様
こんにちは。
遅くなりましたが、スイス旅行の振り返りをお送りします。
今回の旅行は、
アフリカに押されてできた地球のシワを見に行こう!
マッターホルン、アイガー・メンヒ・ユングフラウを間近に体験しよう!
念願の絶壁と滝のラウターブルンネンに行っちゃおう!
でした。
おかげさまで、十二分に満喫してまいりました。
体調不良や乗り間違えなどプチトラブルはありましたが、
高地順応しながら余裕あるスケジュールだったのが幸いし、
すべてをこなし、すべて期待以上の興奮の毎日でした。
おとといくらいまで連続でスイスにいる夢を見ていました(笑)。
それぐらいこれまでとは違う衝撃があったのでしょう。
一度お会いして疑問点を詰められたのも幸いでした。
また機会を作れたら(作りたい!)、是非よろしくお願いいたします。
以下、記録も兼ねて、細かく長くて恐縮ですが、まとめましたのでご笑覧ください。
食事は最後にまとめました。
■1日目 7/3(木) 夜羽田発
2日前までの1週間、羽田ドーハ間のコードシェア便日航機が欠航(イランによるカタールアメリカ軍基地攻撃余波)
綱渡りの出発
羽田便がだめなら成田便に振りかえできると期待したが、一時はだめかと諦めかける
■2日目 7/4(金) ドーハからチューリッヒ
チューリッヒ中央駅からアドラーホテルまでヨーロッパの町並みを楽しみながら徒歩(往復とも)
ホテル眼の前の広場で吹奏楽
朝ゴミだらけの広場をブラシ付き清掃車がひっきりなしに往来
■3日目 7/5(土) チューリッヒからサンモリッツ
サンモリッツ駅からホテルまで徒歩 湖と街散策
ホテル前でジャズフェスティバル開催
■4日目 7/6(日) 氷河特急でツェルマットへ
ホテルの車でサンモリッツ駅へ
氷河特急 延々スイスの山と谷と川と滝と橋と台地の緑を満喫 写真撮りまくり
ツェルマット 木の家と小さな電気タクシーがおとぎ話の街のよう
ゴルナーグラート鉄道も素晴らしく、森林限界に出てホテルへ
雨予報がはずれラッキーだったが、マッターホルンは見えず
■5日目 7/7(月) マッターホルングレッシャーパラダイス
早朝のみマッターホルンを拝めた
ホテル眼の前のゴンドラでフーリへ下り、マッターホルングレッシャーパラダイスへ
マッターホルンはいつも一部雲がかかっていたけれど、絶景
マッターホルン氷河の中の氷の宮殿へ
帰りシュヴァルツゼー下車 昼食
リッフェルハウス1853のあるなだらかな斜めの台地を見て感激
ホテル前教会に行ってマーモットに遭遇
■6日目 7/8(火) ゴルナーグラート展望台 トレッキング
早朝マッターホルンは少し雲がかかる
ゴルナーグラート展望台は雪 その後やむ 氷河が綺麗!
ホテルまで絶景を見つつ歩いて下るがマッターホルンは全貌が見えず
■7日目 7/9(水) グリンデルヴァルトへ
快晴 美しいマッターホルンのモルゲンレーテ
またマーモットに会える
インターラーケンオストと思って降りたらウェスト 昼食をとって乗り直し
乗り換えで到着の遅れがあり、この年でトランクを抱えて階段下り上り爆走して間に合う(笑)
車両選択によっては乗り換えで相当歩く
クロイツ&ポストホテルからフィルストクリフウォークまで徒歩往復 少し雲
■8日目 7/10(木) ラウターブルンネン シルトホルン
頭回らず前日出遅れユングフラウヨッホの早い時間のチケットとれず
先にラウターブルンネンへ 疲れもあってグズグズして少し出遅れ
更に電車の遅れで、ツヴァイリュッチネンの乗り継ぎで焦って乗り間違い
これ方向違わない?と言っているうちにインターラーケンオストまでいって出直し
ラウターブルンネンからゴンドラでグリュッチアルプへ上り、
見たかったシュタウフバッハの滝を横から見て大感激!!
鉄道でミューレンへ アイガー・メンヒ・ユングフラウの絶景
シルトホルン頂上は時間が遅くなったのが祟ったか雲の中
しばらくいたけれど雲の切れ目なくアイガー・メンヒ・ユングフラウ見えず(お昼ごろ)
更に工事中で外周展望台は入れず
ビルク(ミューレン手前)へ降りる途中から正面にアイガー・メンヒ・ユングフラウが綺麗
新しくできたミューレンからシュテッヘルベルグ直通(ギンメルヴァルトをスキップ)の
世界一垂直に近いというゴンドラで谷に降りる
ゴンドラ真横に崖から落ちる滝 バス待ちの間、滝や小川近辺散策
バスでトリュンメルバッハの滝へ 洞窟のトルネードの滝堪能!
バスで見たかったシュタウフバッハの滝へ
バスを降りそこねて駅近くまで行くが、距離は変わらず、却って街を見られてよかった
滝の裏側まで登ったが水量少なく雨だれ程度
帰りの電車で日本人旅行者と話し込み、
ツヴァイグリュッチネンで危うく乗り過ごしてまた因縁のインターラーケンオストまで行くところだったけど、
気づいて無事帰り着く
■9日目 7/11(金) ユングフラウヨッホ
行きはアイガーエクスプレス・帰りは鉄道
スフィンクス展望台から氷河遠景を楽しみ、メンヒヨッホヒュッテまで歩く 中には入らず
高い崖の上のヒュッテ、50年前は氷河表面と同レベルだったと
戻ってアレッチ氷河の氷の宮殿、プラトー展望台へ
メンヒヨッホヒュッテまで歩いたので、当初2時間半で下りの予約をしたものの2時間オーバー
他にも同様の人達がいて、予約なし列に並んで最後に乗り込み 十分座れた
帰りの乗り換えクライネシャイデック近辺は、
グリンデルヴァルトとラウターブルンネン両方が見える尾根で超絶景!!
トレッキングできず残念
■10日目 7/12(土) ベルン ジュネーブ
荷物を預けベルン散策 古都中央の通り 泉 アインシュタインの家 教会
ローズガーデンでベルンの街を見ながら昼食 20代日本人女性がサーブ 出稼ぎの割が良いと
熊公園 アーレ川河畔 橋からの飛び込みなど見て、ジュネーブへ
■11日目 7/13(日) ジュネーブ
レマン湖の反対側へ サンピエール大聖堂はミサ中で入れず
ジュネーブ美術歴史博物館の前を通り、ロシア正教会へ
ミサ後の祝福を受ける列が進む様子を中で見られた
■12日目 7/14(月)
飛行機で目が醒めてシェードを上げたら、ちょうど眼の前に、あれはK2?!の驚き。
悪しき戦争による航路変更のラッキー
私は無神論者でお告げなど信じていませんが、不思議な偶然でした。
そしてすぐ横の谷の深さ!
蛇口の水や野外の泉の水を飲めること、
電車に犬や自転車と乗れて、レストランにも犬がいること、犬の糞専用ゴミ箱があること、
三つ星ホテルでもウォシュレットがないことなど(カタールは水シャワーがありますが)、
いろいろ驚きがありました。
■食事
初日チューリッヒの武器庫を改装したドイツビアレストランは、スモークソーセージが絶品でした。
人がひしめき合い、みんな声が大きくてガヤガヤと、外国~という感じでした。
もう一つはクリーム煮を頼みましたが、どちらも量が多い!
つけあわせのポテトやニョッキがすごい量。
そしてサンモリッツ、ツェルマットまで、旅の前半は信じられないしょっぱさで驚きました。
特にスープ。苦行のような。干し肉やチーズの比じゃないのです。どういうことなのでしょうね。
ドイツの田舎の保存食に慣れた舌なのでしょうか。
グリンデルヴァルトのバリーズバーもスープはとてもしょっぱかった。
グリンデルヴァルトでは、クロイツ&ポストの食事が美味しかった!
塩分も薄く味も良かった。ラクレットもスズキもリゾットも絶品。
サーブしてくれた女性が、夫が勤めていた会社のドイツ本拠地に近いシュヴァーベン地方出身で
(このあたりは南ドイツ風だという話から)、友達の姉妹がそこの社員だといって、盛り上がりました。
彼女は、何泊するの?、私は両親が出てくるから休みだけどね、と言っていましたが、
翌々日、すぐ裏のエーデルワイスチューべで食事をしたとき、再会してまた沸きました。ご両親も一緒でした。
このエーデルワイスチューべと、すでにご報告したジュネーブのEl Ruedoは、
なぜか予約が入っていませんでした。単に漏れなのでしょうけれど。問題なく食事はできました。
El Ruedoのマリアさんは、ここだけ受け付けた人の名前がわかっていたのが、余計謎ですね。
そういえば夫はお化け談が好きで、むかーしイギリスでお化け談の街歩きツアーに飛び込みで参加したことがあります。
今回調べたらどこも団体しか受け付けないと嘆いていました。
ちなみにEl Ruedoは、スペインバルという触れ込みでしたが、魚介等スペイン風の料理があったけれど、
他のレストランと同じような形式で、スターターやメイン等に別れていて、
スペインバルのタパスのように、あるいは日本の居酒屋のように、あれこれ小皿を選ぶという感じではありませんでした。
私達が選んだものにはオリーブもありませんでした。
チーズフォンデュは、グリンデルヴァルト2日めのBarry's Bar&Restaurantで美味しくいただきました。
チューリッヒのホテルアドラーでも、1Fのオープンレストランからいい匂いがしていました。
他のお店では意外にも食べている人は見かけず匂いもしませんでした。
ジュネーブでは、それまでのドイツ語の世界が、きっぱりフランス語になってドイツ語放送なし、
というのが印象的でした。
私は60歳前から断続的に膝が痛くなり(鵞足炎(膝の内側下の痛み) 体のバランスが崩れ筋肉が固くなるのが原因でケアを続けると治ります)
今年は春から痛くてスイス行きが危ぶまれていたのですが、無事完治して、 歩きたいだけ歩き回ることができました。
ゴルナーグラートから最初は一駅の予定でしたが、二駅分、ホテルまでおりられました。
ラウターブルンネンの滝の裏側は距離は短いものの上り続きでしたが、問題なく行けて幸いでした。
メンヒヨッホヒュッテもノープランでしたが、往復できました。
低酸素を心配していましたが(頭痛持ちだし、動き過ぎですぐ気持ち悪くなる)、
歩くのに息が上がりやすいだけで、問題ありませんでした。
少しずつ高地順応するプランを飯田さんにたてていただいたおかげと思っています。
山岳ホテルのリッフェルハウスは本当に良いところで、泊まって大正解でした。
高山病対策のグリコラミン(キャラメル)はキオスクにはなく、代わりにブドウ糖のタブレットを勧められました。
同じようなものだと2個所で言われ(有効成分は入ってないのに)、念の為に食べました。
グリコラミンはグリンデルヴァルトの薬局で見つけたのですが、高地順応のお陰でマッターホルン展望台も問題ありませんでしたし、
4000円超えだったのでやめました(笑)。
最初から薬局に行っていれば、不安で買っていたことでしょう。
また、私は雑穀やライ麦パンなど好きなのですが、最近はお腹の調子に響くようになって、
サンモリッツのホテルでうっかり茶色いパンを食べたせいか、低酸素と時差と疲れのせいもあってか、
旅の前半は下腹部の鈍痛(蠕動痛)と食欲低下、好きなビールすら飲みたいと思わないという不運に見舞われましたが、
ツェルマットから復調し幸いでした。
来年2月は二度目のタンザニア予定なのですが、
再来年秋頃を目指して、次の計画をたてようと夫と話しています。
(チーターの写真は、旅行中にタンザニアのガイドが送ってきたものでした(笑))
先のことは諸々どうなるやらですが、その節はまたお願いできたら幸いです。
素晴らしいスイスの旅プランを、本当にどうもありがとうございました!
お陰様で、存分に楽しむことができました。
感謝しています。
<< お客様からのお便りトップページに戻る