【2005-12-28 ご出発】
【担当コンシェルジュ】山岸 玲子
H.M 様／イタリア9日間
山岸様
おかげさまで、無事に楽しい旅を終えることができました。
スーツケースの件は、一緒に仕事をしているネイティブから、よくあることだと言われていたので、まぁそんなもんかなぁというかんじでした。でも、エールフランスに抗議しようと思います。
以下、思いつくまま、旅の感想です。
＜旅程＞
旅程の中に、ルッカのような田舎を入れておいて、大正解でした。
ローマ、フィレンツェは観光客だらけで、しかも都会なので、
「これぞイタリア！」という雰囲気を味わうためにはやはり、
田舎が一番だと思いました。
ルッカでは、人は優しいし、街は静かだし、
予約して頂いたレストランではお客みんなで年越しカウントダウンパーティーとなり、楽しいひとときでした。
大都会だけだと、観光疲れしてしまいます。
今度はぜひ、トスカーナの小都市をゆっくりぶらぶらしてみたいと思いました。
＜移動＞
●やはりシャルル・ドゴール空港は広い、広すぎる。乗り換えが大変です。
行きは、ご配慮頂いたおかげで悠々間に合いましたが、帰りがフィレンツェ→パリの出発が遅れ、ぎりぎりでした。
直通もしくは、もっとよい乗り換えが有ればよいのですが・・・。
●ユーロスターは、予約しておいて大正解でした。満席状態だったので、早くに予約していなかったら、乗れなかったかもしれません。自動チェックイン機も便利でした。
＜宿＞
●ローマ・・・改装したばかりできれいで、お湯の出もすばらしくよかった。駅にも近くて便利。でも、朝食はものすごくまずい。毎日外のバールで食べてました。やや部屋が狭いのが難点。バスタブもなかったが、仕方ない。そのかわりビデで足湯をして体を温めました。これは便利。
●ルッカ・・・駅に近く、湯船もあり部屋も広くて大満足。朝食は頼まず、バールで。
●フィレンツェ・・・ローマよりも広くて良い。立地も便利。
＜今後イタリアへ行かれる方へ＞
●物価がものすごく高い。特にローマは、デフレの日本よりももしかしたら高いかもしれません。
ユーロになったからですか？地元のスーパーにもいってみましたが、そこも高い。地元の方は暮らしが大変なのでは？
ユーロ高のせいもあるかもしれませんが・・・。買い物に期待している人には要忠告。
●ものすごく寒いので、完全防寒着が必要。私は毛糸の帽子に、靴下３枚、足用ホカロンと手持ちのホカロン持参。それでも、雨が降っていたので寒かった。なぜ地元の人はお風呂に入って芯から温まりたがらないのか不思議。
●ホテルがものすごく乾燥しているので、何か対策が有ればよいのですが・・・。部屋に湯沸かしポットやバスタブがないので、蒸気を充満させることもできず。何か良いアイディアがあれば、もっと快適になるはず。
●ウフィッツィは、予約して頂いて大正解。バチカン博物館は長蛇の列で、入れませんでした。絶対行きたい美術館は要予約だな、と思いました。
●レストランにて。観光地だと日本人はカモにされやすい。そんなにたくさんいらないのにワインを一本開けられたり、大きな魚を丸ごと持ってこられたり・・・。注文するときに、一緒に「量」も言うことを是非とも推奨。
・・・以上、つらつらと書きましたが、全般的にはとても好きな国になりました。あとは、やはりコミュニケーションができればもっと楽しいだろうになぁと思いました。イタリア人は案外シャイなのか、日本人はイタリア語がわからないと思っているのか、はじめから日本人とのコミュニケーションをあきらめているような所がありました。これはもったいない。こちらが少しでもイタリア語をはなせば、一気に優しくなりました。
今後、イタリアを好きになってくれる日本人が増えるように、わたしもいろいろと工夫していきたいと思います。
お世話になりました。
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