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H様/スイス・イタリア10日間
浦野様、いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
今年も「わがまま盛りだくさん、あちこち列車で巡る旅」、
行きたい街に乗りたい列車で移動する旅をプランニングしていただきました。
今回は自然と世界遺産をテーマにしたスイスから北イタリアへの旅、
イタリアは初個人旅行で移動距離もあり、心配な面もありましたが、
天気に恵まれトラブルにも遭わず、詳細な行程表を手に、
計画通り無事回ることができました。
チューリヒは伝統を感じるゆったりした街で、リマト川両岸の眺めが素敵でした。
ホテルは駅からとても近いのに周辺は落ち着いた雰囲気で、
夜の散策も安心して歩けました。
シュタインアムラインへの半日旅行、列車からラインの滝が見えて感激!
旧市街は小さいけれどさすが「ラインの宝石」、美しい壁画に感動しました。
ライン川岸辺のレストランでの昼食は、のどかな風景を楽しみながらいただきました。
ツエルマットはフランス語圏かと思ったらドイツ語も通じました。ケーブルカーでスネガまで行ってのハイキングは、
何も見えない雲中からの出発でしたが下るうちに少しずつ晴れてきて、
山の景色を楽しみながら歩きました。
途中の道でマーモットにもあいました!
念願のマッターホルンは運が悪いと何日も見えないことがあるそうで、
ぜひ見えますように!と思っていました。
1日目は雲で半分見えず、2日目のハイキングでは雲で全く見えず、
午後に晴れて半分程見えて、3日目の朝は快晴!
やっと美しい姿を見せてくれました。ゴルナ―グラート、行ってよかったです!
登山鉄道で登っていくと迫力ある山の姿がだんだん見えてきて、
終点のゴルナ―グラート展望台からは、4000M級の山と氷河が連なり、
360度パノラマの雄大な景色に感動しました。
レストランのディナーは私達だけで、マッターホルンが見える席でした。
薄雲をまとった山を見ながらいただきました。
ツエルマットの町では、多くの観光客で賑わうバーンホフ通りで
お土産選びを楽しみました。
ホテル近くの小さなレストランでは、ラクレットがおいしかった!
氷河特急からベルニナ特急への乗継地サンモリッツ、
ホテルの周りを散歩していると広場に大勢の人がいて、
街の旗を持った人を先頭にブラスバンドの行進が始まり、
その後ろをかわいい提灯やトーチを持った子供達が歩いていきました。
スイス建国記念日のイベントだったのでしょうか。
ミラノは人人人!
中央駅も大聖堂広場もガレリアも、観光客であふれていました。
S・M・デッレグラツイエ教会のあたりは落ち着いた街並みで、
チケットの交換もスムーズにでき、
「最後の晩餐」は見学グループでゆっくり見られました。
その後の美術館巡りと街歩きも楽しかったです。
スフォルツァ城では「ロンダニーニのピエタ」を間近に見て、
美術館の展示物の多さに驚き!
ブレラ絵画館では見たかったマンテーニャの「死せるキリスト」や
ラファエロの「マリアの結婚」他多くの絵画を鑑賞しているうちに時間が過ぎてしまい、
最後の目的地アンブロジアーナ絵画館に着いたのは閉館直後。
残念ながら入れなかったので、建物の写真を撮りました。
注意していたスリ、地下鉄のホームで近づいてきた女性3人のうちの1人が
地図を広げて見せ、その隙に別の1人が夫のポーチに手をかけてきて、
気付いて被害には遭いませんでしたが、人の多い場所では常に注意が必要と感じました。
モザイクが見たくて行ったラヴェンナ、街の表示もかわいいモザイク仕様で、
歩きやすくのどかでいい街でした。
モザイク画はどこも素晴らしかった!
サンヴィターレ教会ではずっと見たかったテオドラ皇后のモザイクを見て、
美しさと細密さに感動!ビザンチン文化を堪能しました。
乗り換えで寄り道のボローニャ、入った大聖堂では日曜礼拝が始まり、
荘厳なパイプオルガンの演奏やミサの様子が見られました。
レンガ色の建物や石造りの塔に中世を感じる街並みでした。
鉄道、今回は1等車のレイルパスを取っていただきありがとうございました。
普通車も特急列車も快適でした。
コース担当の夫はいつものようにアイパットに移したシミュレーションと
駅の発車掲示板とを見比べ、列車番号や発車時刻などを確認して、
正確さに感心していました。
氷河特急もベルニナ特急もパノラマカーの2人席で、
すばらしい景色が続く車窓を楽しみました。
氷河特急では席にメニューがおいてあり、発車してすぐにスタッフが注文を取りに来て、
予約がなくても食事ができました。
グロースサラダを頼んだら、本当に大きくてボリュームに驚き!
パン付きで十分昼食になり、ワインと一緒にいただきました。
ベルニナ特急では反対側に座るオーストリアの団体客の方とお話しして、
共に景色を楽しみながらの移動でした。
スイスからイタリアへ、ベルニナ線も迫力ある自然の風景が続き、
ミラノまで遠回りだけれど両方の特急に乗れてよかった!と思いました。
どのホテルも快適でした。
広さ、バスルーム、アメニティとも充実した部屋で、
朝食ではいろいろな内容を選んで食べ、滞在を楽しみながら、ゆっくり休みました。
チューリヒは部屋もバスルームも広くて驚き!
落ち着いたいいホテルでした。
ツエルマットは駅で迎えのスタッフさんに会えて電気カーに乗せてもらい、
ホテルに着きました。
朝食のレストランは山小屋風のかわいい飾りつけで、スタッフさんも親切でした。
夜ベランダに出ると、星空がとてもきれいに見えました。
連泊したミラノのホテルのフロント係は、
私達がホテルに戻ると「ボナセーラ!」と鍵を渡してくれる、楽しいおじさんでした。
片言のイタリア語会話が楽しかったです。
ラヴェンナのホテルはフロントの近くにフリードリンクコーナーがあって、
ハーブ入りの水がおいしかった。
朝食のコーヒーメーカーはイタリアらしくエスプレッソ、カプチーノ、
カフェラテと種類があって、全部飲みたかったけれどカプチーノにしました。
イタリアでは笑顔と単語でイタリア語が何とか通じました。
ホテルやレストラン、お店の他に、道を教えてもらったり、
駅の自動販売機の使い方を助けてくれたり、一般の人とも会話ができました。
向こうから声をかけてくるのは要注意ですが、
こちらから話しかけると皆さんとても親切で、
相手も笑顔を見せてくれるとうれしくなりました。
ミラノ風リゾット、ミラノ風カツレツ、マルゲリータ、タリアテッレ、
イタリアワイン、ジェラートにエスプレッソ、料理も安くておいしかったし、
イタリア、ぜひまた行きたいです。
抑えた予算にもかかわらず、よい内容を盛りだくさんにしていただいて、
ありがとうございました。
おかげさまでとても楽しい旅行ができました。
次回もまた、わがまま旅にお付き合いしていただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。(^_^)/
ハイキングの途中で出会ったマーモット
ゴルナ―グラート駅付近の風景
サンヴィターレ教会のモザイク
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