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坂本様/ 幸せな時間
今さま
楽しい旅行を計画してくださってありがとうござました。
美しい街を見ても、その日のことも直ぐ忘れてしまう私です。
帰国してもう一度楽しむため旅行記をつけました。
長くなりご迷惑かもしれませんが楽しかった思い出を
お知らせしたいです。ありがとうござました。
旅行記 Ⅰ
ブリッセル
15日成田からANAでブリュッセルに入る。2回の機内食、間食で
食べっぱなしのフライト。
宿泊先のホテルに着き近くの世界遺産グランプラス広場に。
世界で一番美しい広場とビクトルユゴーが讃えたそうだ。
異国情緒に圧倒された。溢れ出る人波に連れと離れてしまった。
探していた時、見知らぬ人と肩がさっと触れあい咄嗟に
「群衆」の歌が浮かんだ。(私はシャンソンを習っています)
界隈は甘いスイーツとフリット、名物のムール貝の店がひしめき合う。
驚きのスイーツ天国。
旅行記 Ⅱ
16日ブリュッセル
ホテルのレストランで朝食をめちゃくちゃ食べた~。
昼にレストランを予約しているのに大丈夫かな?でも
めちゃくちゃ美味しかったの。
で、それまでお腹を整えるためサブロン広場の蚤の市に行く。
赤と緑のストライプのテントが目印だ。
蚤の市にしては比較的高価なものがあった。
2点ほど買い急いだので明日も見に行こう。
近くにはGODIVA、ピエールマルコリーニ、WITTAMER等々
日本でも馴染みの有名店がひしめき、軒を並べている。
友達の情報では日本でも食べれるが、ここの地で味わうスイーツは
絶品だそうなので帰るまでには立ち寄りたい。でも甘すぎる物は苦手
目ぼしいお店を見つけて、次の目的コム.シェ.ソワまで探し歩く。
途中「世界三大がっかり」の小便小僧が小便をしていた(笑)
なぜがっかりなのか?と聞くと「銅像が小さいから」らしいけど、
あれが大きかったら目のやり場に困るよね
地図を便りに歩いてると車に乗った男性がマダム~と
声かけてきたので変な人かも知れないと無視してしまった。
後で思うと道を探していた私に親切に教えてあげようかと
思ったのかも知れない。言葉がわからないと言えど
merciとかJe ne parle pas français....せめてBonjour!とか言えば良かった。
連れにフランス語のシャンソン習っても何も喋れないのかと呆れられた。
旅行記Ⅳ
ブリッセル17日
毎日歩き疲れてホテルにたどり着いた頃には眠たくてしょうがない
夕飯も食べずに死んだように眠ってしまう。
正確に言うと朝食をいっぱい~頂くので昼食べるのがずーっと遅くなる。
地ビールを頂いて17時頃にはもう酔っぱらい状態。
だからちゃんとした夕食が食べれない。少しはスマートになっていいか!
お気に入りの朝食にワッフルを焼いてもらった。サクサクで甘すぎず口に合う。
さあ今日の予定は王立美術館のブリューゲル、ダリ×マグリットの観賞。
間近で見る事ができるのがヨーロッパの素敵なところ。
父親が幼い娘に絵の解説か何かを話している。
幸せな父親 幸せな娘
ルーベンスなどオールドマスターズの絵を見て特別展のダリ×マグリットのコーナーへ。
シュルレアリスムとか、私には理解力がない。夢や幻想など
非合理な潜在意識の世界を表現すること...思想とか精神とかわからないけど
彼らの頭のなかを割って覗いてみたい。
混沌とした色かなと思うけど以外とスカイブルーだったりして。
ブリューゲルの花の絵が好きだ。
歩き疲れるくらい観ることにも疲れた。
サブロン広場のヴィタメールのケーキを食べに坂を上る。
またメニューが読めない。直接幾つかのケーキを見せて頂いて
日本でも食べたことのあるケーキを注文した。
味?美味しいけど日本で食べるのと変わらない。
ここで食べたら絶品じゃなかったの?....回りを見渡した。
次々と見た事のないスイーツが運ばれる。そうなのか!
ここにしかないスイーツの事なのね。メニューが読めないせいで食べ損ねた~。
気を取り直してビールだ!ビールだ!クラフトビールだ!
店は古くて簡素なビアホールだったが、雰囲気よし!
でっぷり太ったおばさんが狭いテーブルの脇をさっとすり抜けて手際よくビールを運ぶ。
スーパードライかエビスくらいしか知らない私はメニューを見るだけで時間がかかる。
その彼女にホワイトビールを注文した。
彼女は私の肩に手を掛けてゆっくりと注文を繰り返しダコールと言った。
あ~酔っぱらった~。早くホテルに帰って眠りたい。
ドアを開ける。空気が冷たい。酔っぱらいには丁度いいか。
今夜のグランプレスは明かりもなく寂しく人もまばらだった。
旅行記Ⅴ 18日
ゲント ブルージュ
ブリッセル中央駅9時ゲントに向かう。
路面電車に乗り換えてコーレンマルクト駅で下車。目に飛び込んできたのは鐘楼。
貿易と織物で栄えた都市の象徴は曇り空にも映えていた。
聖ハーブ大聖堂で「神秘の子羊」を見る。絵画の説明をFさんがいろんな視点で説明してくれた。
聖職者が座るうす暗い祭壇には志をいれると「キリストの血」がみれるらしい。
レイエ川沿いを挟んで両岸にはギルドハウスが並ぶ。
当時の豪商たちの富と権力が伺える。
一旦ゲント駅まで帰って次の目的地ブルージュに向かう。
「屋根のない美術館」と言われるほどフォトジェニックな街。
鐘楼やベギン会修道院など市街全体が世界遺産で歴史的建造物が芸術的な景観を醸し出す。
...........
あ~ぁ記憶が定かでない。兎に角美しい街ゲントと
ブルージュの芸術的な景観を載せて記憶を辿ることにしよう。
記憶に残っているのはブルージュで食したシーフードレストラン。
皆が美味しい~の連発!オマールえびのガーリックオイルバター焼き、
ステーキ、オニオンスープなどはメニューの名前まで覚えているから複雑な気持ち。
旅行記Ⅵ 19日 アントワープ
アントワープの駅舎は大聖堂のように美しい。
プラットホームの屋根は鉄とガラスで繊細な曲線を描いている。ヨーロッパの駅舎は出会いと別れが似合う場所だ。
駅から大通りに出てもう一度振り返りこの素晴らしい駅を
写真に納めた。途中ベルギーの高級ショコラティエ「デルレイ」に立ち寄る。
チョコレート一粒一粒が宝石のように美しい。
宝石と言えば、アントワープはダイヤモンド取引の中心地で世界の8割がベルギーで扱われているそうだ。
ダイヤモンドの形のチョコをお土産に買い求めた。
ルーベンスの生家を見て聖母大聖堂へ。
広場にはフランダースの犬のネロとパトラッシュが石畳の中で?横たわっていた。
ネロはマリアの被昇天の絵を見たくて教会に通っていたとき
他に2枚の絵があることを知った。
キリストの磔刑とキリストの降架だ。ネロはキリストの降架の前で
パトラッシュに「僕も疲れたよ。なんだか眠いんだ」と言って
息絶えたそうだ。私はこのお話を知らなかったけど、
ネロとパトラッシュはこの聖母大聖堂の主役だな。
またアントワープの駅まで戻りブリッセルに帰る。
ここでガイドのFさんと別れ出国までの残り時間を過ごす。
最後にしたい事....もう一度やはりムール貝とワインだね。
ベルギーはとても石畳の似合う美しい街でした。
拙い旅行記ですがこの度お世話になりました皆さまに感謝しております。
沢山の写真も撮りました。またご縁がありましたら宜しくお願いいたします。
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