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【2012-09-06 ご出発】 【担当コンシェルジュ】高橋 知之

H様/母と娘の芸術旅行

高橋様、こんばんは。スペイン旅行のご報告です


一日目: まず関空からヘルシンキに着き 入国検査を受ける際、ここからはもう日本では無いので、いつもより注意して下さい、と母とOさんに伝えながら通過して、 さぁ、トランジットの間少しショッピングでも、、、と数メートル歩き出した所、後ろから若い2人の日本人の女性に 「あの~、Oさんですよね?」 と声をかけられました。

X線検査のトレイの中にパスポートを置いたままで係の方が名前を呼んでおられたと・・・・
いきなりでした・・・思っていたより 私の気を引き締めなくては、と思いました・・・・

ご本人も ビックリ&ショック で暫くは動揺されてました。

バラハス空港では送迎の方が私の名前のプレートを持ち 待って下さっていてスムーズにオスタルへ到着し、画家の先生と少しお話して、明日に備えて早めに就寝しました。


二日目: 午前中のマドリッド半日観光の集合場所へタクシーで無事到着。まずはスペイン広場へ。日本人ガイドの あやさん とスペイン人の女性のガイドの方がついて下さり、私は少し安心気分でした。

ドンキホーテの像を皆で見上げている時 スペイン人の女性ガイドの方が私の母の元へ走ってかけつけて 「バッグに気をつけて!」と言われました。ルーマニア女性のスリが母のショルダーバックのファスナーを開けたらしく お陰様で未遂に終わりましたが・・・・

マドリッドに着いてから 何度も 「とにかくスリ、置き引きに気をつけて!」 と意識を変えてもらうために 何度も私が言ってるので、「うるさいでしょう?」 とOさんにボヤいてた母もビックリしたらしく それからは 私の言う事に従順でした。

ツアーに入ってるから ちょっと気を抜いていた私もいけませんでしたが、それ以後は、二人に前を歩いてもらって、私は後ろから監視する、という事にしました

初っ端の2日間で 2人に 神様が ガン! と一発やって下さったと 感謝です・・・ほんとにねぇ・・・・いきなりでした


半日観光後 プラド美術館に行き 皆で圧倒され 絵を楽しみました。 皆 疲れていたので プラド美術館のレストランで食べました。スペインならでは! という内容ではありませんでしたが、 まぁ こんなもんかな、という感じの食事でした。

歩いて プエルタデルソル に行き コルテイングレスやお店の探索をしました。 夕食もチェーン店の様なお店で簡単に済ませました。
 

三日目: 朝一番に歩いてテッセン美術館に行きました。

お昼は画家の先生ご夫妻と 18年間、スペインで画家生活をしておられる中村メイコさんのご長男(画家の先生を慕っておられる)のご家族と、私たち3人で 美味しいパエリヤのお店でランチしました。

ランチ後、ゴヤ通りを3人でブラブラ歩いて帰り セラーノ通りのLOEWEで母のお買いものに付き合いました。


四日目: 時間通り送迎の方が来て下さり、無事、アルタリアに乗ってグラナダへ。車中、3人共、熟睡でした。

グラナダのホテルは・・・最高でした!! 

もう夢みたいでした!利便性も良いし ツインルームを一人で使えてルンルンでした。

街中はマドリッドと違って ゆったりしていて 初めてバルでガスパチョを飲みました。少し時間があったのでブラブラお買い物しました。

そしてタクシーでアルハンブラ宮殿へ。イスラム文化を堪能しました。

木漏れ日の中で観る見事な幾何学模様の美しさは30年前に観た時の感動を呼び戻してくれました。

母もOさんも喜んでました。タクシーで街に戻り、再びお買い物、それぞれお土産や自分の物を買い3人ともご機嫌です。

夕食はお勧めいただいていたバルに行きましたが、定休日なのか閉店してしまったのか、閉まっていました。

そのお向かいにある、バルが雰囲気が良さそうなので、屋外の席に座り、とても美味しかったです。

治安も良いため、安心して くつろぎながら楽しめました。初めて、夜遅くまでブラブラしホテルのパティオにあるカフェで美味しいコーヒーを。     

とてもとても楽しい一日でした。


五日目: コルドバへ向かう電車の中で再び三人共、熟睡。コルドバのホテルはグラナダの近代的な雰囲気とはまた違って古い建物を利用した、スペインらしい素敵なホテルでした。私の部屋の電話が通じなかったので部屋を替えてもらうのに時間がかかったりしましたが、ま、それもスペインらしいと思いました。

月曜日だったため、ほとんどの施設が休館日だったのが少し残念でしたが、メスキータには行きました。あとは街をブラブラしてお買い物。

花の小道を探して行きましたが、あまりお花は咲いてませんでした。
夜は高橋様に勧めていただいたレストランへ。とても気さくな、日本人好きの初老のウエイターさんの面白かったこと。お隣の席の日本人のカップルとも積極的に話しかけておられ、皆で大笑いしました。

お食事もとても美味しく、Oさんがお肉全般食べれないため、終始 豊富なシーフードを堪能しました。 胃にもたれなくて かえって良かったです。

そのウエイターさんのお勧めでメスキータ近くの大橋に行き 夜のライトアップを楽しみました。夜の11時というのに全く危険を感じず、安心して歩いて帰りました。

六日目: AVEでマドリッドへ! とても綺麗な列車でした。でもやはり3人共 熟睡でした。書き忘れましたが、マドリッド→グラナダ間の列車の中でカフェテリアを経験しました。景色をゆっくり観られてとてもよかったです。30分くらい立ちながらカフェでお喋りしました。

マドリッドに到着しましたが、お二人も外国での振る舞いに慣れたので、来た直後よりはリラックスしながら街を歩けました。

私は相変わらず、二人の後を歩き、チェックしていましたが・・・・

やっとマヨール広場に行けて サンミゲル市場で 色んな物をつまみ食いした後、パラシオ・レアルへ。王宮は凄いですね。広大です。

王宮前の教会の前でアコーディオン奏者が歌っていたので 音楽好きの私はずっと聴いていたくて 母とOさんが王宮の中を閲覧している間の

小一時間、階段に座ってずっと歌や演奏を一人で聴いてました。 私は結構一人の時間が好きなのです。 30年前、気ままに自分のペースでスペインに滞在していた頃の記憶が戻ってきました。

お二人が戻ってきてタクシーで再度 サンミゲル市場へ。「はしご」してお腹一杯になりました。腹ごなしにオスタルまで歩いて帰り、オスタルの前のカフェでコーヒーを飲みました。

日も落ち始めた夕方、5人の音楽隊が何やら賑やかに演奏してくれる中、随分長い間座って最終日を楽しみました。

七日目: 帰路、バラハス空港へ。母が買ったLOEWEの財布のRefundを受け取るためのスタンプを押してもらう場所が非常にわかりにくく、何度も人に聞きまわり やっと辿りつきました。ものすごくわかりにくい場所にポツンとありました。

ヘルシンキでは案内の方に、パスポートコントロールは混んでるかもしれないし、ゲートまで遠いし 急いで! と言われ 結構急ぎました。

結果的にはそんなに急ぐ必要は無かったのですが・・・・。Refundのデスクで受け取り、レートはどうかわかりませんがヘルシンキでユーロを円に替えました。

八日目: 朝、無事、関空に着きました。色々、気をもむことや緊張が走った場面がありましたが、全員が病気も怪我もせず、パスポートを紛失する事もなく、スリや置き引きに遭う事こともなく(未遂はありましたが)二人とも、「楽しかったねぇ! アッという間やったねぇ!」 と喜んでくれたので、良かったなと思いました。(私は任務終了!という感じでした)


今回の旅行を 高橋様にお願いして 本当に良かったです。 高橋様がスペインの事を大好きだというのが強く伝わってきます。

迅速な対応、洗練された計画表など 本当に満足致しました。フィンランド航空はとても素敵な航空会社だと思いました。機内のインテリアの配色もよく、座席も 2-3-2 なので 気分的にゆったりしていました。アテンダントの方も皆さん、親切でした。ヘルシンキ空港では北欧を垣間見れたのも良かったです。


今 パートに行ってる会社の社員の方がオーストラリアに星の観察を兼ねて新婚旅行を考えておられたので ウエブトラベルさんを紹介したところ、予約されて行かれるようです。日程も自分たちでリクエストできたので とても喜んでおられました。

高橋様、本当に本当にありがとうございました。


私の大好きなスペイン、スペイン語の音、人々の陽気さ、親しさ、街中の雰囲気、美味しい食べ物・・・不況で大変でしょうけどやっぱり好きです


最高の時間をありがとうございました。



お礼をこめて



H様より




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