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O様/南イタリア:ナポリ・マテーラ・アルベロベッロ&ローマ9日間
柴田様
こんばんは。
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
トラブルに巻き込まれることなく、無事帰りました。
行きたいところは全て観光できました。もちろん青の洞窟もです。
ちょっと詰め込みすぎた感はありましたが・・・
ナポリのキアイアホテルは、部屋の雰囲気がそれぞれ違っていて
イタリアっぽい配色の部屋でした。
バスタブも付いていましたし、ジャグジーも付いているようでしたが、
ボタンを押しても動きませんでした。残念。
母の泊まった部屋も動かなかったようです。
でも部屋は広かったし、窓を開けると洗濯物が干してあったりして、
ナポリっぽくて楽しかったです。
キアイア通りは夜中まで大勢の人が大騒ぎで、ナポリの熱気を感じました。
土曜日が特に深夜まで大騒ぎでした。
到着した日だったせいもあり、爆睡でしたが、眠れない人もいたと思います。
海外でイベントでもないのに夜中まであんな人ごみだったのは初めて見ました。
到着した土曜日、空港で待っていた専用車のおじさんは英語が殆ど通じない方で
車まで(5分くらい)とっとと歩いて向かってしまったので追いつくのに大変でした。
しかも運転がかなり荒かった。タクシーにも乗りましたが、あの荒さが普通なのかと
感心したくらいです。
ホテルで少し休憩して、ナポリの地下遺跡に行きました。
ホテルから歩いて20分位と聞いたので、徒歩で向かったら、途中、道に迷ってしまい、
1時間ちょっとかかってしまいました。
途中、ジェラートを食べたり、写真撮ったりしていたのが原因かもしれません。
因みにここで食べたジェラートはスゴイ不味かったんです。
ローマまで来てやっと分かりましたが、お店によって全く味が違うんですね。
(ローマ・ナヴォナ広場で食べたジェラートは、びっくりするくらいジューシーで
美味しかった)
2日目は、前日に続き快晴でしたので、港に行って青の洞窟に入れるかどうか確認しに
行ったのですが、観光客でごった返していました。
チケット売り場の前に立っている人に声をかけたら、早口な英語(でも殆ど訛っていて
聞き取れない)で早くチケットを買えって言われたと思うんですが、流されるままに
フェリーのチケットを購入してしまいました。 10時位のフェリーに乗ったのですが、
カプリ島に着いてからもすぐ青の洞窟までの船に乗れました。
青の洞窟前の小船に乗り換えるのも15分位の待ち時間で乗れ、すぐ洞窟内に入れました。
洞窟前で待っている間と出てきた後、小船から港までの船に乗り換えて全員乗船するまで
の待ち時間は、かなり揺れました。母がかなり船酔いしてしまい、可哀想なくらいでした。
(カプリ島に戻ってきて、陸地に着いたとたん、母の体調は戻りました)
でも青の洞窟は期待を裏切らないくらい綺麗で、感激しました。
母も船酔いしながら感動してました。
ポンペイ遺跡には、絶対行きたかったので、ソレント行きのフェリーがあったので
ソレント経由でポンペイ遺跡に向かうことにしました。
ソレントはリゾートっぽい雰囲気でのんびりした感じがとても気に入りました。
実はここで適当に入ったカフェのカルボナーラが旅行中1番のお気に入りです。
結局、ポンペイ遺跡には夕方到着し、
ひと気が殆どない状態で観光していました。
おそらく遺跡を出たのは、閉館時間直前だと思います。
赤く染まった夕暮れ時のポンペイ遺跡
(後ろはヴォスヴィオ山)は色鮮やかで、
ここもとても思い出に残りました。
余談ですが、ナポリ・ポンペイ・・・いづれの町でも野良犬の多さにびっくりです。
ナポリが特に気になりました。
(犬のウンチもいっぱい落ちていて踏みそうになることが多々ありました)
3日目は、10時に専用車の方(おそらく30代)が迎えにきて、マテーラに向かいました。
この方は、日本で走ってもかなり安心な安全運転だと思います。
よく気がつく方で、とても親切な心くばりを感じました。
柴田さんのリクエストのおかげです。本当にありがとうございました。
マテーラに着いたのは、お昼の1時くらいで町はかなり静まり返っていて
迷路のような階段も堪能できました。
その後、アルベロベッロに向かい、ホテル受付でチェックインして案内されたトゥルッリ
の可愛さに感動してしまいました。インテリアも可愛いし、中庭はパラソル付のテーブル
があり、屋根に登ると一面トゥルッリの屋根がひしめき合っていて、本当におとぎの国に
いるようでした。
イタリアに着いてから、連日真夏のような暑さだったのですが、アルベロベッロは
一番南に位置するのに、一番冷え込みがきつかったような気がします。
主人に言わせると、空調がスイッチだけで全く効いていなかった。とのこと。
確かに部屋の中は寒かったです。
テレビもなかったので、シャワーを浴びたら即ベッドに直行といった感じでした。
次の日、柴田さんに教えていただいたレストランを見つけたのですが2件ともお休みでした。
他のレストランもお休みのようでしたので、火曜日定休が多いのでしょうか?
アルベロベッロ在住の日本人女性が営んでいる土産店があり、色々とお世話になってしまい
ました。
イタリア人のご主人もとても気さくな方で、店頭に並んでいたリキュールがサボテンの
実とのことだったので、食べたことがないしどんな味か聞いていたら、
生のサボテンの実を切って出してくださいました。
種が大きめでかなりの量が入っているので果肉と一緒に飲み込むしかなくて、違和感はあり
ましたが、とてもジューシーでとても美味しくて気に入ってしまいました。
柴田さんは召し上がったことありますか?
帰国して、主人は育てて食べようとインターネットで調べていました。
5日目、ローマへ列車での移動なので、余裕を持って早めにバーリに着くよう列車に乗りま
した。バーリは思った以上に人で溢れかえっていてびっくりしました。
想像では、ちょっと大きめの町くらいのイメージでしたので・・・
2時間くらいあったので、駅で荷物を預け散策していました。教会がとても印象的でした。
あまり華美ではないのですが、厳粛の中にも暖かさを感じる教会でしたよ。
その後、ES列車に乗れたのですが、スーツケースが大きいこともあり置く場所がなく、
始発でもないため、母のスーツケースも足元に置く状態でした。
仕方なく主人は連結部の通路で、スーツケースを持って立っていました。
結局ローマの一つ手前の駅から主人は座りました。
一つ手前の駅を過ぎれば、新しく乗ってくる人がいないため座席との間の通路に置いても
大丈夫だろうということでやっと座れました。
主人が実質座れたのは1時間ちょっとです。
日本の新幹線よりも小さめなので、ES列車に乗る際はあまり大きなスーツケースはやめた
ほうが良いですね。とても教訓になりました。
1等車にすればまた違ったのかもしれませんが。
ローマも行きたいところ全て見ることができました。
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、真実の口、スペイン広場、
トレビの泉、ヴァチカン・・・
全て待ち時間もなく、タイミング良く、すんなりと入り
見ることができました。
真実の口とヴァチカンは覚悟して向かったので、
拍子抜けといった感じです。
周るところ全てにおいて、建造物が大きくて圧倒されました。
ローマは特に、道端に石造が転がっている状態で、これもまた衝撃的でした。
またまた余談ですが、ローマ地下鉄の朝のラッシュは日本並みのぎゅうぎゅうさで、
かなりびっくりしました。
帰国日以外は全て快晴で暑かったですね。少々肌が焼けたようです。
最終日にヴァチカンに行く際、かなりのどしゃ降りでしたが、
空港に向かう頃には、雨は上がり晴れていました。
逆にパリがかなり寒かったです。
行きの乗り継ぎの際は、早朝に到着したためか一度外に出されました。
空港でボーッとして過ごしてしまったのですが、
タクシー捕まえてパリ中心地に行けばよかったと少し後悔しました。
トラブルに巻き込まれることなく無事帰国できたことは、本当に幸運だったと思います。
母の初めての海外旅行も忙しくはありましたが、色々観て回ることは良かったと思います。
出発直前までバタバタしてご迷惑をおかけしましたが、柴田さんのご尽力のおかげで
とても思い出になる旅行になりました。
ありがとうございます。
とても感謝しています。
お知らせしたいことが沢山ありすぎて、かなり長~い文章になってしまいました。
申し訳ございません。
次に海外旅行を企画する際は、柴田さんにまたご相談したいと思います。
その時はまた是非よろしくお願いいたします
秋も深まり、益々寒くなり始めています。
お風邪など召しませんようご自愛ください。
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