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お客様からのお便り
【2010-05-10 ご出発】 【担当コンシェルジュ】遠藤 英子

藤森 由起子様/Y&K 憧れのパリ&ブルージュ 13日間

遠藤様

すっかり遅くなってしまいましたが、帰国から1ヶ月が経ち、
夢のようなパリでの日々を、時々懐かしく思い出しながら
仕事や家事に励んでいます。

改めまして、たいへん充実したパリ旅行ができたことを
遠藤さんに心から感謝します。

娘も、とても満足しております。
満足度は200パーセントと言っても過言ではありません。

今回は、目的地をパリだけに絞って、一つのホテルに滞在したのが
良かったと思います。

ホテルも立地が良いだけでなく、居心地の良い素晴らしいホテルでした。
また、娘と二人だけということで、行きたい場所や、やりたいことについての
意見の一致が早く、時間を有効に使って、パリの街を思う存分満喫することができました。

一泊二日で行ったベルギーのブルージュも、パリとは違う良さがたくさんあって、
今回の旅行に組み入れていただいて、良かったと思います。

旅行でただ一つ困ったのは、パリが関東の真冬のような寒さだったことです。
私はある程度冬支度を持って行ったのですが、娘の持参した衣類は春用ばかりでした。

最初の5日間は特に寒くて、震えながらの観光でした。
それで、3日目の夕方に翌日も雨降りになると分かった時点で、
4日目の午前に予定していた自転車ツアーを、ツアー会社に電話して
キャンセルしてしまいました。
(ツアー会社の係の人から、遠藤さんにすぐに連絡を入れるようにと言われたのに、
今頃になっての報告ですみません)
結果的には4日目も雨降りで非常に寒かったので、キャンセルして正解でした。
もしも冷たい雨の中、自転車でパリ市内を回っていたら、
確実に風邪を引いただろうと思います。

全体的にゆったりとした行程だったので、体調を崩すこともなく
元気に、楽しく旅行を終えることができました。

また、ミュージアム・パスを用意していただいたおかげで
念願のルーヴル美術館、オルセー美術館、ヴェルサイユ宮殿を
4日間、心ゆくまで見ることができました。


ここからは旅行の報告です。

【1日目:5/10(月)】
<飛行時間12時間半>

着いたらパリは雨、送迎車にてホテルへ。
部屋は6階のモダンな青い部屋。
ポンパドール婦人の邸宅だっただけに、素敵なホテルでした。

パリのホテルにて

向かいのレストランにて夕食。出された料理の量の多さに驚きました。
フランスでもベルギーでも、食事の度に一人前の量は日本の2~3倍はありました。
美しいフランス女性たちが、それらを平気で完食しているので二度びっくりです。


【2日目:5/11(火)】 雨(一日中雨降り、最高気温7℃)
<オペラ地区を徒歩でめぐり、夕方はムーラン・ルージュへ>

ホテル地階にて朝食。
毎日全く同じメニューで、
パン(フランスパン、クロワッサン、チョコ・クロワッサン、レーズン菓子パン)、
オレンジジュース、ココアor紅茶、ハム、チーズ、ジャム。
いつも和朝食の私には、フランスらしい朝食が新鮮で、毎日美味しくいただきました。

朝食後は、早速オペラ地区めぐり。

夜は、ムーラン・ルージュ・ディナーショーへ。
ムーラン・ルージュは、そこだけが別世界。写真撮影禁止なのが残念でした。
ショーは想像以上の素晴らしさでした。
美男(185センチ以上)・美女(175センチ以上)の歌と踊り、合い間には、
マッスル・パフォーマンス(シルク・ド・ソレイユみたいに凄かった)と腹話術。
幕間とはいえ、どちらも大変楽しめました。1時間半のショーがあっという間でした。


【3日目:5/12(水)】 曇り(最高気温7℃)
<ヴェルサイユ宮殿へ、電車で遠足>

国鉄C5線で、Versailles-Rive-Gauche駅へ。
駅から徒歩10分ほど、皆が行く方向へ一緒に歩いたら、ヴェルサイユ宮殿到着。
ヴェルサイユ宮殿の印象は、まさに“すごい!”の一言でした。
持ち物検査、身体検査あり。
順路に従って各部屋を回り、あまりの素晴らしさに驚くばかりでした。

帰りは、再びC5線でオルセー駅へ。
パリでは、いたる所にマロニエの花が満開に咲いていました。
パリの街並みに、マロニエの花がよく似合っていました。


【4日目:5/13(木)】 曇り一時雨(最高気温6℃)
<6時間のルーヴル美術館見学と、セーヌ川ディナークルーズ>

ルーヴルは、開館前に並んで、開館と同時に入館。
先ず2階の「モナリザ」へと急ぎ、ゆっくりと鑑賞しました。
館内は、天井から壁から素晴らしい作品ばかりで、感動の連続でした。
フラッシュ無しの条件ですが、撮影OK(これには驚きました)だったので
写真を撮りまくりました。

ルーヴル美術館

セーヌ川クルーズでは、私たち以外は全員欧米人で、
案内放送はフランス語と、フランス語訛りの英語でした。
ディナークルーズとはいっても、日没が9時近いので、日本の3時頃のような明るさで
両岸の景色をゆっくり楽しみました。

下船後はバスでエッフェル塔へ。
天気が悪いにもかかわらず、たくさんの人出でエレベーターは大行列、
2階へ上がって、パリの景色を楽しみました。

それからエッフェル塔を後にして、市内イルミネーション・ツアーへ。
夜景で有名なだけあって、素晴らしい景色でした。
特にエッフェル塔のイルミネーションが感動的でした。

エッフェル塔と


【5日目:5/14(金)】 曇り時々雨
<サン・ジェルマン方面めぐり>

メトロに初乗車し、シテ島のノートルダム寺院へ。
聞きしに優る、素晴らしい教会でした。有名なバラ窓も、とても綺麗でした。
内部は蝋燭が灯り、暗く厳かな雰囲気で、司教の礼拝の声が響いていました。

それから、サン・ジェルマンをゆっくりと散策。

夕食はホテルの近くで、サッポロラーメンを食べました。
フランスだから、もちろん大盛り。
久し振りの和食が嬉しく、妙に美味しく感じました。
店内は客で混雑し、店を出る頃には長蛇の列。
ラーメンは、フランス人にも人気があるようです。


【6日目:5/15(土)】 晴れ(パリに来て、初の太陽)
<凱旋門&オルセー美術館へ>

メトロで凱旋門へ行きました。
晴れたとはいえ、冷たい風が吹き、とても寒かったです。
凱旋門は、ミュージアムパスで入場、螺旋階段で上がり、
360度のパノラマを満喫しました。
青空の下のパリ市街が遠くまで見渡せて、最高に気分が良く
いつまでも眺めていたい気持ちでした。

それからシャンゼリゼ通りを歩いて、カフェ「シェ・クレマン」で
クラフト、クレーム・ブリュレ、ショコラ・ショー、カフェ・クレーム。
クラフトが最高に美味しかったです。

ホテルに戻ってから、徒歩にてオルセー美術館へ行きました。
駅舎だった所を改造した美術館で、小ぢんまりして、見学し易く思いました。
こちらは残念ながら、カメラ撮影禁止。そのお陰でゆっくりと鑑賞できました。


【7日目:5/16(日)】 晴れ
<ロワール古城めぐりのバス・ツアー>

ロワール地方は暖かく、花が咲き乱れていました。
途中の畑は一面、菜の花の黄色と小麦の緑色に覆われていました。

クロ・リュセ(ダ・ヴィンチの晩年の住居)、シャンボール城、
シュノンソー城をまわりました。
美しいお城は、まるで中世に迷い込んだかのようでした。


【8日目:5/17(月)】 雨のち晴れ
<モンマルトル地区めぐり>

メトロでモンマルトルへ。
何軒かの店を見てから、フニクレールに乗ってサクレ・クール寺院へ。
こちらもステンドグラスが美しい、素晴らしい教会でした。

その後、大勢の絵描きが広場じゅうに店を広げているテルトル広場へ。
記念に、それぞれ気に入った絵を1枚ずつ買いました。


【9日目:5/18(火)】 晴れ
<ブルージュ1泊2日小旅行>

パリ北駅から、特急Thalysに乗って、まずはブリュッセルへ。
そこから地方列車に乗り換えて、ブルージュへ。

ブルージュ駅からは、バスでマルクト広場に。
バスを降りると、そこはまるでおとぎの国のよう。
鐘楼や、可愛らしい家々に囲まれた広場を、観光馬車が走っていました。

さっそく広場のカフェでランチ。
1時にホテルへ行ったところ、予約がキャンセルされていると言われて
仰天しましたが、3時までに部屋を用意してくれるとのことでホッとしました。

時間があるので、町を散策しました。旧市街全体が世界遺産だけに、
どちらに目を向けても絵になる美しい街並みでした。

そして、ずっと乗りたいと思っていた運河クルーズに、早速乗り込みました。

ブルージュの運河

それから、ベルギーに来たからにはワッフルを食べなくちゃということで、
マルクト広場のカフェに寄って、最高に美味しいワッフルに舌鼓を打ちました。


【10日目:5/19(水)】 晴れ
<ブルージュからパリへ戻る>

朝食後、再びマルクト広場へ。
朝市で広場が埋め尽くされ、大勢の人たちが買い物をしていました。

まずは鐘楼(世界遺産)に上って旧市街を一望しようと、
300段以上の階段を頑張って上りました。
思っていた以上に素晴らしい景色で、疲れも吹き飛びました。

お昼は、再び昨日のカフェでワッフル。
ブルージュ最後の食事をゆっくり食べた後は、運河のほとりを散歩して
名残を惜しみました。


【11日目:5/20(木)】 晴れ
<再度、ルーヴル美術館へ>

ルーヴル美術館で、4日目と同じく6時間を過ごす。
前回は、写真を撮るのに一生懸命過ぎて、ゆっくり見られなかったので、
なるべく写真を撮らずに、椅子に座りながらゆっくり鑑賞しました。

どの作品も、あまりにも素晴らし過ぎて、4日目と合わせて12時間鑑賞しても
まだまだ見足りない気持ちでした。

夕方からオペラ座へ行き、「カフェ・ド・ラ・ペ」で、フランス最後のディナーを奮発。


【12日目:5/21(金)】 晴れ
<帰国の途に>

帰国するのが悔しいほどの、ぴっかぴかの晴天。
送迎車でパリ「シャルル・ド・ゴール」空港へ。
チェックイン・カウンターで、大幅な重量オーバーが発覚!!!
二人でなんと7㌔。涙を呑んで大金を支払い、出国ゲートへ。

フランス最後のショコラ・ショー(ホットココア)と、
アプリコットタルトでお茶をし、搭乗ゲートへ。

さようなら、パリ。


簡単に報告するつもりが、長くなってしまいました。

遠藤さんにお世話になるのは、娘の新婚旅行を含めると5回になりましたが、
このパリ旅行も、遠藤さんにお願いして、本当に良かったと思います。
おかげで、娘との素晴らしい思い出ができました。
ありがとうございました。

まだまだ行きたい所がたくさんありますから、これからもよろしくお願いします。

藤森 由起子



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