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お客様からのお便り
【2009-12-27 ご出発】 【担当コンシェルジュ】遠藤 英子

K様ご夫妻/スペイン&フランス「バスクの旅」9日間

遠藤様

こんにちは。Kです。
ご連絡がすっかり遅くなり、申し訳ありません!

帰国してくるなり、夫婦そろって風邪をひいてしまい、ダウンしていました。
(おそらく発信元は、帰りの機内で隣だったフランス人のマダムと思われます!)
何しろ、微熱と咳が長引き、なかなか回復しませんでした。
私の夫は、まだゴホゴホいっています。
もっと早くにご連絡をしたかったのに、すみませんでした。
遠藤さんもお気をつけ下さい。

スペイン、フランスとも「バスク地方は素晴らしかった!」のひとことです。
とにかく街がきれいで、海も穏やか、人々も品があって優しくて。
日本とはまるで違う気候と文化に、圧倒されまくりでした。

特に印象的だったことを箇条書きに。。。

【サン・セバスティアン】

●バルのピンチョス、タパスの数々 
 肉厚のアンチョビが忘れられません!
 お店の方も非常に親切。言葉がわからなくても大丈夫。
 現地の方は、朝っぱらからバルで一杯やりつつ朝食?なのですね。
 うらやましいです!

●チャコリ
 日本ではなく、あの場所でもう一度味わいたいです。

フォアグラ丼●日本人シェフのお店「txubillo」のフォアグラ丼 
 ちょっと日本のお米が恋しくなっていた時に、
 インフォメーション・センターで紹介してもらいました。
 ランチで行ったのですが、ほとんど予約でいっぱい。
 てんぷらや寿司などのメニューもあり、
 地元の人たちには人気があるようです。
 
 ですが、バスクならではの料理も充実していました。
 私たちは「バスクならではのメニュー」にしましたが、どれもおいしく、
 全体的にレベルの高いお店のようです。
 こういうお店が遠く離れた地で、現地の方に愛されていることが
 とても嬉しかったです。
海水浴をしていたおじいさん

Eusko Tren

●コンチャ海岸で、海水浴をしていたおじいさん 
 真冬にもかかわらず、数人、海水浴をしていた方が
 いましたが、このおじいさんは、ずっと海でぷかぷかと、
 海水浴を楽しんでいました。
 文化の違いというか何というか、何かコメディでも
 見ているようで微笑ましかったです。

●のんびりとした、水色の列車「Eusko Tren」での移動 
 2両編成の、ゆっくりとした電車でした。
 日本の田舎を走る、鈍行列車のようなものなんでしょうね。
 車窓から見える牧場や、家々の風景が印象的でした。
 山羊や羊も見えました。
 農業大国なのだなぁと、しみじみ。



●「オタエギ」のクラシックで、かわいいお菓子&ラッピング 

かわいいお菓子&ラッピング

●ベレー帽のおじいさん率が高く、カワイイ!
 個人的に「おじいさん好き」なのですが、ヨーロッパの年配の方々の着こなしは
 非常にセンスが良く、勉強になります。
 ベレー帽は欠かせないものなんでしょうね。

●女の子のレベルが高く、抜群にカワイイ!
 スペイン側の女の子たちが、かわいくてびっくり。
 ペネロペ・クルスとは言いませんが、モデル並みの容姿の女の子がたくさんいて、
 目の保養になりました(笑)私は女ですが。

★街の人々がとっても親切でした。
 地図を持ってうろうろしていると、必ず助けてくれました。
 しかし、アジア人は珍しいのか、常に誰かに見られているような状況でした(笑)
 旅の道中、確かに日本人旅行者は1組くらいしか見かけませんでした。

 とにかく、食のレベルが非常に高く、ちょっとしたカフェでの食事も
 おいしかったです。
 こちらの方は、味覚が鋭いのでしょうか。


【バイヨンヌ】

●「Cazenave」の、これまたかわいいチョコレート
 見かけはクラシックですが、おいしかったです。

●「Patisserie Lionel Raux」のチョコレートドリンク
 うちの相方は、おかわりして2杯飲んでいました。
 洗練された味でした。

●「Pierre IBAIALDE」の生ハム

★なんといっても、ホテルでの「モエ」のサービス!
 遠藤さんがご手配してくださったのですよね?
 とっても嬉しかったです!生ハムと一緒においしくいただきました!

 ホテルもゆったりとしていて、街の中心にあったので快適でした。


【サン・ジャン・ド・リュズ】

●「メゾン・アダム」の絶品マカロンとガトーバスク
 お店もお菓子のパッケージも◎
 マカロンは、乾燥しないようジップロックに入れて日本にも持ち帰り、
 お土産にしました。
 日本で同じようものは、どこを探しても無いのではないでしょうか。
 すでに恋しいです。
 そして、さくらんぼジャムの入ったガトーバスクのおいしいこと!

●街のレストラン「シェパブロ」。温かいお店。
 このレストランで出会った、日本語の話せるおばあさん。
「なんでこの店に来たの?」と、しきりにたずねられました。
 地元の人が食堂的に利用する店なので、とても珍しいらしく。

●地元の人であふれる、活気のあるマルシェ
 ここは、本当にもう、入った瞬間、この地で暮らしたいと思いました(笑)
 チーズに野菜、肉、魚介類。。。
 サン・ジャン・ド・リュズの人々の暮らしを支えている台所なのでしょうね。

●アンティークショップで出会った、バスクリネン

●山羊のミルクのデザート「マミア」
 はちみつをかけて、いただきました。これも日本には無い味ですね~。

★バイヨンヌから足を伸ばして、1日はサン・ジャン・ド・リュズで過ごしました。
 とってもかわいい街で、お気に入りになりました。
 この街で、お土産のほとんどを買いました。


【ボルドー】

●トラムがすごく便利

●夜、トラムから見えた大きな満月 
(本当に大きくて、月なのかどうか疑いました)と
 川沿いのライトアップが、ロマンチック 

トラムの満月

●サンテミリオンは、タイミングが大事

●ボルドー・アールデコ・ミュージアムでの、ジャスパー・モリソン展

★サンテミリオン行きにトライしましたが、バスは日曜しか無く、
 Libourne駅まで電車で行ってみたところ、駅のタクシー乗り場には、
 タクシーは待てど暮らせど一台も来なくて、電話して呼ぼうと試みましたが
 電話がうまく通じず、断念しました。

 でも、ボルドーへ戻り、美術館ですてきな展示も見られたので、
「まぁ良し」な感じでした。
 もう少し、ボルドーでの過ごし方を考えておくべきでした。

 ボルドーを発つ日、ドライバーさんが予定通り来てくださったのですが、
 ものすごいスピードで、空港に早く着き、時間がたっぷりありました。
 遅れるよりもいいので、空港内をブラブラとしていました。
 ボルドー空港で、カヌレを買っておみやげに。


以上、ざざっと箇条書きにしてしまいましたが、
遠藤さんのおかげで、非常に変化に富んだ楽しい旅になりました。

本当に食べ物が何でもおいしくて、常に満腹状態でした。
行き帰りの送迎をつけていただいて、本当によかったです。

今度は、暖かい時期にも行ってみたいです。
「山バスク」にも、ぜひトライしてみたいです。

楽しい旅をありがとうございました!


*そうそう、日本を発つ前夜に、ちょっとしたハプニングがあったんです。

荷物をパッキングして、後は寝るだけの状態になった深夜1時。
歯を磨いて、奥歯をフロスでみがいていたら、奥歯の詰め物がポロリ・・・。

詰め物を元の位置に戻しても、くっつくはずがなく、
うがいをしたら、キ~ンと激痛が走りました。

明日から食い道楽の旅に出るというのに、、、

真っ青になりながら、年末年始の土曜の深夜に営業しているような
奇特な歯医者さんはないか、ネットで検索しまくりました。

そうしたら、1軒ありました!
歌舞伎町に、年中無休で深夜4時まで営業している歯医者さんが!
あわてて電話して、タクシーを走らせました。
この時ばかりは、東京のすごさを痛感しました。
フロスは要注意ですね(笑)


ほんの一部ですが、写真を添付させていただきます。

K.



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