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古川様/アイルランド15日間
ウエブトラベル 浦野 様
こんにちは、この度のアイルランド旅行でも大変なお世話になりました。
感想を以下に書きましたので、お読みいただければ嬉しいです。
帰国して2週間ほどが経ちますが、
改めてアイルランドの良さがまるで水が浸みわたるように心に響いてきます。
ドゥーランの4泊は、夜半中、強風の音が鳴りやみませんでした。
モハーの断崖でこの強風(インフォメーションセンターの表示:風速40m/s~70m/s)と
雨のなか、歩道の石垣にへばりつくようにしての見学。
宿から夕食を取りに近くのPUBへの往復は、
街灯のない真っ暗闇を借りたトーチをもって風と雨にあおられ、
まるで匍匐前進状態でした。
でも、この4日間はこの地の風土を体感できた貴重な時間となりました。
(帰国後に、「ライアンの娘」や「MAN OF ARAN]を観たとき、
そこにあらわれてくる恐ろしい波、風、音が彷彿されました。)
ディングルでは、祖父が1970年にブラスケット島から離島し、
現在対岸の村(100人程度棲んでいる)で農業をしている奥さんと
10歳の娘を持つ現地ガイドのROLLY氏に
2日間にわたってディングル半島を巡ってもらいました。
念願のブラスケット島を目の当たりにしたとき、ガララス礼拝堂、
キルケダル教会、蜂の巣小屋、Conor Pass等々を
この目で見た感激、とても言い尽くせません。
これらの遺跡はもちろんそこらに点在する石垣の一つ一つが、
人間の手で積み上げられたこと
(Rolly氏はこのことを強調してました)
への畏敬の念があらわれてきます。
添付写真は、ここの一枚です。
Rolly氏は、この小さな三つの丘陵を「スリー・シスターズ」と呼んでいました。
アイルランドの過酷な歴史も、峻烈な風土もこの広い空を見たとき、
私ならずとも癒されるものがあると思います。
結局ブラスケット島には、上陸できませんでした。
現地の観光案内所で確認したのですが、波が荒く、無理でした。
Rolly氏のミニバンで妻と二人だけで半島巡りをしたのです。
オフシーズンならばこそ!!
岬の周回道路から少しずつブラスケット島が見えつ隠れつしながら、
しばらくすると、その島の全容を目前におさめることができたのでした。
ロブスターや蟹をとるための一艘の船が木の葉のように荒波に揺れていました。
やはりこの時期は無理だなと、納得した次第であります。
人々はとてもカインドリーで、また訪れたくなるアイルランドという不思議の国。
素晴らしい経験をさせていただいたのも浦野様のお力添えいただいたおかげと、
心より感謝申しあげます。
*なかなか見つからなかったドゥーランのB&B Doolin View情報です;
BUS停から10分は、徒歩でいくにはしんどいですね。
でも女主人も食事もとてもよかったです。部屋もベッドも清潔でした。
最終日には、朝7時の私どもの出発に合わせて
朝食を準備してくださいました。
レンタカーで移動する人たちにはお勧めのお宿です。
次回の計画もよろしくお願いいたします。
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