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OH様&OY様/絵画鑑賞と歴史的建造物を楽しむオランダ・ベルギーの旅8日間
今までに、何回も海外旅行を経験してきましたが、今回のオランダ・ベルギーの旅行は
その中でも、最高の旅行の中の一つとなりました。
素晴らしい旅行を企画して頂いたウェブトラベル田中さんには、心から感謝しています。
1週間以上の海外旅行をするためには、いくつもの関門があるように思います。
まず、小さな子供がいない。受験期の子供がいない。自分の体が健康である。
そして、今回の旅行の最大の関門になった、介護が必要な親がいない、と言った問題です。
我が家には、私にも、妻にも介護施設に入所している母親がいます。
妻が母親の状態が、急激に悪化したら帰国したいとの希望があり、半ば長期の海外旅行は
あきらめていました。以前お世話になったウェブトラベルに相談のメールを送ると、
1万円高いだけで、空いていれば搭乗便を変更出来るチケットがあると教えて頂き
今回の旅行を決断することができました。
海外旅行の手続きで不安な航空機のチェックインの方法を、コンピューターを使って
搭乗30時間前に簡単に出来ること、好みの席もわずかな追加料金で指定できることなど、
田中さんからいろいろと教えて頂き最大限に利用しました。
この方法で、前の方で外の景色が見える席を押さえて航空機に搭乗することができました。
今回の旅行では何度も列車に乗るので、Eurail Passという期間中オランダ・ベルギーの列車が
乗り放題になる切符を手配してもらい、いちいち切符を買う手間の省ける便利な方法で
旅行することができました。
1日目のオランダ スキポール空港からアムステルダムセントラル駅までも、この切符を使い、
簡単に行くことができました。セントラル駅を出て、すぐの位置に観光案内所があり、
そこでトラムの切符が買えるとあったので、オランダに滞在する3日間の切符を購入しました。
予約してもらっていたホテル NHミュージアム・クウォターはトラム 16番 ロイスダールストラート駅から
徒歩3分くらいにある、交通に便利で前が運河で静かな一角にあるホテルでした。
部屋は広くて、朝食のパンがとても美味しかったので満足しています。
また、オランダでは主に美術館をまわる予定だったので、これも徒歩圏内の位置にあるホテルです。
天気予報を見ると翌日はくもり、翌々日は一日中雨となっていたので、当初の予定アムステルダムの美術館巡り、
次の日はハーグの美術館巡りの予定を急きょ変更し、外を歩く距離の長いハーグの美術館を最初にまわることに
しました。これも、集団の企画旅行ではできないことだと思います。
オランダの美術館は、どれも料金が高く、また有名な美術館では切符を買うのに長時間並ばなくては
いけないと聞いたので、いろいろな美術館に入場できる、Pass を考えました。
オランダには3つの主要なPassがあり、入れたり、入れなかったりと複雑なPass となっていました。
いろいろと考えた末、一番たくさんの美術館に入れる ミュージアム・パスを購入することにしました。
しかし、最近書かれた旅行記に、このミュージアム・パスはオランダ人のPassで、日本人は買えないとなっており、
これも田中さんに、本当に日本人は買えないのか調べてもらいました。
田中さんから、30日間の期間限定のPassになるが日本人でも買えるとの返事があり、
ハーグ マウリッツハウス王立美術館で購入しました。
この美術館は、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が展示されており、その他にもとてもきれいな絵画が
たくさんあり、絵が好きな人には是非とも訪れて欲しい美術館です。
ハーグではこの他、ビネンホフ、エッシャパレス博物館、パノラマ・メスダグ、平和宮などを見学しました。
アムステルダムに戻ってから、まだ時間があったのでアンネの家を見に行ったのですが、
午後5時でもまだ100mぐらい並んでいたので入るのをあきらめて写真だけを撮って帰りました。
次の日は、朝から雨で気温も低い一日でした。しかし、美術館めぐりをする予定だったので、
ゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館と美術館巡りをしました。
ここで気を付けないといけないのが、ゴッホ美術館はミュージアム・パス等のPassを持っていても、
ここの美術館の切符と交換しなくてはいけないことです。
そのために、開館30分前から並んだのに入場するまでに1時間もかかりました。
しかし、入ってから日本語のイヤホンガイドを借りて説明を聞きながら見学すると、
ゴッホの絵に対する情熱、精神病に苦しんだこと、弟のテオの援助などとても心が惹かれる美術館でした。
アムステルダム国立美術館は、ミュージアム・パスで並ばなくても入場できます。
この美術館は、レンブラントの「夜警」で有名な美術館です。
とても広くて絵画以外にもいろいろと展示してありました。
次の日は、タリスに乗ってベルギーに移動しました。
ここでもまずメトロ、トラムの3日間乗り放題のチケットを購入しました。
このチケットはインフォメーションでは買えなくて、キオスクに行けと言われました。
3日券はMOBBというICカードを購入してチャージされます。MOBBは保証金5ユーロが別に必要です。
しかし、何回もメトロやトラムに乗ったので、購入してよかったと思っています。
ベルギーのホテルマリヴォーは、メトロ ROGIRから徒歩5分にある、これもとても交通の便が
いい場所にあるホテルです。また、City2という大きなショッピングセンターが徒歩3分ぐらいにあり
買い物にもとても便利な場所にあります。
到着が1時ごろで、チェックインの時間は3時からだと言われたので、スーツケースをフロントに預け
ブリュッセルの市内観光をしました。開館している時間が5時までの、王宮とマグリット美術館、
王立美術館をまず見学しました。王宮は夏だけ見学でき、それも見学料は無料です。
パリのベルサイユ宮殿ほど豪華ではありませんでしたが、王宮らしい豪華なつくりでした。
それらを見学した後、チェックインができる時間になったので、ホテルでチェックインをし、
ベルギーでの一番の楽しみであるグラン・プラスのフラワーカーペットを見に行きました。
市庁舎のバルコニーに上り、フラワーカーペットの全体の姿を見学しました。
今までに見たこともないような美しい景色です。その後小便小僧を見学した後ホテルに戻りました。
次の日は、アントワープに行き、ルーベンスの家、ノートルダム大聖堂を見学しました。
この大聖堂は、ルーベンスの有名な絵画があり、フランダースの犬のネロが見たくてたまらなかった絵です。
また、ステンドグラスも素晴らしく美術館のような教会でした。その後マルクト広場の美しい建物を見学し、
ブリュッセルまで帰りました。ヨーロッパの夏は、9時ごろまで明るいので、これも世界遺産のオルタ美術館を
さらに見学しました。
翌日は、田中さんから美しいと聞いていたブルージュに行きました。
ここでは、ベギン会修道院、ダイヤモンド博物館、メムリンク美術館、聖母教会を見学した後、
ボートで運河をまわりました。イタリアのベネチアも美しかったけど、私にとっては
ブルージュの運河の方が美しいと感じました。マルクト広場、広場にある鐘楼に上り83mの上から
きれいなブリュージュの街並みを眺めました。
イタリアに行ったときもその建物の美しさに感動したけれど、ベルギーも変わらないほど美しい街並みでした。
同じような中世の町ゲントにも行く予定が、この時もう午後5時になってしまったのであきらめて帰ることにしました。
この旅行では、驚くべきたくさんの美術館、博物館、教会などをまわることができました。
これも、田中さんから列車の時刻表を事前に印刷して渡してもらっていたので、移動のときほとんど駅で
待ったことがなく、スムーズに都市間を移動することができたからです。
今回の旅行の、もう一つの目的が2年間NHK大人の英会話で勉強したことが、どれぐらい生かせるか
試すことにありました。今回の旅行では30人以上の現地の人に道を聞いたりしました。
ほとんどの人から親切に教えて頂き、中には近くまで連れて行ってくれた人もいます。
ホテルでのチェックイン、航空機搭乗の手続きなど学習した英語をフルに活用しました。
これも今回の旅行の大きな思い出の一つです。
この旅行をするとき田中さんに、航空機のチェックインの方法や乗り継ぎの方法、
美術館のPass購入についてなどたくさんの質問をしました。
これらの質問に対して誠実に調べて答えて下さいました。今回の旅行で困ったことなど
ほとんどなかったと言っていいほどスムーズな旅行が出来ました。本当にありがとうございました。
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