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お客様からのお便り

2014年04月出発のお客様からのお便り

【2014-04-26 ご出発】 【担当コンシェルジュ】遠藤 英子

白石様ご夫妻/「よくばりハネムーン - Viaje de Jamón y Queso -」 20日間~イタリア編

遠藤様

こんにちは。お久しぶりです。お元気ですか?null
3年前、新婚旅行を計画していただいた白石です。
前回、スペイン編のお便りを送らせていただいてから
長い時間が経ってしまいました。
遅くなりましたが、イタリア編の旅便りを送らせていただきます。

<イタリア編>

5/7からイタリアへ突入。
イタリアはスペインよりも治安が悪いと聞いてドキドキしながらフィレンツェの空港へ。
すぐにドライバーさんにも会えて、ひと安心でした。

花の都フィレンツェ。
ホテルはドゥオモの見える素敵なところで、これから始まるイタリアの旅に胸がときめきました。
ホテルに着くと、遠藤さんから素敵なプレゼントが届いていました。
そうか、ここから二人きりの旅行なんだなと新婚旅行気分が増しました。

ジョットの鐘楼に登ってみると、スペインで見ていた景色と違い少し赤茶色の景色でした。
イタリアはバルがたくさんあるということで、早速ジェラートとピザで食べ歩き。
ジェラートは日本よりもあっさりしていて、何個でも食べられそうな美味しさでした。
イタリアに来たらロードバイクのお店に行きたいというRくんの希望で、地元の方が通いそうなお店へ。
イタリアはロードバイクに乗っている人も多く、グッズも豊富でした。
イタリア初日の夕食は、ホテル近くのレストランへ。
カルボナーラとクワトロフォルマッジを満喫。思ったよりあっさりしていた。

フィレンツェ2日目null
ウフィッツィ美術館へ。ヴィーナスや花など本物がこの世にあるんだと
実感し、広い美術館にこんなにも有名な作品が集まっているなんて
すごいなと、感動でお腹がいっぱいになりました。

ランチをしてからヴェッキオ橋を散策。
橋の両側がお店になっているから、橋を渡っている感覚が無くて
不思議でした。
アルト川沿いをブラブラ。工芸品が多いみたい。
街並みとベッキオ橋とアルト川が美しくずっと見ていたくなりました。
ショッピングも満喫してアカデミア美術館へ。ついにダビデさんとご対面。
大学時代に油絵を専攻していたのですが、何度となくデッサンしたダビデ像の本物に会える日が来るとは
思いもしませんでした。
サンタクローチェ教会へも行ってみました。有名人のお墓がずらり。驚きがいっぱいでした。
散策の最後には、鼻を触るとまたフィレンツェに帰ってこれるというイノシシ像に会いに行きました。
また、この美しい街に帰ってきたいです。

今晩のディナーは、トスカーナ料理のお店へ。
鶏レバーやイノシシのトマトソースパスタ、そして大きな魚のソテーを楽しみました。
フィレンツェで有名なTボーンステーキは、800gもあり、「これくらい食べられるよ!」と言われて
オススメされましたが、どう考えても食べ切れなさそうなので諦めました。

null
翌日、朝からピサの斜塔ツアーへ。
ピサには斜塔以外にもカテドラルなどがありました。
カテドラルも斜塔も美しい形と装飾で、近くで見ると美しさに驚きました。

斜塔の中には入りませんでしたが、外でたくさん写真が撮れました。
芝生の上で、のんびりといい時間を過ごしました。


フィレンツェ市内に戻ってドゥオモへ。
中に入ると異世界のような雰囲気で、ローソクの灯が美しく輝いていました。
神聖な感じで、特別な場所なんだなと実感しました。
もう一度アルト川沿いをブラブラ。
アトリエが立ち並ぶ場所で金細工のアトリエを発見。「耳をすませば」の世界のような美しいアトリエでした。
終着点は、ミケランジェロ広場。
フィレンツェの美しい景色が一望できる眺めのいいところで、フィレンツェで一番好きな場所になりました。
フィレンツェ最後の夜は、ドゥオモの前のオープンテラスでディナー。
濃いカルボナーラとナポリ・ピッツァをいただきました。
日本で食べるよりチーズもたっぷりで濃厚で、とっても美味しかったです。
鐘の鳴り響く素敵な街、フィレンツェの優しい空の色と空気を忘れないようにしたいです。


5/10、今日からミラノへ。
ミラノは大きな駅なので、スリなどに遭わないかビクビクしながら出発。
電車の中では素敵な出会いがありました。
中学生くらいイタリア人の女の子が隣の席に座っていて、
私が書いている旅日記の日本語に興味深々。null
話しかけてみると言語に興味があるみたいで、日本語が
不思議だったみたいでした。
Rくんによる日本語講座がスタート。
とても勉強熱心な女の子で、日本語の使い方なども聞いてきました。
女の子の名前はビアンカちゃんだったので、日本語では「白」っていう
意味で、私たちの名前にも「白」が入っているんだよと教えてあげたら
とても喜んでいました。
この出会いは、一生忘れない旅の思い出になりました。

温かい気持ちになって下車したところは、ミラノ駅。
切符の買い方を教えてお金を取ろうとする移民の人たちにビクビクしながら、ホテルへ到着しました。
大きな街に圧倒されながらドゥオモ観光へ。
ミラノのドゥオモは大きくて映画の世界のような不思議な空間でした。
大きな教会なのでステンドグラスもゴージャス。
ドゥオモの上に登ってみるとミラノを一望できました。ドゥオモの屋上から見るミラノの空はとても綺麗で、
街並みは少し茶色でした。
今までと違うところは、遠くに新宿のようなビル群が見えるところ。都会だと実感しました。
ドゥオモの上で食べたパニーニがとっても美味しかったです。

ミラノでのショッピングも早速楽しみました。
私の従姉妹がミラノに住んでいるので、オススメのお店をリサーチして、ペックという食料品店と、
kikoという化粧品店に行きました。お土産選びにも役立ちました。
そして、ミラノに来たら絶対買おうと思っていたガッリにマロングラッセのお店へ。
以前お土産でもらって美味しかったので、今回も最終日にお土産を買おうと思います。

ガレリアの真ん中にある牛に、旅の安全と今後の幸せを祈ってブランド街へ。
歩いている人も止まっている車も高級な場所で、私たちはジーンズとTシャツ。
場違いな感じもしましたが、旅の記念にRくんからネックレスを買ってもらいました。
街を散策しながらファブリアーノという文具店へ。Rくんの好きなお店だそう。
オリジナルグッズも可愛くて二人で満喫しました。
ショッピングを楽しんでウキウキのままディナーへ。
Rくんオススメのお店。オッソブーコとクワトロフォルマッジをいただく。
どちらもチーズが濃厚で、本当に美味しかったです。
食後にティラミスとカプチーノもいただいて、素敵なディナーになりました。


翌日は、サッカー観戦でベルガモへ。アタランタ vs ミラン戦。
アタランタのホームがベルガモなので、目的は本田を見ることでしたが、
アタランタ・サポーターを装って行くことに。(アタランタ・サポーターが怖いらしい)

まずはベルガモの街を散策。
少し近代的で美しい新市街からフニクラに乗って高台にある旧市街へ。
レトロな街並みで、緑も多く美しい街では、生演奏のサックスやトランペットを演奏している人もいて、
楽しい音楽が街中に流れていました。
コッレオー二礼拝堂は装飾が可愛らしく、街に溶け込んでいて、とても好きになりました。

綺麗な街に癒された後は、いざ戦場へ。
スタジアムに近づくにつれポリスが増えていくことにドキドキしました。
無事に本田もカカも見られて、Rくんは大満足。
サッカー観戦している現地のおじさんたちが子供みたいにリアクションをしていて、
見ているだけで楽しかったです。

この日は、日曜日で近くのお店も閉まっていたので、ホテルのレストランでディナー。
大人っぽいレストランで、お洒落して、ミラノカツレツとラビオリを赤ワインと一緒にいただきました。


5/12、水の都ベネチアへ。
ミラノ駅から2時間半、海の上に浮かぶベネチアの景色が見えた時は、テーマパークに着いたような
気持ちになりました。
ナポレオンが「世界で一番美しい」と言ったサンマルコ広場へ。
まず大鐘楼へ行ってみる。高い塔で「また登るのか!」と思ったらエレベーター付きで安心しました。
今まで見た中で、一番茶色い景色でした。

ランチは、折角なら海の幸を食べようと、リゾット・ボンゴレを食べました。
ベネチアングラスも見て、街を散策。
迷路のような道を歩くと運河に小さな橋がかかっていて、どこも絵になる景色。
一度絵に描いたことのあるベネチアに、いつかは来てみたいと思っていたので、綺麗な景色の中を
ゆっくり散策して満喫できました。


ミラノ最終日。
従姉妹のご夫婦とリナシェンテのテラスでランチ。
今日は、二人ともお洒落してミラノの街を楽しむことにした。
ショッピングも楽しんで、念願の「最後の晩餐」を見に行きました。
少し早めに着いたので、従姉妹に教えてもらったMAGGIのジェラートを食べに行く。
今まで食べた中で一番濃厚なチョコとナッツのジェラート。本当に美味しかった。
私たちが食べている前では、スーツ姿のダンディなおじさまたちが嬉しそうにチョコを食べている。
こういう景色もイタリアならではで、微笑ましく見ました。

「最後の晩餐」は15分単位で交代して、入る人を調節していました。
ドキドキしながら中に入ると、壁に本物の「最後の晩餐」とキリストの十字架の絵が描かれていました。
実物は優しい色で、見る角度や距離によって見え方が違っていて、ただただ感動し15分間はあっという間でした。

イタリアの旅で初めての雨。
雨宿りしながらショッピングを楽しみ、Rくんに時計をプレゼントしました。
雨あがり。ドゥオモ前にあるワインバーでスパークリングワインを楽しみ少し休憩。
旅の終わりが近づいて、二人とも言葉も少なくドゥオモを眺めました。


最後のディナーは、ポルチーニ茸が食べたいという私のリクエストをRくんが探して、叶えてくれました。
高級住宅街にあるポルチーニ・リゾットのお店は、インターホンを鳴らして入り口を開けてもらう、
隠れ家のようなところでした。
ポルチーニとポテトのサラダ、ポルチーニ・リゾット、リゾットのティラミス。
念願のリゾットは日本で食べたことのないくらいの大きさのポルチーニ茸と、少しずつ溶けていくチーズが絶妙で、本当に美味しかったです。
Rくんが探してくれたお店は本当に素敵で、最後の晩餐にふさわしい夢のようなディナーでした。

旅が始まった頃は細かった月が満月に近づくにつれて寂しくなっていきましたが、満月を見ながら
最後の夜は二人で歌を歌いながらホテルへ帰りました。

スペイン・イタリアの生ハムとチーズの旅はここで終了です。
無事に旅を終えることができ、たくさんの思い出が作ることができました。

またしても長文になってしまいましたね。
遠藤さんが作ってくださった私たちの旅は、時が経っても忘れることのない時間になっています。
ご連絡が遅くなりましたが、改めてありがとうございました。

null 最後になりましたが、ご報告があります。null
 今月末に出産を控えており、家族が増えることに
 なりました。
 次は、家族3人での旅をまたお願いしたいです。
 産休に入り、やっとゆっくりと身の回りの整理を
 する時間が取れました。
 遠藤さんへのメールも、ずっと書かなければと
 思いながら長い時間が経ってしまい、今更かな…とも
 感じながら書きましたが、読んでいただいて
 ありがとうございました。
 新婚旅行の写真も、やっとこれからプリントしたり
 まとめたりしようとしているところです。

今後とも宜しくお願い致します。

T.白石


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【2014-04-26 ご出発】 【担当コンシェルジュ】遠藤 英子

白石様ご夫妻/「よくばりハネムーン - Viaje de Jamón y Queso -」 20日間~スペイン編

遠藤様

4月に新婚旅行をサポートしていただいた白石です。null
ご連絡が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
新婚生活も一年が経とうとしています。

新婚旅行の際にはいろいろとお手伝いいただき、
本当にありがとうございました。
あの20日間は、私たちにとって一生の宝物になりました。

行き先がスペインとイタリアに決まってから、私が旅行に関して希望したことは
「生ハムとチーズを思う存分食べたい」ということだけでした。
旦那さんが学生時代に訪れた大好きな街を一緒に見られたら、それだけで幸せなことだという気持ちも
あったからです。

4月26日から始まった旅は、ヘルシンキを経由しマドリード、セゴビア、コルドバ、グラナダ、バルセロナ、
フィレンツェ、ミラノ、ベルガモ、ヴェネツィア、と、帰国の5月15日まで多くの街を訪れました。

最初の10日間は旦那さんのお母さんと3人で、残りの10日間は2人での旅行でしたが、
お義母さんがとてもフレンドリーな方なので、綺麗なものや美味しいものに一緒にキャーキャー騒いだりして
とても楽しく過ごせました。

毎日つけていた日記を見ながら書いていたら、とても長くなってしまったので、スペイン編とイタリア編に分けて
送らせていただきます。

4月26日。初めてのスペインとイタリア旅行に胸を躍らせて、関空を出国しました。
フィンエアーの機内も心地よく、機内食も美味しくて大満足でフィンランドを経由し、マドリードに到着しました。

初日はマドリード観光でした。
市民マラソンで賑わうマドリードの街を案内していただきました。
レイナ・ソフィア美術館とプラド美術館は、ピックアップして案内していただけたので、効率よく回れました。
その中でもレイナ・ソフィア美術館でみたピカソのゲルニカの存在感には圧倒され、その場からなかなか
離れられませんでした。

フリーの時間ではショッピングを楽しんだり、マドリードの心地よい風の中でボカディージョを頬ばったり、
初日からのんびりとした時間を過ごせ、この先の旅がますます楽しみになりました。

夕暮れ時に、「SAN GINES」でチュロスを食べました。
サクサクのチュロスにビターなホットチョコをつけて食べるのがスペイン流とのこと。
日本のチュロスより大人な味がして美味しかったです。


セゴビアツアーでは、ガイドの方の説明もわかりやすく、バスでの時間も存分に楽しめました。
白雪姫のモデルになったアルカサル城は、他国の王女を迎える時、王女に喜んでもらいたくて
王様が可愛いお城を作ったとガイドの方に聞き、その可愛らしい王様に思いを馳せて巡ると
ロマンチックな気分になりました。
アルカサル城は外壁だけではなく、中も光が美しくおとぎの国に来たような気分になりました。

セゴビアツアーで一緒になった皆様と、有名な「BOTIN」へ仔豚の丸焼きを食べに行き、一匹をシェアしました。
仔豚の顔面を私はさすがに食べられませんでしたが、旅での出会いが新たな思い出となり、
素敵なランチを楽しめました。

ランチを楽しんだ後、夢見心地でコルドバの街へ向かいました。
ここはまだ夢の中かと思うほど美しい町並みに感動しながらホテルへ。
「Las casas de la juderia」ホテルは、コルドバ特有の真っ白な壁にブーゲンビリアが咲き乱れていて、
その隙間からみえる青い空とのコントラストが本当に美しく感動したのを覚えています。
お部屋も青と白の基調のインテリアが可愛くて、この旅で一番思い出深いホテルでした。

nullコルドバの街は白い壁にお花が可愛らしく飾られていて、
どこでも絵になるので、ずっとカメラのシャッターを切っていました。
夕食は、コルドバへ向かう電車の中で出会った学生さんに
教えてもらったバルへ。
コルドバのビールは暑い土地によく合うサッパリした味で、イベリコ豚の
生ハムや、そのお店で美味しいと有名なTortillaやイスラム料理と一緒に
いただくと美味しかったです。
ここで食べた生ハムが旅の中で1番美味しかったです。
夜は初めてのフラメンコショーへ。情熱的ですごい迫力で魅了されました。

翌日訪れたメスキータは、石造りの建物で暑い外が嘘のように涼しく、空気も澄んでいて不思議な空間でした。
その中でもメッカの方向を示す祭壇に天井から陽の光が差していて幻想的で、そこだけ違う空気を感じました。
イスラム教の方が薄暗くしっとりしていて、キリスト教の方に行くと急に明るくなって、ステンドグラスの明かりが
土色の壁に鮮やかに輝いて綺麗でした。

コルドバの街を満喫しながら、ヴィアナ宮まで散策しました。
コルドバの町はそれぞれの家のお庭が綺麗で、至る所にあるタイルが可愛かったのが印象的でした。
ヴィアナ宮もお庭が美しくて、将来お花がたくさんある家に住みたいねと話しながら、のんびりと眺めて
楽しむことができました。
夕暮れ時に、幻想的なローマ橋からの夕暮れとメスキータの夜景を見ながら、コルドバ最後の夜を楽しみました。


次に訪れたグラナダの街は、イスラムの香りのする不思議な場所でした。
アルバイシン地区は混沌としていて、迷路を彷徨うように散策しながら、アルハンブラ宮殿の見える高台まで
向かいました。
夜、タブラオツアーでも、再度この場所に立ち寄ってもらえて夜景も見られたのですが、
昼も夜もアルハンブラ宮殿は美しく、明日訪れることが楽しみになりました。
タブラオツアーでは、コルドバでのフラメンコショーとは違い、狭い室内だったので目の前で見ることができ、
観客と演者との一体感に興奮しました。

翌日のアルハンブラ宮殿観光は、準備していただいていた音声ガイドを頼りに存分に楽しめました。
アルハンブラ宮殿の装飾は細かく、とくに姉妹の部屋の天井が美しく印象的でした。null
ひとつひとつのパティオも美しく、のんびりと見てまわることができました。
遺跡もトレジャハンターになった気分で探検でき、一日満喫できました。
グラナダでは音声ガイドがとても役立ち、自分たちだけでも十分観光を
することができました。

グラナダのバルは飲み物を注文すると一つタパスがついてくるので、
美味しいサングリアといろんなタパスを楽しめました。
中でもガリシア料理のお店で食べたタコのガリシア風が
本当に美味しかったです。

グラナダ最終日はメーデーと重なり、お店は閉まっているところが多かったのですが、
その時にしか見られない町の雰囲気も楽しめました。
祭壇の中に十字架と花とハーブが飾られていて、不思議な雰囲気で昨日までとは全く違う雰囲気でした。


バルセロナ編。

旅行7日目。
のんびりとした街から一変、大都会バルセロナでの5日間が始まりました。
憧れだった「カサ・カンペール」での宿泊も、バルセロナに住んでいるかのような感覚を楽しめ、
カンペールの世界観を満喫できました。
フロントでは、いつでも出迎えてくださり、ドリンクバーにはお菓子やお惣菜も置いてくれていたので、
休憩もとりやすく、安心して過ごすことができました。

バルセロナはどこに行ってもガウディ作品に触れることができ、街全体をガウディがデザインしているようでした。
サン・ジュセップ市場で美味しいものをいっぱい買い込み、レイアール広場でランチをとり、
グエル邸、グエル公園へと向かいました。
どちらも人がいっぱいでチケットが取れず、翌日以降のチケットを購入し、初日は、旦那さんが一番好きだという
カサ・バトリョへ向かいました。
硝子越しに見る中庭のタイルは海の中にいるようで美しく、青が美しい室内の光と造形美に、
私もすぐにガウディ作品に魅了されました。
カサ・ミラも訪れ、バルセロナ初日を終了しました。

バルセロナ二日目、朝一でグエル公園へ。null
朝早くだったので人も少なく、清々しい気持ちでお散歩でき、
お目当てのトカゲもゆっくりと見られました。
ここに住宅が建設される予定だったのかと思うと、その完成も
見てみたかったなと思いました。
公園内のタイルが可愛くて、帰国してから、タイルでガウディ風の表札も
作りました。

グエル公園を満喫し、サグラダ・ファミリアへ向かいました。
サグラダファミリアを目の前にしたときに、外壁の細かさと一つ一つの美しさに感動して
ずっと眺めていたくなりました。
中のステンドグラスから入る光が美しく、神秘的で建築途中だからなのか、建物が生きているように
感じられました。
今では楽しい思い出ですが、サグラダ・ファミリアの塔から狭い階段を降りるのが怖くて大変でした。
不思議な形で、全てを見ることが出来ないほど細かくて不思議が多いサグラダファミリアの完成を、
いつかまた見に来たいと思いました。

グエル別邸も立ち寄ってから、旦那さんが楽しみにしていたカンプノウでのサッカー観戦に向かいました。
サッカーファンの方に怒られそうなほど基本的な質問を旦那さんにしながら、周りの子供やおじさんたちの
真似をして拍手したり、お祭りのような雰囲気に楽しく観戦できました。

夜、ホテルの近くのパエリア屋さんで初めて本場のパエリアを食べました。
スペインではシーフードより肉のパエリアの方が有名とのことで、鶏とウサギ肉のパエリアと、
米ではなくパスタのパエリア(フィデウア)を食べました。
日本で食べるより芯がしっかり残っていて味も濃く、ビールがすすみました。
ビールもご当地ビールをいろいろ出していただきましたが、バルセロナのビールは味が濃く独特の風味でした。

バルセロナ三日目。日曜のカテドラルを訪れた後、グエル邸へ向かいました。
グエルさんが別荘にする予定で作ったけれど、いい出来だったのでそのまま住んだとか。
家具も扉も手すりもガウディらしく素敵なお家でしたが、ガウディ色の強い屋上と室内とのギャップが
面白かったです。

この日はピカソ美術館の入館料が安い日で、人がいっぱいだったので入れなかったので、
ピカソが通ったというカフェ「4GATS」へ行きました。
日本の革小物ブランドに「4GATS」の名前がついたものがあり、スペインに行ったら是非訪れたいと
思っていたお店でした。
壁のタイルもステンドグラスも、店全体に飾られているピカソの絵もすごくお洒落で、ホットチョコとチュロスで
素敵なカフェタイムを楽しめました。

予約をしていたカタルーニャ音楽堂へ。
ステンドグラスが綺麗だと聞いていたので、とても楽しみな場所でしたが、想像以上の感動が
入った瞬間にありました。
両サイドのステンドグラスも可愛らしく、なんといっても天井の大きなステンドグラスは本当に素晴らしかったです。
見上げると太陽とスペインの空がいっぱいに広がっているように見え、こんなところで音楽が楽しめるなんて
素敵だなと思いました。

この日でお義母さんの旅が終わるので、最後にお義母さん念願のティビダボ遊園地へ向かいました。
最古の観覧車があるというティビダボ遊園地は、レトロな路面電車で山手の高級住宅街を上って行くと
たどり着きました。
ティビダボ遊園地の乗り物は、どれも可愛らしくブリキで出来た飛行機やメリーゴーランドが
夢の世界のようでした。
最古の観覧車は、乗る所がカゴだけなのに結構高いところまで上り、驚きましたが、
観光で見てまわったバルセロナの町並みが一望できて、ずっと眺めたくなり、何回も乗りました。

お義母さん最後の夕食は、海の見えるレストランへ向かいました。
この日訪れた「バルセロネータ」というお店はパエリアとシーフード料理が有名とのことだったので、
シーフードパエリアとイカ墨のパエリアで、素敵なディナーを楽しみました。
どちらのパエリアも絶品だったのですが、にんにくソースをつけて食べるイカ墨のパエリアが本当に美味しくて、
今でも忘れられません。

バルセロナ四日目
お義母さんを空港へ見送ってから、ホテルを拠点にショッピングへ。
ゆっくりしようと決めていたので、ホテルでのんびりお茶もしました。
近くの小学校の賑やかな声を聞きながらお茶をしていると、バルセロナに住んでいるような気分を味わえました。

お洋服屋さんや靴屋さん。オリーブ店なども見て回り、お土産もたくさん買えました。
スペインではファストファッションが多くあり、日本でおなじみのH&MやZARA、ベルシュカの他にも、
pull&bearやMANGOといったブランド もあり、楽しくショッピングができました。
カンペールの靴も日本より多くの種類があり、日本より安く買うことができました。
宿の近くにあったvahoという鞄のお店では、スペインの広告を使って鞄を作っていて、
スペインの空のような元気な色の鞄も購入しました。
お土産は、オリーブオイル店でイビサ島のお塩を買いました。
お花が入った可愛らしいお塩は、とても好評で、私も大切に使っています。

ショッピング帰りに甘いものをと、「エスクリバ」でクレマカタラナを食べました。
目の前でカラメリゼをしてくれて、外はパリッと、中はとろとろの甘いプリンみたいな感じで、とても気に入りました。
クレマカタラナと生ハムを片手に街を歩くと、心地よかったのを覚えています。

五日目
バルセロナ最終日。ミロとピカソ美術館を巡りました。
ミロの美術館は緑の中にある真っ白な建物で、楽しい作品をたくさん見ることができました。
お散歩気分で美術館を訪れるなんて素敵なところだなと改めて実感しました。
市場でランチを済ませ、ピカソ美術館へ。
ランチで飲んだサングリアが美味しくて酔ってしまったので、美術館のベンチでシエスタをしてから作品鑑賞。
ピカソの初期作品も多く、見たことのないピカソの作品がたくさん見られました。

バルセロナ最終日なのでショッピングも楽しみました。
ポルボロンで有名な「カエルン」も行きました。
日本で食べるポルボロンよりも繊細で、ほんのり甘く口の中で溶けていきました。
もちろんクレマカタラナも最後に食べて、満足のバルセロナでした。

最後の夜はカサカンペールの隣にあるバルへ。
前を通るたびに賑わっていたので気になっていたのですが、入ってみるとお客さんがお箸を持っていて、
焼酎も飲んでいてびっくりしました。
なんと、日本食バルだったのです。オーナーの方が日本人でとても良くしてくださいました。
スペイン近海でとれた鮪は脂がのっていて美味しかったです。
イベリコ豚の照り焼きが特に美味しくて、スパークリングワインと楽しむ日本とスペインのコラボは、
食べるのも見るのも楽しいディナーでした。

null
後半はイタリア編ですが、とても長文になってしまったので、
一旦ここまでで送らせていただきます。
ちなみにイタリア編はまだ書けていません…。
少しずつ書いて、また送らせていただきます。
では、また後日。

T.白石


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