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羽生様、遅くなりましたが、オーストリア・ドロミテの旅をご報告したく筆を取りました。
旅の目的は、北イタリアのドロミテ地方にあるサンタマッダレーナという小さな村。
ふと写真で見たその風景に魅入られて、思わず「ここへ行きたいのですが・・・」と羽生さんにメールしたのが始まりでした。
そうは言ったものの、実は、その場所さえよく分かっておらず、いろいろお話をお聞きしながら組み立て直し、おかげさまで、連れ合い(夫)との15日間の二人旅を計画することができました。
サンタマッダレーナへは、ベネチアなどイタリアから入るのが一般的だそうですが、少し強引にウィーンを起点に旅を組立てました。
入国後、まずウィーンに一泊し、列車でザルツブルクへ。
そこから北イタリアに向かいブレンナー鉄道に乗ってサンタマッダレーナへ。帰りはザルツブルクに一泊しハルシュタットへ、さらにウィーンに戻るという列車の旅です。
ウィーンでは、シェーンブルン宮殿近くのホテルを用意してもらいました。最寄り駅から地下鉄4号線で中心部に向かえるので、たいへん便利。ウィーンは、初日の一泊と帰国前の数日間、このホテルに滞在して観光しました。本当に見どころ満載の文化都市です。
特に、シュテファン寺院にはその荘厳さに圧倒されました。
翌日、列車でザルツブルクへ。駅前のホテルで、列車旅行をしている私達には超便利でした。また、駅には多方面行きのトロリーバスがスタンバイしていて、主要な観光スポットに簡単に行くことができます。ザルツブルクカードを購入しておくと、観光施設だけでなく、トロリーバスなどが乗り放題で、ザルツブルクの街を堪能できました。
次に目指したのが、目的のサンタマッダレーナ。
到着して、View pointまで歩くと、ガイスラー山塊の険しく連なる山々を遠望に、のどかな牧草地が重なりつつゆったりと広がり、その風景の中にいるだけで幸せを感じる美しさでした。
サンタマッダレーナからは、ウィーンに戻る前に中継点としてザルツブルグに1泊し、ハルシュタットに向かいました。
ハルシュタットは、ザルツカンマーグートと言われる湖水地方にあります。小さな世界遺産の街で、朝夕夜と、変わりやすい天候に沿って刻々と表情を変える湖と山々は、心が洗われるような眺めでした。
日帰りで訪れる方も多いようですが、宿泊がお勧めです。
湖を臨めるバルコニー付きの部屋を2泊しました。
ハルシュタットからは、また列車を乗り継ぎ、ウィーンに戻るという15日間でしたが、その間、ずっと経過を羽生さんにご報告しながらの旅で、それが何よりも心強く、安心でした。
特に、サンタマッダレーナに向かう途中の駅で、連れ合いがバックパックを置き引きされ、タブレットなどを盗まれてしまいましたが、その後の処置や対応策を細かく連絡いただいたことは本当に感謝です。
国外の旅は、リスクもありますが、心に残る冒険の旅でもあります。
また、楽しい安全な旅ができますよういろいろ教えていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。