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佐藤 陽子 さま
訪れたい都市を列挙してみて、既存のツアーにはない個人旅行を、
いったいどうやって組み立てたらよいのか見当もつかないところで、ご相談しました。10月も末のこと。
他社にも見積もりを依頼していたのですが、私どもの要望に、より近い形でご提案いただいたこと、
そして佐藤さまが何より的確に迅速に、こだわりポイントを交えながら企画してくださったことが、決め手となりました。少しずつクリアしていく過程も、充実していたことに気づきます。
3人で利用する部屋を希望したため、いくつもの、それも立地の良いホテルをあたってくださり、
計4回の列車移動も快適に過ごせる指定を押さえていただきました。
5か月間、濃やかなお心遣いに、深謝しております。
多くの教会や宮殿、いわゆる観光ポイントといわれるところは廻ってきましたが、
各都市で印象的だったことを綴ってみます。観光には地下鉄、トラム、バスという公共交通機関のみを利用して、
無駄があったことも否めませんが、路地歩きの愉しみ、実体験の貴重さ、現地の方とのふれ合いは、何にもかえがたいと、改めて思います。
<ミュンヘン>
・教えていただいていたビアホールは、2軒ともなかなかでした。
びっくりするほどの大衆の数と熱気に圧倒されながらも、いつしか溶け込んで、一緒に乾杯しているのでした!
・乗車したHop on hop offバスが、ニンフェンブルク城で長時間停車してしまったので、何やらイヤな予感がしたのですが、次便を待っていたようで、乗客は全員乗り換え。空になったそのバスは故障したらしく、どこかに走り去っていくのが悲しげでした。
・ノイエ・ピナコテークでは、予想以上の名画と出合うことができました。
<ザルツブルク>
・1泊でしたが、可愛らしい街なので、たっぷりと。2日目に晴れ渡ったこともあり、ホーエンザルツブルク城塞からの新旧市街の眺めは、とても綺麗でした。
・ゲトライデガッセの散策は楽しかったのですが、日曜日で閉店しているところも多かったのは残念。ここで購入した羽根つき帽子をかぶって(夫と息子は)旅を続けるのですが、のちにベルリン中央駅で呼び止められ、「帽子が美しいので写真を撮らせてください」と。まさか隣国で買ったとは言えないまま、「日本の美」と勘違いされたかもしれません。
・モーツァルト住居近く、たまたまお昼に入ったCafé Bazarの料理が、抜群でした。
<ウィーン>
・3泊しても、まだ観きれない感じです。リングトラムを利用したときは効率的でしたが、
バス、トラムの経路がよくつかめないまま、近いのにたどり着けない!ということもありました。
・広いシェーンブルン宮殿では、イヤフォンの日本語ガイドがほどよく、グロリエッテまでのぼって一望した宮殿と庭園は、壮大でした。
・カールスプラッツ駅、セセッション、ベルヴェデーレ宮殿上宮と、かねてより観たかったウィーン分離派、クリムトの作品にふれることができました。
・国立オペラ劇場、楽友協会、コンツェルトハウスのいずれかで音楽を聴きたいと思っており、コンツェルトハウスのサイトで「カメラータ・ザルツブルク」のコンサートチケットを購入していてよかったです。質の高い音に満足。本場の雰囲気も味わえました。
<プラハ>
・朝から3時間の「ウォーキングツアー」はとても充実していました。現地での久々の「日本語」、ガイドの方の豊富な情報に感謝です。プラハ城と、そして午後に登った火薬塔から眺めるプラハの中世の街並みは、本当に絶景でした。
・ウィーンで少額のチェココルナに替えておきましたが、クレジットもユーロも使えたようです。ただ地下鉄の券売機はコルナのみ、わかりにくいうえに、3基に1つはこわれているとか。でも3度目の購入時ともなれば若い息子は慣れたもの、フランス人?の旅行中の女の子たちに、使い方を質問されていました!
・ムハ美術館は、少し物足りなかった感じです。
・「ブルタヴァ川 イブニングクルーズ」では、ライトアップされた街がまばゆく、また違う美しさを放っていました。集合時はツアーの運転手も、それらしい参加者も見当たらず、少し焦って、ついお電話してすみません。集合場所の目印の老舗ホテルが営業していなかったこともありますが、ご指示いただきツアー会社に電話して、「隣のブルーの両替所の前で待っているように」と言われるのをなんとか聴き取ったところ、開始時刻の数分後に運転手さんが現れました。15分前の集合時刻から待機したのは、いかにも日本人らしい律儀さかもしれませんね。
<ベルリン>
・合唱をやっていてドイツ語に馴染みがあるせいか(話せるわけではないのですが)、プラハの聞き慣れない言葉からまたドイツ語圏に戻り、駅で流れるアナウンスに、正直ほっとしたのを覚えています。
・予約していただいたホテルは、少し郊外かと心配していたところ、大通りに面した高級ブランド街の先で、翌朝、反対方向に歩いた通りには静かな住宅街の落ち着きがありました。ホテルのコンシェルジュの女性が、まず地図を広げて、穏やかな口調でいろいろな情報を提供してくださり、とてもフレンドリーな感じを受けました。
・Hop on hop offバスは、予想以上に長い時間をかけて広範囲を巡り、オープン屋根、イヤフォンで聴く日本語ガイドがありがたかったです。17時過ぎという最終時刻とともに、思わぬ場所で下車することに。でもウンター・デン・リンデン通りを、ブランデンブルク門に向かって歩いたのは、心地よかったです。「都会」の安心感のようなものも、肌に合いました。
・ベルナウアー通りに現存する「ベルリンの壁」にも触れて歩き、歴史を思い返しました。
<ブルージュ>
・ブリュッセル空港が思いのほか広く、送迎の運転手さんとの待ち合わせ場所に到着したのがだいぶ遅くなったためか、出会えず、またまた焦りました。1時間は待機してくださるというリミットの5分前に、ネームを掲げた運転手さんが(たぶん2度目で)現れ、安堵。ブリュージュまでは、少し渋滞もあり結構時間がかかりました。
・今冬のヨーロッパ、異例の暖かさのおかげで、運河クルーズもできました。鐘楼にも登って(これは結構きつかったですが、日本の城の天守閣を思い出しました!)街全体を見渡し、観光スポットを巡って歩き、醸造所のビール、グルーニング美術館も。
・かつて国際貿易都市だったこの街が、最も貧しくなったころに想いを馳せ、クノップフが描いた「見捨てられた町」、そしてローデンバックの『死都ブルージュ』に出合いたくて、訪れたのです。今は観光都市として賑わっていますが、やはりここそこに、ひっそりとした風景が見られました。ムール貝を含め美味しい料理に舌鼓を打った後、通りに出ると、不思議な空気が漂っていました。塔を照らす暖色のライトを包むように、夜空に霧が流れ、それはそれは幻想的でした。この光景は、決して忘れることはないでしょう。
ウェブトラベル 佐藤様
Sです。無事帰国しました。
オスロではご紹介いただいたギャラリーにてお気に入りの絵画を購入することが出来ました。
ありがとうございます!
オーロラは結局見れませんでした。。
この一週間では、月曜だけ見れたそうで、残念ながらタイミングが合わなかったですね。
仕方のないことなので、またの機会を期待する事にします。
オーロラは残念でしたが、概ね希望通りの旅行が出来、満足できました!
ご尽力、ありがとうございました。