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お客様からのお便り

2012年03月出発のお客様からのお便り

【2012-03-01 ご出発】 【担当コンシェルジュ】山本 茂直

K様 スペインハネムーン スペイン8日間

山本様

ご無沙汰しております。
3/1~スペイン旅行を手配していただいたKです。
その節は大変お世話になりました。
あれから仕事や結婚報告等に追われ、なかなか感想が書けずにいましたが、
ようやくひと段落してきた所です。

以下、旅行の報告&感想です。


【3/2】
朝からバルセロナ観光ツアーに参加。
まだスペインの地下鉄は未経験で不安だったので、
集合場所のカテドラルまではタクシーで向かいました。
10分くらいでスムーズに到着することができたので、タ
クシーで行って正解だったなと思います。

ツアーは、ガイドさんがベテランな方で段取りが良く、
それぞれの名所についてしっかり説明してくださり、とても楽しめました。
モンジュイックの丘やグエル公園などは、自分たちで行っていたら、
そこだけで半日は費やしてしまったと思いますが、
ツアーに参加したことで効率良く観光名所を周ることができたので、
参加して良かったです。

ツアーの中で一番の目的だった「サグラダ・ファミリア」は、想像以上の迫力で感動しました。
そして、運が良いことにサグラダ・ファミリアの主任彫刻家・外尾悦郎さんにお会いすることができ、
さらにツーショット写真まで撮ってもらうことができました。
芸術的なオーラがありながらも、
とても気さくで親しみやすい方でした。

午後からは、主人の今回の旅一番の目的、カンプ・ノウへ。スタジアムツアーに参加しました。
最初は「結構値段高いな…」と思いましたが、
選手が実際に使用しているロッカールームや記者会見場、入場ゲートなど、
スタジアムの隅から隅まで見学することができ、大満足でした。
試合前日に行ったおかげか、そんなに混雑もしておらず、見学しやすかったのも良かったです。
おススメいただき感謝です。

そして、夜は待望のバルへ。
初めて経験する本場のバルは、「C」でした。
到着したのは19:30過ぎくらいだったと思います。
噂どおり、既に店に入りきらなくなるくらいの待ち人が…。
違う店を探そうか迷いましたが、
せっかく来たので並んで待つことに。30分以上待ってようやく席に着きました。
後ろに人が並んでいるので、落ち着かないかなぁ、
と思いましたが、座ってみるとなぜだか意外に落ち着いて食事できました。
トルティーヤ、ハモンセラーノ、マテ貝、パドロンなどの食べ物と、赤ワインをボトルで注文。
どれもとっても美味しかったですし、店員さんも気さくで素敵な人でした。
(店員さんが突然アラレちゃんの歌を歌い出してびっくり(笑))


【3/3】
前日が早起きだったため、この日は少し遅めの起床。
そして、ホテルで朝食はとらず、サンジョベップ市場へ向かいました。
朝ご飯はサンジョベップ市場内にある「P」で。
ひよこ豆の煮込み、トルティーヤ、パンを注文。カヴァを飲みながらいただきました。
朝からお酒を飲んでいると、旅行に来たっていう気がします♪
朝食後は、市場内をぐるっと一周。食文化の違いを肌で感じました。
その後、おみやげ探し&ショッピングがてら、ゴシック地区を散策。
夜はFCバルセロナのサッカー観戦があるので、少し早いですが16:00頃に夕食を取ることに。
この日はホテルの近くにある「C」というバルへ。
当初行く予定だったバルが混雑していたため諦め、急きょ見つけた店でしたが、
カウンターにはピンチョス、天井にはハモンセラーノがずらっと並べられていて、とても雰囲気が良く、味も美味しかったです。
腹ごしらえをした後は、ユニフォームに着替えて、いざカンプ・ノウへ。
メッシがまさかのプロ入り初・イエローカード累積で出場停止…ということで、
メッシを見ることができませんでしたが、
地元のファンに紛れて、叫んだり・怒ったり・立ち上がったり(笑)
とても楽しい時間を過ごしました。


【3/4】
スペインの日曜日の朝。
噂には聞いていましたが、昨日と同じ場所とは思えないほど、車の音も人の声もしない…。
静かな朝に少し驚きながら、バルセロナの最終日を楽しもうとホテルを出発。
この日は旧市街方面へ。
バルセロネータ海岸にあるシーフードレストラン「E」へ。
カヴァを飲みながらムール貝のワイン蒸しと、パエリアをいただきました。
どちらも量がものすごく多かったです。
4人くらいで来るとちょうど良い量なんでしょうね…。
なんとか全部食べきりお腹は限界でしたが、
食後にはカタラーナを注文。
完全に別腹状態で、とても美味しくいただきました。
遅い朝食を済ませた後は、ピカソ美術館へ向かいました。
時間は15:00頃だったと思いますが、行ってみてビックリ。
ものすごい行列です。(50~100mくらい)
日曜でお店が休みなのと、
ガイドブックによると15:00から入館料が無料と書かれていたので、人が集中したのでしょうか。
美術館は諦めて、周辺を観光することにしました。
夜は、パエリアの満腹感が消えず、さらにここ数日の疲労が溜まっていたので、
近くのバルでタパスとワインをお持ち帰りし、ホテルでゆっくり過ごしました。


【3/5】
AVEに乗ってトレドへ。
AVEは時間も正確で、乗り心地も良くスムーズな移動ができました。
(マドリッド駅でトレド行きの乗り場がわからず、少し苦戦しましたが…)

トレドは街全体が世界遺産ということで、素敵な場所であることは想像はしていましたが、
実際には想像をはるかに超える美しさでした。
街並みのどこをとっても様になる風景ばかり。いっぱい写真とっちゃいました。
「A」という店のマサパンとケーキがとても美味しかったです。
あと、街を一周する乗り物の「ソコトレイン」がおもしろかったです。

宿泊したパラドールは、部屋からの景色は最高でしたが、残念ながらそれ以外はあまりいいとこなしでした…。
フロントの対応も無愛想で、英語が話せる人もほとんどいませんでした。
国営だからなのでしょうか?サービス精神がない人が多かったです。
そして、今回の旅の一番の失敗は、夜ごはんをパラドールのレストランで食べたことです。
山本さんのアドバイスにもありましたし、他の口コミでも評判が良くないのは知っていたのですが、
せっかく景色の良いホテルに宿泊したことだし
、パラドールでゆっくり過ごそうということで、決めたのですが…
味も対応も最悪で、しかもレストランからは景色が見えるわけでもなく…
残念な夜になってしまいました。

トレドは高い所から眺める景色も良いですが、
街中の小道を歩いている時のほうが街の雰囲気を感じることができて楽しかったので、
もし次行く時は街中のホテルに宿泊してみたいなと思いました。


【3/6】
AVEでマドリッドに到着したら、まずはタクシーでホテルへ。
荷物を置いてさっそく観光へ繰り出しました。

まずは腹ごしらえ、ということで、向かったのは「M」というバル。
ハモンをたくさん扱っていて、チェーン店のようですが、なかなか美味しかったです。
その後、プラド美術館へ。
普段美術館へは行くことがないのとキリスト教などの概念がよくわからないせいか、
全体的には「ネガティブな絵が多いなー…」という印象でしたが、
『モナリザの微笑み』(模写だったようですが)や
、『我が子を食らうサトゥヌルス』など、教科書で見たことある絵を見た時には鳥肌が立ちました。

本当は、ソフィア王妃芸術センターで『ゲルニカ』を見るのを楽しみにしていたのですが
、残念ながら休館日で入れませんでした。
バルセロナから続き、なんだかピカソには縁がない旅となってしまいましたので、
ピカソは次回の楽しみにとっておくことにします。
その後、セラーノ通りとチュエカ地区をブラブラしつつ、いよいよこの旅最後の食事…。
今までついつい1つの店に長居してしまい、
うまく「はしご」することができていなかったので、今日こそは「はしご」するぞ!ということで、
1件目:シャンピニオンを食べに「M」へ。 
この旅1番の美味しさかも…というくらい美味しかったです。
2件目:マヨール広場近くのバル(ふらっと入ったので名前は覚えてないのですが…)でエスカルゴを体験。
3件目:エビ専門店「L」へ 白ワインと共にアヒージョを。
締めにはガスパチョ。ここもとても美味しかった。
とても混雑していて忙しそうでしたが、
ベテランのおじさんがテキパキ働いてました。

最終日にようやく満足のいく「はしご」ができ、
やっとスペインらしい行動に慣れて来たかな…
というところで、旅は終わりました。


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やっぱり旅の醍醐味はおいしいご飯と素敵な風景☆
スペインはどちらも持ち合わせていて素晴らしいですね。
この感想を書きながら、色々思い出していたらよだれが出てきました…。
そして、書き始めたらずいぶんと長くなってしまいました。
色々良くしてくださったのに、
感想が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
そして長文をお読みいただきありがとうございます。

絶対にまたいつかスペインに行きたいです。
そしてその際には山本さん、また是非手配をよろしくお願い致します。

このたびは本当に色々と良くしてくださり、ありがとうございました。

それでは。


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