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ウェブトラベル谷口様
帰りのヴェネツィア-ローマが遅れただけで、他は順調でした。
実は帰りの飛行機の遅れはあまり気にならなかったの
ですが...。
改めまして、
今回の旅行の手配、本当にありがとうございました。
ベネツィアの正味5日間のことを逐一報告すると
長くなってしまうので要点だけ報告します。
アリタリア航空としては珍しくほぼ時間通りに
ヴェネツィアに到着し、また水上タクシーも順調で
予定より早くホテル前の桟橋に着いたのですが、
桟橋は花火を見に来た人でいっぱいで迷惑そうな顔を
されながらスーツケースを押してホテルに何とか
チェックインしました。(迷惑なのはオレ達だろ!)
部屋に入ってスーツケースから衣服を出し終えたあたりで
花火が始まり、窓から30分ほど花火見学、最後の華やかな
連続打ち上げを見終わったところで、
シャワーで汗を流してその日は就寝。
さぁ、今日から5日間、ヴェネツィアの街を彷徨うぞ、
と起き出して、窓から外を見ると何と雨。
ホテルで傘を借りてまずはサンマルコ広場へ。
今日のメインは、デントーレのお祭りの日にだけ架かる
仮設の橋を渡ってジュデッカ島の教会へ行くことなので、
途中うろうろしながらアカデミアの橋を渡って
ザッカレへ行き、まずは目的達成を目指しました。
アカデミアに着く頃には、朝の雨もどこへやらで
カンカン照りになってきました。
仮設の橋は船の上を歩いているような感じで、
船が通るとよく揺れました。
一旦ホテルへ帰ろうと歩いていると、
洋子さんに教えていただいた「アッラチュゲータ」の前を
たまたま通りかかったので昼食はここでとりました。
(探して行ったわけではなく偶然です)
今日のスペシャリティは「生牡蠣」だと勧められたので、
「初日から食中毒?」という言葉が頭に浮かんだものの
トライしました。
しょっぱかったですが結構おいしかったです。
白ワインとばっちりでした。
あまりに暑かったので、ホテルへ帰って休憩した後、
夕方からリアルト橋の方をウロウロし、夕食は
ウェッブで見て気になっていた「カンティーナ・ド・スパーデ」
というお店に行きました。
ここは「イワシのグリルのポレンタ添え」がおいしかったです。
めちゃウマです。
正味5日間の間、あちらこちらへ彷徨いながら
(実は道に迷いながら)、ヴェネツィアの街を
彷徨い歩くことができ、ありがとうございました。
ヴェネツィアといえばシーフードなので、
2年前のオルビエート~シエアナ~フィレンツエの肉食と違い、
昼は軽めで夜はしっかりの食事を堪能できました。
昼は「エリオ・レ・デル・トラメッツィーノ」という
パニーニとサンドウィッチのお店に3日通いました。
おいしくて安くて、何よりもエリオと奥さんがとても感じのいい
お店で、生ビールもワインもおいしかったです。
今回、事前にあまり予定を決めていなかったのですが、
スキアヴォーニ海岸から造船所、そしてカステッロまで
彷徨った時は、観光客も少なく、のんびりと彷徨うには
ぴったりのコースでした。
3日目にはふらっとブラーノ島へ行ってきました。
小さな島をぶらぶら散歩し、帰りはサン・ザッカリアまで
のんびりと70分ちょっとの船旅をしました。
街を彷徨いながら教会へ寄ったり、
ブランドのお店ではなく地元のお店にふらっと
寄ってお買い物をしたりして充実の5日間を過ごせました。
たぶん、洋子さんが今まで手配されたヴェネツィア旅行では
ありえないと思います
が、有名どころの観光地にはまったく行っていません。
サン・マルコ寺院もドゥカーレ宮殿もアカデミア美術館も
行かなかったなんて信じられないかもしれませんが、
それよりもヴェネツィアの街そのものの方が
ずっと魅力的でした。
このまま住みついてしまいたいと思いました。(お金があれば...)
唯一、グッゲンハイム美術館へは入場しようと
行ったのですが、結局、美術館へは入らずに
隣のショップでスリッパと天使の羽根のマグカップを
買って帰ってきました。
だけど海の税関の周りは散策しましたよ。
でも、ツアーや他のお仕着せの手配旅行では経験できない、
自分の住んでいる町のように日常的に歩き、ふらっと教会へ
寄ったり、地元のお店で買い物をできたことは何ものにも
代えがたい経験でした(オーナーや店員さんがめちゃくちゃ
格好よくて、ついつい自分の体形を忘れて服を買って
しまいました)。
今回、手配いただいた「ロンドラ・パラス」は
とても素敵なホテルでしたし、最後の夜のディナーは
決まったコースではなく、メニューから自分で選ぶものでした。
(それで戸惑いましたが、それも楽しかったです)
シーフードのミックス・グリルをいただきましたが、
とてもおいしかったです。
今回、食事したお店は、「アッラチュゲータ」、
「カンティーナ・ド・スパーデ」、「アイ・ルステーキ」
(パニーニのお店で、とてもおいしいですが、
場所は分かりにくいです)、
「アエ・スコンテ」(ここも分かりにくい場所ですが、
とてもモダンな感じのお店で、おいしくてスタッフも
気さくで親切でした、2回行きました)、
「エノテカ・サン・マルコ」(ワインがおいしくて、
料理も盛り付けがとてもおしゃれで、味もおいしかったです)、
「エリオ・レ・デル・トラメッツィーノ」(サンドウィッチと生ビール
が最高、お昼に3日も通いました)でした。
今回の食事は、お値段もリーズナブルでしたし、
味もどこもハズレなしでした。
朝からホテルの朝食でプロセッコを飲み、
昼も夜もワインとビールでシーフードを満喫しました。
サン・マルコ広場やリカルト橋は早朝の人がいないときに
のんびりと観て廻り、街を彷徨う時は人のいない方へ行って
本当に迷ってしまったりしましたが、思い描いていた以上に
ゆっくりと充実した時を過ごせました。
たまたま、デントーレのお祭りの日にヴェネツィアへ
行けたことは、今から思うとラッキーでした。
今回は洋子さんに会えずにそれだけが心残りでしたが、
次は洋子さんに会いにイタリアへ行きます。
本当にありがとうございました。
チャオ、グラッツィェ!
チャオ、チャオ、チャオ!!!
S&K・T
谷口さんへ
このたびは本当にありがとうございました。
昨日無事に帰宅し、時差ぼけと、やっぱり疲れで
すぐ寝てしまいました。
素晴らしい旅行でした。ありがとうございます。
食事など、お勧めのお店を教えていただき
とてもおいしかったです。
ベネチアでは、リドットという店にも夜行きましたが、
すごく味がよくて繊細でお勧めです。
ホテルについては、ダニエリは景色も内装も申し分なく
美しいホテルといったところで、
また想像以上のリストランテからの眺めは、感動しました。
難点は、シャワーなど水回りで、水勢が弱いことと、
お湯と水のバランスがとても難しく不安定で、
温度調節が困難なことですね。
あとハブラシがないことは驚きました。
そのかわりシューズスポンジがあるのは、
さすがおしゃれなイタリアといった感じがしました。
デラビッレについては、お部屋をジュニアスイートで
テラス付きへグレードをアップしてもらえたので、
すごく大きなテラスがありびっくり感動しました。
内装や設備すべてに問題なく快適でした。
もっとホテルを楽しんでいたい、帰りたくない気持ちで
いっぱいでした。
最終日の朝食は、チェックイン時に訪ねたのですが
ルームサービスでないとダメそうでした。
ロビーでコーヒーなどと言われた感じもしましたが、
用意できている感じもなかったので、
最終日はどちらにしても朝食は、空港でする感じでしたね。
ルームサービスでも良かったのですが、
どちらにしても、前日までとことん遊んで疲れて寝てしまい、
帰り支度がギリギリでしたので、朝食の余裕は最初から
なかった感じで、かえって良かったと思っています。
皆さんに送っていただき、それらの心配が全くなく
快適に旅ができたことが、本当にありがたかったです。
今回の旅行について、仕事の仲間に内容を語り
みんなからうらやましいと言ってもらえました。
自分なりのこだわってみたいところや、想像したところが
願いがかない本当に良かったと思っています。
みんなが、ツアーではなく、オーダーメイドした旅行は
とても高額で、との印象が強いのですが、
(最初もわたしもそう考えていましたが、)
自分で調べて、要望を適えたツアーの値段とを比較して
考えると、手配してもらえた分、高くなった料金が全くない
のでは、といったのが私の印象でした。
とてもありがたく思いました。
最初は、飛行機やホテルの手配を
ホームページから全部予約をしてしまおうかと思ったぐらい
でしたが、飛行機を手配して、ホテルが取れなかったらとか
飛行機自体航空券を押さえるのがすごく大変で、
半年ぐらい前から考えていないと難しいぐらいだなと
思いました。
自分の休みがいつ取れるのかわからない仕事で、
それは難しいですね。
本当によかったです。ありがとうございました。
ツアーでないことの心配点は、やはり言語でしょうか、
空港でのチェックインやホテルでのチェックインなど、
些細なことですが、席をうまく伝えられなかったり、
部屋や食事などの案内がうまくわからなかったりと、
ちょっとしたデメリットをこうむってしまったりするときに、
うまく対応できないかもしれないですね。
海外旅行に慣れて?というか、すこしの言葉でよいと
思うのですが、自分がこうしてほしい。ということが、
はっきり言えれば、ホテルはもちろん、
大体のところは叶えてくれるような気がします。
我慢してしまえば、それなりですし、
うまくしゃべれなくても伝わるものです。
日本では、逆に言っても、どうにもならないことが多いくらい
ですが、海外では言った人しか何とかならないですね。
すこしだけ心を強くする必要がある気がします。
なんだか、すこし書きすぎてしまったところがあるかも
しれませんが、本当にありがとうございました。
H・O