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遠藤様
こんにちは。Kです。
ご連絡がすっかり遅くなり、申し訳ありません!
帰国してくるなり、夫婦そろって風邪をひいてしまい、ダウンしていました。
(おそらく発信元は、帰りの機内で隣だったフランス人のマダムと思われます!)
何しろ、微熱と咳が長引き、なかなか回復しませんでした。
私の夫は、まだゴホゴホいっています。
もっと早くにご連絡をしたかったのに、すみませんでした。
遠藤さんもお気をつけ下さい。
スペイン、フランスとも「バスク地方は素晴らしかった!」のひとことです。
とにかく街がきれいで、海も穏やか、人々も品があって優しくて。
日本とはまるで違う気候と文化に、圧倒されまくりでした。
特に印象的だったことを箇条書きに。。。
【サン・セバスティアン】
●バルのピンチョス、タパスの数々
肉厚のアンチョビが忘れられません!
お店の方も非常に親切。言葉がわからなくても大丈夫。
現地の方は、朝っぱらからバルで一杯やりつつ朝食?なのですね。
うらやましいです!
●チャコリ
日本ではなく、あの場所でもう一度味わいたいです。
●日本人シェフのお店「txubillo」のフォアグラ丼
ちょっと日本のお米が恋しくなっていた時に、
インフォメーション・センターで紹介してもらいました。
ランチで行ったのですが、ほとんど予約でいっぱい。
てんぷらや寿司などのメニューもあり、
地元の人たちには人気があるようです。
ですが、バスクならではの料理も充実していました。
私たちは「バスクならではのメニュー」にしましたが、どれもおいしく、
全体的にレベルの高いお店のようです。
こういうお店が遠く離れた地で、現地の方に愛されていることが
とても嬉しかったです。
●コンチャ海岸で、海水浴をしていたおじいさん
真冬にもかかわらず、数人、海水浴をしていた方が
いましたが、このおじいさんは、ずっと海でぷかぷかと、
海水浴を楽しんでいました。
文化の違いというか何というか、何かコメディでも
見ているようで微笑ましかったです。
●のんびりとした、水色の列車「Eusko Tren」での移動
2両編成の、ゆっくりとした電車でした。
日本の田舎を走る、鈍行列車のようなものなんでしょうね。
車窓から見える牧場や、家々の風景が印象的でした。
山羊や羊も見えました。
農業大国なのだなぁと、しみじみ。
●「オタエギ」のクラシックで、かわいいお菓子&ラッピング
●ベレー帽のおじいさん率が高く、カワイイ!
個人的に「おじいさん好き」なのですが、ヨーロッパの年配の方々の着こなしは
非常にセンスが良く、勉強になります。
ベレー帽は欠かせないものなんでしょうね。
●女の子のレベルが高く、抜群にカワイイ!
スペイン側の女の子たちが、かわいくてびっくり。
ペネロペ・クルスとは言いませんが、モデル並みの容姿の女の子がたくさんいて、
目の保養になりました(笑)私は女ですが。
★街の人々がとっても親切でした。
地図を持ってうろうろしていると、必ず助けてくれました。
しかし、アジア人は珍しいのか、常に誰かに見られているような状況でした(笑)
旅の道中、確かに日本人旅行者は1組くらいしか見かけませんでした。
とにかく、食のレベルが非常に高く、ちょっとしたカフェでの食事も
おいしかったです。
こちらの方は、味覚が鋭いのでしょうか。
【バイヨンヌ】
●「Cazenave」の、これまたかわいいチョコレート
見かけはクラシックですが、おいしかったです。
●「Patisserie Lionel Raux」のチョコレートドリンク
うちの相方は、おかわりして2杯飲んでいました。
洗練された味でした。
●「Pierre IBAIALDE」の生ハム
★なんといっても、ホテルでの「モエ」のサービス!
遠藤さんがご手配してくださったのですよね?
とっても嬉しかったです!生ハムと一緒においしくいただきました!
ホテルもゆったりとしていて、街の中心にあったので快適でした。
【サン・ジャン・ド・リュズ】
●「メゾン・アダム」の絶品マカロンとガトーバスク
お店もお菓子のパッケージも◎
マカロンは、乾燥しないようジップロックに入れて日本にも持ち帰り、
お土産にしました。
日本で同じようものは、どこを探しても無いのではないでしょうか。
すでに恋しいです。
そして、さくらんぼジャムの入ったガトーバスクのおいしいこと!
●街のレストラン「シェパブロ」。温かいお店。
このレストランで出会った、日本語の話せるおばあさん。
「なんでこの店に来たの?」と、しきりにたずねられました。
地元の人が食堂的に利用する店なので、とても珍しいらしく。
●地元の人であふれる、活気のあるマルシェ
ここは、本当にもう、入った瞬間、この地で暮らしたいと思いました(笑)
チーズに野菜、肉、魚介類。。。
サン・ジャン・ド・リュズの人々の暮らしを支えている台所なのでしょうね。
●アンティークショップで出会った、バスクリネン
●山羊のミルクのデザート「マミア」
はちみつをかけて、いただきました。これも日本には無い味ですね~。
★バイヨンヌから足を伸ばして、1日はサン・ジャン・ド・リュズで過ごしました。
とってもかわいい街で、お気に入りになりました。
この街で、お土産のほとんどを買いました。
【ボルドー】
●トラムがすごく便利
●夜、トラムから見えた大きな満月
(本当に大きくて、月なのかどうか疑いました)と
川沿いのライトアップが、ロマンチック
●サンテミリオンは、タイミングが大事
●ボルドー・アールデコ・ミュージアムでの、ジャスパー・モリソン展
★サンテミリオン行きにトライしましたが、バスは日曜しか無く、
Libourne駅まで電車で行ってみたところ、駅のタクシー乗り場には、
タクシーは待てど暮らせど一台も来なくて、電話して呼ぼうと試みましたが
電話がうまく通じず、断念しました。
でも、ボルドーへ戻り、美術館ですてきな展示も見られたので、
「まぁ良し」な感じでした。
もう少し、ボルドーでの過ごし方を考えておくべきでした。
ボルドーを発つ日、ドライバーさんが予定通り来てくださったのですが、
ものすごいスピードで、空港に早く着き、時間がたっぷりありました。
遅れるよりもいいので、空港内をブラブラとしていました。
ボルドー空港で、カヌレを買っておみやげに。
以上、ざざっと箇条書きにしてしまいましたが、
遠藤さんのおかげで、非常に変化に富んだ楽しい旅になりました。
本当に食べ物が何でもおいしくて、常に満腹状態でした。
行き帰りの送迎をつけていただいて、本当によかったです。
今度は、暖かい時期にも行ってみたいです。
「山バスク」にも、ぜひトライしてみたいです。
楽しい旅をありがとうございました!
*そうそう、日本を発つ前夜に、ちょっとしたハプニングがあったんです。
荷物をパッキングして、後は寝るだけの状態になった深夜1時。
歯を磨いて、奥歯をフロスでみがいていたら、奥歯の詰め物がポロリ・・・。
詰め物を元の位置に戻しても、くっつくはずがなく、
うがいをしたら、キ~ンと激痛が走りました。
明日から食い道楽の旅に出るというのに、、、
真っ青になりながら、年末年始の土曜の深夜に営業しているような
奇特な歯医者さんはないか、ネットで検索しまくりました。
そうしたら、1軒ありました!
歌舞伎町に、年中無休で深夜4時まで営業している歯医者さんが!
あわてて電話して、タクシーを走らせました。
この時ばかりは、東京のすごさを痛感しました。
フロスは要注意ですね(笑)
ほんの一部ですが、写真を添付させていただきます。
K.
遠藤様
今回は、いろいろとありがとうございました。
全行程とも晴天に恵まれ、とても良い旅行となりました。
交通機関の遅れもなく、ほぼ予定通りにいけたと思います。
メインのエローラは特に素晴らしく、
カイラサナータ寺院は2日がかりでスケッチしました。
感動でした。
アジャンタの彫刻や壁画も、見ることができてよかったと思います。
寝台列車も特に問題なく、少し狭いため快適とはいきませんでしたが、
ぐっすり休めました。
効率的にも良かったと思います。
食事については、ガイドのMさんがいろいろ気配りをしてくれ、
カレーからスィーツまで堪能できました。
娘はサリーを2着格安の値段で手に入れ、1日中着て歩いて、ご満悦でした。
また、2日間の(オーランガバードから)エローラへの往復時に、普通の家庭にも
朝夕4回ほどお邪魔する機会を得ましたが、チャイをごちそうになるなど、
温かさにも触れることができました。
写真はその折りのもので、中央でサリーを着ているのが娘です。
バラナシーもよかったですよ。
ガンジスの朝日がのぼる光景や沐浴、遺体を火葬にする光景など驚きでした。
ガイドのMさんは、とても良心的な方で、
夜もオートリキシャーや輪タクなどで、ショッピングに連れて行ってくれるなど
一緒に行動している間は、いろいろな経験をさせてもらいました。
次回いく機会があれば、再びお願いしたいくらいです。
ということで、今回の旅行は大満足です。
本当にありがとうございました。
遠藤様
おはようございます。
昨日、無事帰国いたしました。
短い旅ではありましたが、天気にも恵まれ、
大変充実した旅行になりました。
死海も、ワディ・ラムも、ペトラも、駆け足ながらも楽しめました。
ドライバー兼ガイドのKさんも、陽気でいい人で
なにより大変日本通で、楽しい道中でした。
ご手配本当にありがとうございました。
取り急ぎ、帰国のご報告と御礼まで。
I.