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お客様からのお便り

2006年03月出発のお客様からのお便り

【2006-03-25 ご出発】 【担当コンシェルジュ】谷口 洋子

岡田 様/ローマ・フィレンツェ・ピサ10日間

谷口 洋子 様

おかげさまで有意義な10日間を過ごすことができました。
仏と神々が同居する日本と、一つの信仰に収斂してきたヨーロッパ、文化の基層の違いを痛感する旅になりました。

今回のような旅は今後も癖になりそうです。困ったときには谷口さんに相談できるという安心は私にとって何よりのものでした。またお願いすることがあると思いますので、そのときにはよろしくお願いします。

フィレンツエでは特別に落ち着ける空間を見つけました。ご存知かもしれませんが、サン・マルコ修道院そばのスカルツォの修道院の回廊です。小さな回廊ですが、単色のフレスコ画が気持ちを穏やかにさせてくれます。一度行って気に入り、ピサに発つ直前にもう一度行ってしましました。わたしのような旅をなさる方には是非お勧め下さい!

さて、私はとうとう現実の世界に引き戻されました。騒々しい毎日が始まっています。
実は、私も中学1年までは新学期開始ごとに高熱を出ておりました。今ではウソみたいですが。お互いに神経質な子ども時代だったのですね。さらに親近感がわきましたよ。

それでは、明るいイタリアの空の下、どうぞお元気でご活躍下さい。
本当にありがとうございました。


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【2006-03-18 ご出発】 【担当コンシェルジュ】谷口 洋子

目黒 様/ローマ・ナポリ8日間

母も私も何も盗まれず(地下鉄A線にて、すりの手が母のバッグに思いっきり入って大声をだして撃退したことが土産話になりましたが)、怪我せず無事帰国しました。

途中でファックスをいただきありがとうございました。(携帯から一度お電話しましたが留守電でした)今回は初めてWEBでのアレンジでしたが、なかなか旅行社の窓口まで出かける時間がとれない私には便利だと思いました。心配はちゃんとした会社かどうかということだけでしょう。ただ、メールのやり取りの中でお人柄が感じられましたのであまり心配はしませんでした。

結果としては母は、大変楽しんで帰りました。(私がはやく歩きすぎるということへのクレームを除き)特にポンペイのガイドさん(イタリア人女性で、名前をちょっと忘れてしまいましたがエリカ?)とても良くしてくださいました。彼女が説明してくれる言葉は、わかりやすく、母は、それはもう喜んでいました。ガイド付きで見たのは私も初めてですので、30年前に見たときとはまた違うポンペイの町、歴史を感じました。(そういえば ガイドさんと一緒に写真もとらずに帰ってきてしまいました。)

天候もこのときばかりは、最高の晴天で、ベスビオス火山までくっきり見えました。ハイライトの場所でなんとラッキーと私までうれしくなりました。個人的に彼女をご存知ならぜひお礼を言ってください。イタリアで私は気を張っていて、いつもならもう少し柔軟に、いろいろすることも(露天の冷やかし、路地を歩き回る、そのほか)母に気をとられて思考が停止気味でした。(やはり団体旅行は楽ですよね)

ナポリのホテルサンタルチアは、抜群のロケーションで(卵城のまん前)母は大満足。ローマのホテルアトランテガーデンは、当初母はなんと寂れているところにある、うらぶれたホテルに滞在させられたのかとがっかりしていたようで、母のイメージ(今まで海外で泊まった、グランドハイアット=北京、ヒルトン=アメリカ、などのピカピカしたホテル)とかなり違うようなのがわかり、ちょっとあせりました。

そんな中で、アトランテホテルの福地さんに電話をいたしましたが21日からの部屋はかなり広いお部屋にしていただいたこともあり 母は“あら、このホテルでいいわよ、イタリアは、2000年前と現在が一緒なのね”と妙に納得、オプショナル観光の集合場所のホテル(駅のそば)のような、きれいでも環境的にあまり落ち着かないところよりよいと思ったようです。

また アトランテスターのレストランはきれいで、眺めもサンピエトロが良く見えて、母もですが私がとても楽しんでしまいました。このホテル、慣れてくると スペイン広場のコンドッティ通りより、はるかにおしゃれな感じで買い物しやすい、コーラリエンツォ通りに近く、また、サンピエトロ寺院・バチカン美術館にも歩くだけでよく、サンタンジェロ城にもあるいていける、とても便利なロケーションでした。川向こうに行くのに、タクシーで15ぐらいかかるのが、唯一の難点ですが周りの環境も駅の周りに比べるとはるかに落ち着いていて探せば良いレストランも多く(これは福地さん手作りのマップがとても役に立ちました!!ガイドブックにある遠い店よりホテルの近くで見つけるのが一番と実感。コメントも的確でした!(地図の中のレストラン2軒、バール・ジェーラート各1軒、デパート・スーパー、食品店、行きました!)ぜひこの地域はお勧め!としなくてはと思いました。この私もこの通りで最後の日は私のショッピング日として買い物を楽しみました。

ホテルは、ドイツ人観光客が多いようでやたら、テーブルからドイツ語が聞こえていましたが、日本人がもっときてもおかしくないのでしょうが英語でコミュニケーションができないとちょっと難しいかなとは思います。必要なことが英語で依頼できるなら このホテルは◎です。ただ 4星というイメージにはもちにくいかも。アトランテスターの方がレセプション、ロビー、レストランとそろっていますね。(私はショッピングを楽しみたいので、ガーデンの方が良いかも)

母は、今頃になって“こうやって思い返して見ると(ガイドブックなどを見ながら)結構いろいろ上手にプランを考えてあったわね。” だって。大変だったんだぁ!とわめきたい気分でしたが“そうよ。ありがたみが、わかった?”で収めておきました。

“ウノ エスプレッソ、ウノ アクア ナチュラーレ プレファボーレ”と、バールでの片言のイタリア語が楽しかったです。

グラッチェ、チャオ!

目黒



【日程表】
~ポンペイを訪ねる 8日間~


日程表


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【2006-03-14 ご出発】 【担当コンシェルジュ】谷口 洋子

大泉 様/イタリアアグリツーリズモとローマ・フィレンツェ11日間

谷口洋子 様 

Buongiorno(こんにちは)。 Come va?(調子はどう?)
イタリア、アグリツーリズモ体験の旅、無事に帰国しました。
旅行計画からイタリアでの関係者の方々への調整と色々お骨折りをいただきましてありがとうございました。

今回は一般的な観光旅行ではなく、私が始めようとする新しい農業のための体験旅行でした。メールで谷口さんに「こういうところに行きたいのですが~」と伝えると色々と紹介していただき、マニアックなレベルの微妙な注文にも、私をガッカリションボリさせることなく、まさにドンぴしゃりなセレクトで満足させてくれ、感謝!感謝!です。

旅行の3ヶ月前ほど前から、数十回のメールのやりとりをし、プランを練る楽しさも充分に味わわせてもらいました。

今回の旅は気楽な一人旅!成田からミラノで乗り継いでローマへ。ジローラモやロザンナ(古いっすね!)が沢山うごめく異国の地に一人放り出された迷える子羊でしたが、けっこう太々しく歩き回りました。ヴァチカン美術館を堪能してから地図を片手に街を散策。(スリに気をつけながら)。ヴァチカン市国の高い城壁沿いに歩き、テヴェレ川にかかるベルニーニ作のサンタジェロ橋を渡り、ナヴォーナ広場へ。

次は、石畳が敷き詰められ下町情緒豊かな地区カンポ・デ・フィオーリへ行き、アーティチョークやパプリカなどの色とりどりの野菜や果物、食品を売る露天が並ぶ賑やかな広場を見て回りました。日本ではお目にかかれない野菜があって面白かったです。ちょうど昼食時だったので、私も外のテーブルにすわり、ピザ(マルゲリータ)と水を注文。大きな皿に薄い生地のピザはなかなか美味しかったですよ。歩き疲れたのでちょうど良い休憩。元気を取り戻し、パンテオン、トレヴィの泉、スペイン広場と歩き、地下鉄でテルミニ駅に行こうとしたら、駅の自動券売機が故障中。またまた歩け歩けで地下鉄2駅分約30分ほど歩いてテルミニ駅に近いホテルまで帰って来ました(笑)。



ローマの次は今回の旅の目玉、アグリツーリズモ「カ・マッツエット」へ。教えていただいたとおりにテルミニ駅で乗車券を購入し、各駅停車の列車の車窓から小雨に濡れたイタリアの農村風景を眺めながら、時々山の中腹に見える石造りの古い建物群に感激しました。

アグリツーリズモ「カ・マッツエット」では、ご夫妻と3人の子供たち、そして4匹の犬と数え切れない羊たちにアットホームな雰囲気で迎えていただき、貴重な体験をさせていただきました。初めてのチーズ作りにも挑戦してきました。言葉がなかなか通じないので、片言のイタリア語と英語、そして絵でコミニュケーションをとりながら、リコッタとペコリーノのチーズ作りを体験してきました。これ結構楽しいですね!本場のチーズは最高でした。



滞在中は、メールでやりとりしたイタリア有機農法審査団体に承認された色々な施設をご案内いただき有意義な旅となりました。環境に配慮した農業と、歴史的に貴重な農産物を守ろうとする姿勢が印象に残りました。皆さん仕事に誇りを持ち手抜きをしないということ、生産者・消費者ともに環境保全というものに力を入れているということを感じた見学でした。

その後のフィレンツエ3日間も歩き回りましたよ。駅からサンタ・マリア・ノッヴェラ教会→ピッティ宮→ポンテ・ヴェッキオ(橋)→ウフィッツィ美術館(外のみ)→シニョリーア広場→ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、サン・ジョヴァンニ礼拝堂)まで歩き、翌日はウフィッツィ美術館でダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、カラヴァッジオなどのルネッサンス期の名作をゆったりと時間をかけて楽しみました。その夜、日本の子供たちからのメールで、ワールドクラッシックベースボールでの日本優勝を知りちょっぴりホームシックにかかりましたけどね。

イタリアでは、初日のホテルでスタンドのスイッチを入れたら、「バチッ」という音と共に電球が切れ、「えっ!」。早速イタリアの歓迎を受けましたが、それ以外は平穏無事に旅を続けることができました(アクシデントが起こって当然という気持ちで行ったのが良かったのでしょうか?)。

ツアーのような決まったコースではなく、自分一人で行動しなければならない旅でしたが、スゴク新鮮で新しい発見の毎日でした。

また機会がありましたら、歴史の重みを感じられるイタリアに行きたいと思います。もう少しイタリア語を話せるようになって・・・。
Arrivederci.

私のイタリア紀行、Myホームページにアップしました。見てくださいね!
http://www.geocities.jp/nisikawawoodyfarm/


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