2005年08月出発のお客様からのお便り
【2005-08-23 ご出発】
【担当コンシェルジュ】溝口 伸
こんにちは、田辺です。先程、無事帰国しました。
旅行中ずっと天気に恵まれ、事故や怖い思いも全くせず、スペインにしては珍しく(?)時間の遅れなども少なく、予定通りに進み、夫は毎晩、セルベッサ カーニャとビノを存分に楽しみ(時々、バルで昼から皆で飲んでしまいました・・・昼間は飲まないのが我が家のルールなのですが)。
私も体調を崩さず、無事息子との再会も果たせ、娘もプラドを始め美術館を満喫して、毎日凄く充実して思い出深く、唯一つ長女も連れて行ってあげたかったです。
細かい、旅行内容やパラドールの事などは、又後日メールさせていただきますが、今日は取り急ぎ、無事帰国の報告をさせて頂きます。
溝口さんには、最後の最後まで、人数の変更などでお手数を
お掛けしてしまい、どうぞお許し下さい。
おかげで、本当に楽しい旅行でした。ありがとうございました。
田辺 俊介・幸子・賢介・恵
<追伸>
風子は皆が帰宅すると、怒って3人にそれぞれ飛びついて文句を言ってました。私の顔までジャンプして(それが又、可愛かった~)。今は安心して庭でバッタリ眠っています。
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こんにちは、田辺です。
旅行の片付けもやっと終わり、我が家も日常の忙しさに戻りつつあります。
私の体調もすっかり戻り、先週末より仕事を再開、でも暫くは70パーセント位に押さえながら、少しは主婦と母親らしい生活も大切にして行くつもりです(そんな殊勝な事を言ってるのは今だけ!の声が多数有り)。
夫は昨日の日曜日迄夏休みだったのですが、先週末に突然時差ぼけが出たのか、睡眠サイクルが狂ってしまい、早朝目覚めたり夕方睡魔に襲われたり、今回の旅行では誰一人時差ぼけにならなかったのに・・・不思議ですね(今日の仕事中に眠ってしまわない事を祈っています)。
さて今日は、先日のスペイン旅行のご報告と、思い出話を少し詳しく聞いていただこうと思ってメールしました。
※PS・すみません、書いているうちに凄~く長くなってしまったので、必ず!お仕事のお暇な時に読んで下さい m(_ _)m
最初の目的地バルセロナは、安心な都市だったので、地下鉄の1日フリー切符を使って、先ずはやっぱりサグラダファミリアへ直行、その後、地下鉄でこまめに移動しながら公園や建築、ほぼ総てガウディ尽くしの1日で、初日にして足が棒でした。
でも合間には、溝口さんお勧めのバールに寄って美味しいタパスを食べ、たまに(?)地元の人にならって(郷に入れば・・・)、セルベッサカーニャやビノを楽しんだり、これが旅行中の楽しみ事としてすっかり定着してしまいましたが・・・。
翌日は、郊外のモンセラまで足を延ばしましたが、なぜか国鉄が止まっていて、地元の人に教えてもらいながら、地下鉄を乗り継いで行くハプニング。帰りには、駄目押しでガウディの教会を見るため途中下車してまた歩き。
バルセロナからグラナダへの移動の、溝口さんお勧めのホテルトレインは、設備も良く、快適で、時間のロスも少なく大正解でした。
でも食堂車では全く英語が通じず、夫の即席のスペイン語も駄目で、最後は素材の絵を書いてもらい注文したのですよ(双方、大爆笑)。未成年(スペインでは、確かアルコールは18歳は可だったかな???)の娘も含め、乾杯乾杯の夜でした。食事のみならず飲み物もすべても含まれているんですね?
そう言えば、スペインは列車が定刻に運行されない事が多いと
聞いていたのに、今回の旅行では、殆ど定刻発車(但し、目的地到着は大幅遅れなんて事もあり)でした。
それより、なぜか予定時刻より早く発車してしまった事があり
(これもスペイン風なのかな?)大慌ての一幕も・・・。
グラナダでは息子と無事合流でき、3日間はグラナダ・コルドバ・クエンカと、今回の私の最大のこだわりのパラドール泊で、これはどこも大満足☆☆☆☆☆。行く前までは家族も「パラドールってナニよ?」と少々呆れ気味だったのですが、行ってみると大好評で、私の株も「目の付け所が違うな~」と上がりぱなしで、凄く嬉しかったです。
駅や観光地から少し離れ、やや足の便が悪い所が多かったのですが、それが全く苦にならないほど、それぞれ建物や造りに歴史とこだわりがあり、まさに世界遺産の中に泊まっているようで、中でも特にクエンカは最高でした。
最終地のマドリッドは、殆どの人に「治安が悪いから気を付けて!」と脅かされ、幸い溝口さんに取っていただいたホテルが足の便の良い所だったので、昼間は家族がピッタリ固まり、貴重品はそれぞれポケットに少しづつ分散し、手ぶら状態で安全な道を遠回りしながらも歩き回り、夜の外出は必ずタクシーで、やや緊張の3日間( タクシーが安いのには大助かりですね)。娘の希望の美術館では、閉館までねばって楽しんで来ました。
スペインは、何しろ食べ物+生ビール+ワインがどこも凄く美味しい上に結構リーズナブルで1度も外れが無く、食事が美味しい国はそれだけでも毎日の楽しみも倍増ですね。(日本でもお馴染みの、ガスパチョとパエリアは各地で食べ較べしました)。
今では笑い話なのですが、あえて困った事と言えば・・・都市から離れるほど英語が通じず、又、スペイン語のイントネージョンが聞き取れなくて、特に食事の時に英語メニューが無い店に入ると、一つ一つ単語を訳しながら悪戦苦闘、見かねて地元の人が「私は少し英語が出来るので通訳して上げましょう」と助けてくれた程です。
それと、夕飯の時間が早くても8時30分~9時なので、7時に空腹状態の日本人はちょっと苦痛でしたね・・・(笑)。
後、トラベラーズチェックを持って行ったのですが、市内の店では殆ど使えず、換金の為に手数料無しの銀行を探すのに一苦労しました。それ位です。
我が家の旅行は、パックから始まり、次第に家族の希望を聞きながら延泊して行き先を変えたりして自由旅行を目指し、今回初めて溝口さんの手をお借りしてゼロから企画。
行く先々で「あ~でもない、こ~でもない」と言い合いながらコースを決め、時間を決め、切符の手配をして、むしろお決まりの市内観光には入っていないような見落としそうな所に、地下鉄やローカル線を使って移動し、煩わしい買い物も無く、時には必死で言葉の壁を乗り越え、それぞれの土地での思い出と共に、家族の一体感と言う大きな宝が残ったのが最大の収穫の旅でした。
溝口さんには、いつも豊富で適切なアドバイスと共に、間際の変更など、本当に言葉では言い尽くせない程感謝しています。
お力添えいただき、ありがとうございました。
子供達の独立もそう遠い未来ではない我が家にとって、この10日間はまさに家族共通の『夏の思い出』になりました。今後もご縁がありましたら、是非またお力をお貸しくださいね。
最後になりましたが、超多忙な奥様(次回はロシアですね?でも時々は休まないと、私みたいに痛い思いしますので・・・くれぐれもお体に気を付けて下さい)、今回気合を入れて祈ってくれた、隊長どん君にもどうぞよろしく。
溝口さんも、どうぞくれぐれもお体に気をつけご活躍下さい(アルコールは程々に・・・我が家の夫と共に・・・ネ!)。『オリーブの葉っぱ』もいつも楽しみに応援しながら読んでいます。
我が家の留守番隊の、長女と風子にも感謝です!
台風接近で心配な天気ですが、どん君の散歩は大丈夫ですか?お気をつけて。我が家の風子は、どんな嵐でも雪でもトイレは外なので、合間を見てこれから行きます。
また時々メールさせて頂いてもよろしいでしょうか?では、長くなりましたがどうぞお許しを。今日はこれで失礼致します。
さようなら。
田辺ファミリー 一同
<留守宅を守った風子ちゃん>