2004年11月出発のお客様からのお便り
【2004-11-12 ご出発】
【担当コンシェルジュ】中島 美弥子
＜ウェブトラベルさんへ依頼しようと思ったきっかけ＞
旅行総合見積もりのサイトがあり、自分の旅の目的や予算などの希望を入力し、各社から返事が来るのを待っていました。そこで、一番に返事が来たのが御社でした。そして内容も、その時点で考えられる具体的な見積もりとプランをいただきました。信頼の置ける内容ではありましたが、さすがにこの段階で、決断は出来ませんでした。ただ、もう少し色々と話を聞いてみようという気持ちになり、返信いたしました。
実は、ほぼ変わらない速さで返事が来た会社もありました。
そこは、ただ金額が載っているだけで具体性は一切書かれておらず、「ひとまず連絡ください」といった内容でした。これでは、せっかく掲載していただいた金額でも、どこにどれだけかかっているかわからないため、今後、面倒なやり取りが続くことが予想され、お断りメールをしました。
＜ウェブトラベルさんで手配していただいた内容について＞
今回の旅では、ツアー旅行を希望していなかったため、航空券とホテルの手配のみを行っていただきました。
航空券については、オーストリア航空で、しかもキャンペーン価格の日程を教えていただいたことで、通常の金額よりもやすく手配していただくことが出来ました。行きの飛行機では、後ろの方を指定したので席にかなり余裕があり、空いている席に移らせてもらい一人で何席も確保することが可能でした。帰りは団体客もいてそれは無理でしたが、ANAでハワイへ行ったときに比べると食事も良く、結構快適でした。
ホテルについては、相当悩みました。
当初、一人旅で考えていたのですが、母も一緒に行くことになり、シングルからツインへ変更し、ホテルも予算に応じて何軒も教えていただいたので、その中から立地と内容を比較し検討していきました。結果、プラハでは、建物自体は古いもの（良い意味で）ですが、内容は日本で泊まるホテルと変わらず使いやすいものでした。ウィーンでのホテルは、内装もアンティークで落ち着ける素敵な部屋でした。シャワー浴槽などの設備もバッチリですし、何不自由なくすごすことが出来ました。
ただ、ウィーンで最初に案内された部屋は、明るく良い部屋ではあったのですが、少々物音が気になり、中島様へ現時で最初で最後の電話をしました。即座に対応していただき、上記に記した落ち着く部屋へすぐに移動することが出来ました。当初の予算よりは超えてしまったものの両方のホテルとも立地が素晴らしく少々高くなってもこれらのホテルを選んで良かったと思います。
＜プラハについて＞
色々と勉強していきましたが、物価だけは予想を超えていました。
書店で売られている旅行の本にも、物価は年10％づつ上昇する傾向にあると書かれてありましたが、プラハについては20％位は上がっているようなところもありました。プラハ城の入場料も今年の旅行本ですら追いついていません。とはいえ、少しだけ観光地を外れた町のレストランに入ると金額が少し安くなっていたりします。というように、観光向けはどこも高いのですが、プラハは特に差が激しいように感じました。
町並みは、どの建造物も素晴らしく、ただ、道を歩くだけでも十分楽しめました。
信号機はあまりなく、完全に歩行者優先なので、車の人も気持ちよく渡らせてくれて引かれることはありませんでした。
プラハに来ている観光客は、ヨーロッパ系の人が多く、私には地元の人と見分けが難しいのですが、町を歩いていると全体的にのんびりとした雰囲気を持った人が多く落ち着ける町でした。
ドボルザーク博物館では、30年前にイギリスに移住された日本人のご夫婦に出会いました。娘さんは日本語を勉強するため、現在、日本の大学へ留学中だそうです。娘さんの話によると、同年代の日本の人たちはとても幼く見えるそうです。そのご夫婦も、自分の娘のことを「自立はしていますね～」と普通におっしゃられており、日本というか、少なくとも我が家ではそういう発言は微塵も出ないので、軽い衝撃を受けました。
＜ウィーンについて＞
ウィーンへ行きたかった理由で、第一位は＝音楽の都だったからです。
ウィーン初日の晩は、日本で予約したオペラを見ました。次の日からも、作曲家のゆかりの場所など行く予定でした。しかし、実際に行ってみると音楽はもとより、歴史の方に興味が出てきてしまい、音楽はまた今度の機会にし、その歴史を知るための日本語ツアーがあったので、半日コースに参加してウィーンの森の南西部の方へ行きました。
ツアーといっても私たち親子ともう一組だけの4人なのでミニバスで気楽に楽しめまウィーンの森と呼ばれている場所は、とても田舎でガイドさんの19世紀、それよりもっと昔の話の情景をそのまま当てはめることが出来るほど、自然が残っている場所でした。
一方、ウィーン市内は隣の国とはいえ、プラハとは違い、人も町も華やかで日本人観光客にも何度も遭遇しました。日本へのお土産は、すべてウィーンで購入しました。
最終日は、路面電車で市内を一周し、美術史博物館と市庁舎前のクリスマス市へ行きました。
＜旅を終えて＞
大満足です。旅に行く前までは色々なトラブルを想定して、出来る限りの用心はしていましたが、実際に行ってみると、その心配はほとんどない感じを受けました。とはいえ、気を緩めることもなかったので、特にトラブルには遭遇しませんでした。
そうはいっても、海外旅行はド素人で、見えないところで、何かあったときには「中島さん！」と、サポートしていただける安心感もあり、ゆったりすごせたのだなぁとも思います。
自分でプランを立て苦労した所もありますが、プラハもウィーンも今回旅したところは、地図なしで歩けるようになりました。一つ一つの場所や出会った人、会話したことなど鮮明に記憶できたのも、ウィーンで音楽にまつわる旅から歴史の旅へ変更できたのも個人旅行ならではの楽しみだったと思います。天候にも恵まれ、本当に良い旅が出来ました。
また、帰国してからも英会話スクールへは続けて頑張ろうという意欲もより一層深いものとなりました。不自由さはは、さほど感じませんでしたが、やはり、日本語のように思ったことをすべて伝えることは難しく、もう少し会話が出来たらと感じる場面がたびたびありました。
これからもこのような旅を年に1度くらいは、出来たらよいと思っています。
その際には、また、是非、御社に依頼させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
何ともこのメールには、書ききれないというか、言い表せない良い経験が出来たと思い、中島様には本当に感謝いたします。これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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