2012-05-11

フランドル地方のベギン会の建物

ブルージュのベギン会の建物は、ブルージュの駅から、徒歩10分位の所にあります。
他にもフランドル地方だけで12か所が世界遺産登録をされています。

ここは、運河と塀で囲まれたベギンと呼ばれる女性達が、敬虔な祈りの生活を営む共同体です。(修道女とは違い、会の脱退や結婚も自由で、日中は街へ出て慈善活動をしていたそうです。)


3月末に訪れた時は、ちょうど中庭の水仙が咲いていて、とてもキレイでした。チューリップ狙いでオランダ&ベルギーを旅していたので、ちょっと棚ボタ。







中庭の手前側には、聖堂                      (入場可能)と博物館があり                    ます。









博物館の入場料(2ユーロ)を払った時に、日本語パンフがあるか聞くと、手書きの説明書を貸してくれました。室内は寝室、食堂、台所、中庭・回廊がありましたが、1つ1つの部屋は小ぶりで、とても質素。




台所の各設備も小さくて
可愛らしい!





奥のタイルはデルフト焼きだそうです。
イスの足元には、手提げ式の小さな暖房器具もありました。




壁に飾ってあった絵には、修                    道服を着たベギンの姿が描                    かれています。









ちょうど博物館から出た時、ベギンの居住地の玄関にこの服を着た女の人が居たのだけど、ちょっと観光客が写真を撮るのはどーかと思ったので、止めました。

ちなみに、こちらでは1928年に最後のベギンがお亡くなりになった為、現在はベネディクト会の修道女が住んでいるそうです。

世界遺産の建物を出ると、そこは愛の湖公園。
中世ブルージュの内港だった所で、運河と水門で仕切られた湖になっています。
白鳥も沢山居て素敵、そして何よりネーミングがロマンチック♪



ボート乗り場も近くにあるので、ハネムーンの散策コースにぴったりかもです。


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category世界遺産紀行【ベルギー】  time18:58  authorbwt10576 

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