2011-08-14

アルコバサの修道院

リスボンの北、約100キロの地点にあるシトー会の修道院です。ポルトガルの分離独立を果たしたアルフォンソ1世が建てました。現地では、サンタ・マリア修道院と呼ばれています。
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初期ゴシック様式、ファサードは18世紀に増築されたバロック様式です。シトー会だけに、内部は超シンプル!身廊の奥行が103メートルで、天井も高かったので、靴音や声がやたら響きます。


身廊を奥に進むと、悲恋の物語で知られるイネス・デ・カストロの石棺がありました。繊細な彫刻がとてもキレイで、見とれてしまいます。


隣には、死後夫婦となれたペドロ1世の棺もありました。側面には聖バーソロミューの生涯が彫られていて、6頭のライオンに支えられていました。ライオンの顔、よく見るとお茶目・・。
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内装がシンプルなだけに、壮麗な石棺が印象に残る建造物でした。



途中、城壁に囲まれた可愛い街・オビドスに立ち寄りました。4、50分で1周出来ちゃうほどの大きさの街で、素敵なお土産屋さんもいっぱい♪


特産のサクランボの果実酒を飲みながら、ふらふら巡りました。

ジンジャと呼ばれるこの果実酒、チョコレートの器に入れて提供してくれるので、飲み終えた後そのまま食べられて、おやつにもいい感じ?!

オビドスの街の突き当りに、古城を改装したホテル・ポサーダがありました。

レセプションの女性に頼んで、内部見学もさせて頂きました。内装も素敵で、場所も高台にあるので、開放感がありました。ちょうどチェックアウトする日本人の宿泊客がいらしたので、感想を伺ったら、レストランのお料理もとても美味しかったとの事。羨ましい~、と後ろ髪をひかれながらオビドスを後にしました。



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category世界遺産紀行【ポルトガル】  time01:39  authorbwt10576 

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