2005-05-03

マリアナ諸島の歴史

最近、私はサイパンやテニアンの話を書いてますけど、「名前は知ってるけど、一体どこの国なの??」って思ってる人もいらっしゃるかも!!
「確かにどこ??」って感じですよね・・・。「アメリカ・・・?」
正解は、サイパン、テニアンそしてダイビングで有名なロタは、アメリカの自治領で北マリアナ諸島っていう名称です。
昔はグアムもアメリカの自治領だったんだけど、今はアメリカの州になってます。
サイパンとかグアムって、日本からたったの3時間の距離にあるのに、案外知らないことが多いですよね・・・。
だから今日はグアムも含めたマリアナ諸島の歴史に少し触れようかな!って思いました!!
興味を持った方は呼んでみてください☆

マリアナ諸島には約3500年前にはチャモロ人の祖先が定住してたそうです。
サイパンやテニアンにはその頃の巨石文化の遺跡がありますよ。
ちなみにこの写真は3500年近く前のものと推定される、テニアンのタガ遺跡です。
その後、ヨーロッパ各国が大航海時代に入り、マリアナ諸島はスペインの統治下になりました。
スペイン統治下時代が200年以上続いた為、今のチャモロ語はスペインの単語が多く含まれています。(例えば「アディオス」など)
その後、ドイツが約16年統治した後、日本が30年ほど統治していました。
その為、その頃の教育を受けた方は、今も上手に日本語をお話になりますよ!!
そして、第二次世界大戦中はサイパンやテニアンでは凄まじい地上戦が繰り広げられ、日本人だけでなく多くの現地の方の犠牲になりました。
今も多くの戦跡が残っており、砲台や戦車、シェルターなどが取り除かれることなくあります。
海の中も船や飛行機が多く沈んでいます。
また、不発弾もよく見付かるようで、「立入禁止地域」には決して入らないように!とのことでした。
また、広島出身の私としては複雑な気分になりましたが、テニアンは広島や長崎に原爆を落としたB29が飛び立った場所でもあります。
そして現在はグアムはアメリカの州になり、サイパン・テニアン・ロタは北マリアナ諸島というアメリカの自治領になってます。

こんな支配の歴史にありながら、人々はとても温かく寛容でとても親切です!
ちょっと、沖縄に共通するものがありますよね♪
categoryサイパン&テニアン  time12:53  authorotani 

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