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2008-10-24
Au1 マウント・オルガ “カタ・ジュタ” 風の谷
オーストラリア大陸の中心、広大なステップ地帯の真ん中に、世界で2番目に大きな一枚岩のウルル(エアーズ・ロック)があり、その約35km西隣に、カタ・ジュタ(マウント・オルガ)岩石群の一帯がある。
両者を併せたこの赤茶けた不毛の地域は、オーストラリア政府により「国立公園」に指定され、その高い価値からユネスコの世界自然遺産に指定されている。
去年の9月下旬、ぼくはエコツァー仲間の姪のマリと2人、2泊3日の予定で、「ウルル&カタ・ジュタ世界遺産の旅」現地ツアーに参加した。
日中はウルルとカタ・ジュタをトレッキング、夜は南半球の大空の星座を観察、大自然を2日半で満喫するスケジュールである。
ウルル(エアーズ・ロック)
9月19日の朝、ぼく達は成田を出発、空路オーストラリア・クインズランド州のケアンズを経由、エアーズ・ロック空港に到着。エアーズ・ロック・リゾートまでは派手な塗装の大型観光バスに揺られ、30分余り走る。
カタ・ジュタ(マウント・オルガ)
エアーズ・ロック・リゾートは超近代的ホテル群が建ち並ぶ砂漠の中のオアシス都市のようである。我々は、そのうちの一つ、デザート・ガーデンズ・ホテルに降り立った。ホテルの敷地内は広く箱形のコテージが建ち並び、ぼく達は予約していたイメージ通りの清潔な禁煙室に落ち着いた。
翌日、空は晴れ渡り、走ること約50分。先ず、カタ・ジュタ(マウント・オルガ)に向かった。砂漠とステップの間のハイウエイを走り抜けカタ・ジュタに近づくとその偉容な岩石群が紺碧の空に大きく横たわっていた。
カタ・ジュタ(マウント・オルガ)
カタ・ジュタ風の谷の入り口で、ガイドから全体的なカタ・ジュタの創世紀時代の話を聞き、風の谷に向かった。ようやく楽しみにしていた南半球オーストラリア大陸の記念すべき第一歩のオージー・トレッキングが始まるのだ。
風の谷の入り口
太陽は真上にキラキラと輝き、空気は透明で、乾燥している。砂利道を左奥へ進むと突然、目の前が開け風の谷の見晴台に出る。見晴台の上からは、遙かカタ・ジュタの岩石群が見渡せた。
風の谷の奥から強く吹いてくる風の音が絶え間なくゴォーッ!と地響きのように聞こえ、風の谷入り口で風が舞い、吹き抜けながら石の塊を震わせていた。(続)
オージー・エコツアーのお問い合わせはこちらまで
両者を併せたこの赤茶けた不毛の地域は、オーストラリア政府により「国立公園」に指定され、その高い価値からユネスコの世界自然遺産に指定されている。
去年の9月下旬、ぼくはエコツァー仲間の姪のマリと2人、2泊3日の予定で、「ウルル&カタ・ジュタ世界遺産の旅」現地ツアーに参加した。
日中はウルルとカタ・ジュタをトレッキング、夜は南半球の大空の星座を観察、大自然を2日半で満喫するスケジュールである。
ウルル(エアーズ・ロック)
9月19日の朝、ぼく達は成田を出発、空路オーストラリア・クインズランド州のケアンズを経由、エアーズ・ロック空港に到着。エアーズ・ロック・リゾートまでは派手な塗装の大型観光バスに揺られ、30分余り走る。
カタ・ジュタ(マウント・オルガ)
エアーズ・ロック・リゾートは超近代的ホテル群が建ち並ぶ砂漠の中のオアシス都市のようである。我々は、そのうちの一つ、デザート・ガーデンズ・ホテルに降り立った。ホテルの敷地内は広く箱形のコテージが建ち並び、ぼく達は予約していたイメージ通りの清潔な禁煙室に落ち着いた。
翌日、空は晴れ渡り、走ること約50分。先ず、カタ・ジュタ(マウント・オルガ)に向かった。砂漠とステップの間のハイウエイを走り抜けカタ・ジュタに近づくとその偉容な岩石群が紺碧の空に大きく横たわっていた。
カタ・ジュタ(マウント・オルガ)
カタ・ジュタ風の谷の入り口で、ガイドから全体的なカタ・ジュタの創世紀時代の話を聞き、風の谷に向かった。ようやく楽しみにしていた南半球オーストラリア大陸の記念すべき第一歩のオージー・トレッキングが始まるのだ。
風の谷の入り口
太陽は真上にキラキラと輝き、空気は透明で、乾燥している。砂利道を左奥へ進むと突然、目の前が開け風の谷の見晴台に出る。見晴台の上からは、遙かカタ・ジュタの岩石群が見渡せた。
風の谷の奥から強く吹いてくる風の音が絶え間なくゴォーッ!と地響きのように聞こえ、風の谷入り口で風が舞い、吹き抜けながら石の塊を震わせていた。(続)
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