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2008-11-24
Au6 オージー・わくわく動物探検ツアー
その日も良い天気で、ケアンズの街角には眩しい太陽が照りつけていた。ホテルの窓枠いっぱいの青空に、初夏の日差しが眩しい。
午後1時、ぼく達を乗せた「わくわく動物探検ツァー」のミニバスが、ケアンズの各ホテルを回り、今日の参加者をピックアップ。まずはケアンズ郊外のゴルフ場を目指して走り出した。車内には、10人余りの日本人観光客で、ハネムーンカップルが多い。
ゴルフ場に行く道すがら、精悍で感じの良い30代半ば、メガネを掛けたツァーガイド、日系オーストラリア人二世のマモルさんが、参加者になぞなぞを掛けて言った。
「カンガルーは大きさで4種類の呼び名があるんだけど、みなさん知っていますか?」
「ハーイ!まず、1番大きいのは、カンガルー!」
「正解!それでは、最初に、アカ・カンガルーを見てみましょう!」
ゴルフ場に寝そべるアカ・カンガルー
「では、カンガルーのつぎに大きい仲間は?」
「えーと・・・ワラビー?」
「残念!違いましたねー。ワラルーっていいます。ワラビーとカンガルーを合わせて2で割った様な名前ですね。ホントですよー。その次ぎがワラビーで、1番小さいのは?」
「えーっ・・・わっかんない?!」
「実は、ラット・カンガルーっていうんですねー」
「へーっ、ネズミとカンガルーの合いの子?」
「イヤイヤ、ネズミみたいな小さなカンガルーって事です。手から直接、ライ麦の餌を食べますよー。」
次ぎに、ラット・カンガルーが棲んでいる岩場の公園に向かった。
可愛いラット・カンガルー
じゃあ、次の問題。コアラの仲間、従兄弟にあたる動物はなーんだ?
エート、わかんないなー・・・
ウォンバットなんだ。
あっ、ドブネズミの大きいの、カピパラに似ているやつ。
いいや、カピパラは、テンジクネズミの仲間で、ウォンバットはコアラの仲間です。
ほんとにーッ、ヘーッ!
そう、オーストラリア大陸は、早くからゴンドワナ大陸から独立したので、独自な進化を遂げた動物が多いんだ。まだまだ、有袋類の変わった動物がいるよー、知っていたら言ってみて!
あっ、知ってる。カンガルー!・・・フクロネズミ!
後は、フクロギツネ、フクロオオカミ、フクロモモンガ、フクロフクロウ。・・・
ナンチャッテネ・・・フクロフクロウはウーソッ、エヘッ!
次ぎに訪れたのはシロアリ塚。ケアンズから北へ車で4,50分程のところに乾燥地帯があり、蟻塚が幾つも幾つも延々と続いている。
みんなで、シロアリを食べてみようか?
ゲーッ、食べるのー?
シロアリ食べちゃた!?
シロアリを1匹食べてみると、若草のような味がした。
その後に、牧場の端で、現地の白人オージーの鷹匠が操る盲目のフクロウや、ハヤブサ、鷲などを飛ばしての、バードショウを楽しんだ。
ツァーガイドのマモルさんと盲目のフクロウ
夕方近くになり、カモノハシを見に森の中に流れる小川に行った。川の中を1時間ほど探すと、濡れモグラの様な黒い小さな動物を3回ほど見つけた。
夕焼け空の中、ツアー専用のキャンプ場に到着し、「わくわくツアー」特製サパーをご馳走になった。もちろんツァーフィーに入っているのだけれども・・・
あたりには夕闇が迫り、徐々に冷え込んできた。
真っ暗闇の中、天井に裸電球が吊さたキャンプ場の仮設レストランで夕食が始まった。メインに焼いたチキン、ビーフに特製ソーセージ。何故かヤキソバとピラフ。コーラ、オレンジジュースは無料。但し、XXXXフォーエックス・ビールは5豪ドルだって!高くてビックリしたなーもーっ!
午後9時過ぎになり、ぼく達は暗闇の中、オセアニア独特の動物たちの特徴をクイズにして、新しい知識を増やしたり楽しんだりしながら帰路についたのだった。(続)
オージー・エコツアーのお問い合わせはこちらまで
午後1時、ぼく達を乗せた「わくわく動物探検ツァー」のミニバスが、ケアンズの各ホテルを回り、今日の参加者をピックアップ。まずはケアンズ郊外のゴルフ場を目指して走り出した。車内には、10人余りの日本人観光客で、ハネムーンカップルが多い。
ゴルフ場に行く道すがら、精悍で感じの良い30代半ば、メガネを掛けたツァーガイド、日系オーストラリア人二世のマモルさんが、参加者になぞなぞを掛けて言った。
「カンガルーは大きさで4種類の呼び名があるんだけど、みなさん知っていますか?」
「ハーイ!まず、1番大きいのは、カンガルー!」
「正解!それでは、最初に、アカ・カンガルーを見てみましょう!」
ゴルフ場に寝そべるアカ・カンガルー
「では、カンガルーのつぎに大きい仲間は?」
「えーと・・・ワラビー?」
「残念!違いましたねー。ワラルーっていいます。ワラビーとカンガルーを合わせて2で割った様な名前ですね。ホントですよー。その次ぎがワラビーで、1番小さいのは?」
「えーっ・・・わっかんない?!」
「実は、ラット・カンガルーっていうんですねー」
「へーっ、ネズミとカンガルーの合いの子?」
「イヤイヤ、ネズミみたいな小さなカンガルーって事です。手から直接、ライ麦の餌を食べますよー。」
次ぎに、ラット・カンガルーが棲んでいる岩場の公園に向かった。
可愛いラット・カンガルー
じゃあ、次の問題。コアラの仲間、従兄弟にあたる動物はなーんだ?
エート、わかんないなー・・・
ウォンバットなんだ。
あっ、ドブネズミの大きいの、カピパラに似ているやつ。
いいや、カピパラは、テンジクネズミの仲間で、ウォンバットはコアラの仲間です。
ほんとにーッ、ヘーッ!
そう、オーストラリア大陸は、早くからゴンドワナ大陸から独立したので、独自な進化を遂げた動物が多いんだ。まだまだ、有袋類の変わった動物がいるよー、知っていたら言ってみて!
あっ、知ってる。カンガルー!・・・フクロネズミ!
後は、フクロギツネ、フクロオオカミ、フクロモモンガ、フクロフクロウ。・・・
ナンチャッテネ・・・フクロフクロウはウーソッ、エヘッ!
次ぎに訪れたのはシロアリ塚。ケアンズから北へ車で4,50分程のところに乾燥地帯があり、蟻塚が幾つも幾つも延々と続いている。
みんなで、シロアリを食べてみようか?
ゲーッ、食べるのー?
シロアリ食べちゃた!?
シロアリを1匹食べてみると、若草のような味がした。
その後に、牧場の端で、現地の白人オージーの鷹匠が操る盲目のフクロウや、ハヤブサ、鷲などを飛ばしての、バードショウを楽しんだ。
ツァーガイドのマモルさんと盲目のフクロウ
夕方近くになり、カモノハシを見に森の中に流れる小川に行った。川の中を1時間ほど探すと、濡れモグラの様な黒い小さな動物を3回ほど見つけた。
夕焼け空の中、ツアー専用のキャンプ場に到着し、「わくわくツアー」特製サパーをご馳走になった。もちろんツァーフィーに入っているのだけれども・・・
あたりには夕闇が迫り、徐々に冷え込んできた。
真っ暗闇の中、天井に裸電球が吊さたキャンプ場の仮設レストランで夕食が始まった。メインに焼いたチキン、ビーフに特製ソーセージ。何故かヤキソバとピラフ。コーラ、オレンジジュースは無料。但し、XXXXフォーエックス・ビールは5豪ドルだって!高くてビックリしたなーもーっ!
午後9時過ぎになり、ぼく達は暗闇の中、オセアニア独特の動物たちの特徴をクイズにして、新しい知識を増やしたり楽しんだりしながら帰路についたのだった。(続)
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