2014-05-20

Bu43 初夏の札幌にライラックの花が咲く!

みなさんこんばんは。

我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌市内のもいわ山麓にあります。

今日は、月に一度の銀行、郵便局、本屋回りに出かけました。ライラックの開花、やわらかな風に誘われ、初夏の時計台と大通公園を少しだけ遠回りして散策したお話しです。


初夏の時計台




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さて、家を出で、徒歩1分の電停、中央図書館前から札幌市電に乗りますと、20分ほどで、大通公園横の西4丁目の終点につきます。初夏の日差しを浴びながらぶらぶら歩き始めると街中は、すでに夏景色でした。



時計台遠景



毎年、ゴールデンウイーク明けになるとライラックの咲く季節となります。淡い紫色の花が綺麗に咲いておりますが、良い天気の所為でしょうか、華やかな雰囲気があります。やはり、気温が20度Cを超えるとようやく春から初夏に移り変わる季節の移ろいを感じます。


正面のライラック



時計台の前にはいつものように観光客が群がって、記念写真を撮っています。昔は人力車や観光馬車が止まっていましたが、今は観光タクシーや、観光三輪車が客待ちをしています。



時計台横のライラック



時計台から大通公園に歩いていくと、車道と大通公園の間に、ひっそりとうす紫色のライラックの花が5分咲きに風に揺れていました。中央花壇にはチューリップ、パンジー、紫すみれなどが整然と植えられ、人工滝が涼しげに水音を立てて流れています。


テレビ塔とライラック



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さて、例年はもっと早く、ゴールデンウイークが終わるころには暖かく、札幌市民や近隣の道民、あるいは道外、海外の観光客の皆様が数多く訪れるのですが、今年は急に寒気が入り、雨模様が続き、人出が少なかったようです。


大通公園のライラック



これから暖かい日が続けばライラックが満開となり、山つつじやチューリップの花々とともに、観光客が増え、さらなる人出が期待されます。今日は初夏の日差しのせいか、街中や商店街にも道外からの観光客の姿があり、かなり活気が戻ってきた気がしました。


ライラック2


大通公園近辺には喫茶店、カフェやレストランが多くありますが、殆どが地下街や、ビルの中にあります。その理由として雪国のために、晩秋から初夏まで屋外は寒いので、人々は地下街をビルからビルに移動します。雪が消えてからもその続きで、地上では歩行者は少ないようです。


ライラック3


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まもなく少しずつ気温が上がると、トウモロコシが美味しく食べられる季節になります。今日は、まだ準備中の様子で、いつものおばさんの姿が見えません。

昔からあるハニーバンタムやピーターコーンなどの懐かしい醤油の香りを嗅ぐと美味しいトウモロコシを食べたくなりますね。

近年、「ゆめのコーン」と生食可能な「ピュアホワイト」が徐々にシェアを伸ばしつつあります。新鮮且つ、生食での甘い驚きを体験してみてください。
トウモロコシ屋台

今回は、初夏の札幌時計台と大通公園のライラック開花情報をお届けしました。おあとがよろしいようで。(続)

2014-05-03

Bu42 札幌のもいわ山麓に桜咲く!

みなさんこんにちは。
我が家のニックネームは「ぶんぶん亭」、札幌市内のもいわ山麓にあります。今日は、もいわ山麓で、春の暖かな日差しに誘われ、七分咲きとなった山桜のお話しです。

さて、本日はゴールデンウイーク後半初日の憲法記念日です。毎日のように通っているスポーツクラブがリニューアル工事の為、あいにく休館中です。運動不足解消の掛け声とともに、家族に薦められ、わが家の裏山であるもいわ山麓へ桜見物と散策に出かけました。


さくらと残雪



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さて、家を出でぶらぶら歩き始めると札幌のもいわ山麓は意外に風が冷たく、桜はそれなりに咲いてはいるものの、山影にはかなりの残雪が見え隠れしていました。ロープウェイ乗り場案内の大看板があり、横の坂道を左折し、上っていきます。

ロープウェイ左折看板




毎年、さくらの咲く季節となると、この坂はピンクの桜で綺麗に輝いて見えますが、今日は天気が曇り空で、若干暗く寂れた雰囲気です。やはり、気温が16度で風がつめたく、まだまだ春先の感じがします。人出が少ない所為でしょうか。


さくら坂



ロープウェイ山麓駅前に右折する直前の曲がり角には緑色の大きな案内板があり、もいわ山全体の観光案内が詳細に描かれています。



観光案内板




かなり急な坂を歩いていくと、去年リニューアルしたての山麓駅が見えてきました。山麓駅前には無料送迎バスが静かに停車しています。このマイクロバスは、札幌市電の「ロープウェイ入口」電停から山麓駅の間、毎日15分間隔のシャトルで運行しています。


ロープウェイ山麓駅



ロープウェイ入口前の大駐車場は、まだかなりの台数分の空きスペースがあり、春の大型連休といえども、やはり寒さのせいか、今一つ活気がなく、人出が少ない様子です。


駐車場




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さて、例年はもっと暖かく、札幌市民や近隣の道民、あるいは道外、海外の観光客の皆様が数多く訪れ、愛され続けているもいわ山ですので、休憩所、喫茶店、が多くあります。


ろいず珈琲館入口





これから暖かい日が続けば山桜が満開となり、モクレンやクロッカスの花便りとともに、連休後半はさらなる人出が期待されます。今日は寒さのせいか、喫茶店内には老若男女があふれ、空席待ちで並ぶほど、お店は繁盛していました。


ブルー・チューリップ




ブルー・チューリップの斜め横にはカフェ・ブルーがあり、紛らわしいですが、こちらも混み合っています。この近辺は喫茶店やレストランが少なからずありますが、夕方になると閉店しますので、それほど住環境には悪影響はないようです。


カフェ・ブルー



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山麓小路から表通りの環状大通りに出ると、通りに面してイエスキリスト教会が静かに建っています。この山鼻、伏見地域にはキリスト教各会派の教会が3、4か所あり、幼稚園も併設されています。


イエス・キリスト教会




最後に我が家の目の前のやまはなサンパークに戻りました。公園の隣には札幌中央図書館がありますが、前庭の桜はほぼ満開でした。

中央図書館前の桜


春のもいわ山麓から、桜便りをお伝えいたしました。おあとがよろしいようで。(続)

2014-05-01

Sn9 シンガポール*生まれ変わったチャイナタウンの街歩き

みなさんこんにちは!シンガポール担当コンシェルジュの小宮です。

今回は、シンガポールの中心街で生まれ変わったチャイナタウンにスポットライトを当ててみました。古い話で恐縮ですが、我々夫婦が30数年前に初めてシンガポールを訪れた頃は、この街の中心はどこを歩いてもチャイナタウンの雰囲気がありました。

近年、十数年前頃からシンガポール政府の方針で、シンガポール市内外に雑然と散らばり、英領植民地時代から続いてきたチャイナタウンを、都市開発計画のもとに整然と区画整理し、一か所にまとめると共に再開発しました。


チャイナタウン・コンプレックス


この新生チャイナタウンの中華系市民の生活&食文化圏は、現在、シンガポール市内MRT東北線チャイナタウン駅の近隣のニューブリッジ通りとサウスブリッジ通りを中心とした限られた一区画あまりにほぼ凝縮されております。

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さて、チャイナタウンでの街歩き、食べ歩きは、ランドマークのチャイナタウン・コンプレックスを起点としたスミス・ストリートの交差点から始めるのがお薦めです。東西南北を、自由自在に歩き回れば、概ね3~4時間程度は必要でしょうか。


スミス・ストリート


その中で、観光客向けのお薦め通りを紹介します。まずは、MRTチャイナタウン駅のB出入口から始まるスミス・ストリート。この通りは濃厚な中国色が漂う街路で、西側には漢方薬、乾物屋、点心レストラン。東側には食べ歩きで有名な屋台通り「チャイナタウン・フード・ストリート」が続いています。

次に、中心部にある南北方向の路地トレンガヌストリート。この通りは観光政策上、特別に認可された露天商が連なり、北側には、はんこ屋、かぎタバコ屋、絵付けの小瓶などを売る小規模店舗が並び、南側には、果物、スナック、甘味などを売る屋台があります。


トレンガヌストリート


さらに、テンプルストリートを歩いてみましょう。この道は他の通りと少し趣が変わり、西側には土産屋と骨董品店が多く、東側には台所用品、陶器の店などが集まっています。


テンプルストリート






チャイナタウン駅のA出入口から東に歩くとパゴダ・ストリートがあります。この通りは雑貨、骨とう品の店舗が多く、路上にも出店がはみ出し、エスニックな小物や服飾品、アクセサリーの店が連なっています。

パゴダ・ストリート




最後に、サゴ・ストリートに向かいましょう。チャイナタウンの1番南側の通りとなります。ここは中国色が特に強く、漢方薬、中華菓子、中国系土産物店、中華レストランがあります。


サゴ・ストリート



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引き続き、チャイナタウンの観光スポットをご紹介します。前出の、サゴ・ストリートに面し、唐代の仏教文化が詰まった「新加坡佛牙寺龍華院」。きらびやかな仏教画や仏像が目を引く寺院で、寺名のとおり最上階に仏陀の歯が安置された金色のストゥーバがあることで有名です。

新加坡佛牙寺龍華院



次に、北に向かうと、サウスブリッジ通り沿いにある「スリ・アリアマン寺院」。シンガポールにある最古のヒンズー教寺院といわれ、19世紀の中頃まではこの町にも異文化のインド系の人々も住んでいましたが、今ではリトルインディア地区に移住したとか。



スリ・アリアマン寺院




3番目は、東に1ブロック歩くと行きつく「シアン・ホッケン寺院」。ここは19世紀中ごろに創建された中国系最古の道教寺院です。台湾、香港などでも見かけるお馴染みの風景ですが、終日途切れることの無い参拝客で混雑し、寺院内に漂う線香の匂いが長い中国の歴史を物語っています。

シアン・ホッケン寺院



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結びは、チャイナタウンのお薦めレストランと茶店、甘味処の紹介です。まずは、サウス・ブッリッジ通りの先、ネイルロード沿いにある「京華小吃」。北京風の餃子、小籠包などの点心が美味しい人気レストランで、もちもち食感の海鮮餃子と肉味噌入りジャージャン麺がお薦めです。

北京風レストラン



次に、京華小吃の隣にある中国茶店の「茶淵」ティー・チャプター。本場中国の飲茶の習慣にのっとり、美味しい中国茶が味わえます。お茶の入れ方や茶器、茶菓の作法が学べるティー・セレモニーが、S$7ほどで体験できる店です。


ティー・セレモニーの店


最後は、アッパー・クロスストリート沿いにある香港系の甘味喫茶「恭和館」。ここは中国広東省や香港から伝わった伝統的な甘味処です。ほろ苦い亀ゼリー、ゴマ汁粉、豆腐花のデザートなどが漢方茶とともに味わえます。体に良いとは思いますが、好き嫌いがありますよね。



香港系甘味喫茶




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次回、S10は、シンガポールの夢と遊びの宝島、セントーサ島内でのエンタメと、お薦めアトラクションをご紹介致します。お楽しみに。(続)