2013-04-07

ワンコと一緒の旅 その2

盲導犬は目の不自由な人の大切なパートナー
  頭では理解できても、本当の所は・・・って人もいるんじゃなかな


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犬が嫌いな人も居るだろう

ホテルやレストラン、食品を扱うお店、
保健所が「ペット禁止」っていう場所に
何で盲導犬は許されるの?
  って思うよね
    

         服を着せてもらってお出かけ
               Fhoto by UDAGAWA

盲導犬はユーザーの指示に従う訓練やトイレの訓練も受けてる
レストランに一緒に行っても、人間の食べている物を欲しがったりしない
   じゃあ、ウチのコにもきちんと躾すればレストランに行かれるかな ^-^

      ごめんね
      盲導犬はペットじゃない、ユーザーの目だから・・・
         
      だけど、ウチのコと同じ犬には変わりないでしょ~(疑問のまなざし・・・)

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例えば盲導犬と一緒にレストランに行くとき、ユーザーはこんなことをしてる
 
出かける前に(家で)
  ・ブラッシング(ムダ毛を取っておく)
  ・服を着せる(抜けた毛が散らからないように)
  ・雨の時はレインコートを着せる(濡れた体で店に入らないように)
  ・盲導犬の食事を先に済ます(人間の食べてる物を欲しがらないように)
  
お店に入るために
  ・トイレを済ませておく(ソソウのないように)
  ・雑巾を持って行く(足が汚れていたら拭いてから店に入る)
  ・靴下を履かせる(畳敷きの時、畳を傷つけないように)
  ・敷物を持参する(盲導犬がいる場所を限定させて抜毛の飛び散る範囲をできるだけ少なくする)
  ・コロコロやガムテープ持って行く(それでもちらかった時にはお掃除)
  などなど・・・

      お掃除は、
      大抵お店の人の方が「気にしないでいいですよ」って言ってくださるので
      お言葉に甘えることもあるけど
      ホテルのチェックアウトの前に部屋を掃除しているユーザーは多いよ


いま流行のドッグカフェには盲導犬じゃないワンコも行けるけど、
ペットと泊まれるホテルも増えたけど、
  ココまで気を使ってる人は少ないんじゃないかな

      盲導犬は、犬ではあるけど
      いかに人間社会の一員?になれるかの訓練を受けた【特別な犬】なんだ
   
だけど訓練を受けた盲導犬でもペット禁止の場所に入るには条件がある
  盲導犬の試験に合格して、
  盲導犬の証明書を持っていて、
  ユーザーと一緒に行動していて、
  盲導犬としてのお仕事中(ハーネスを着けている時)

         つまり、証明書を持った盲導犬でも
         ハーネスを着けていなかったら盲導犬とはみなされないことになるね
           この時は、タダのカワイイ ワンコだぁ
           ももたん ここぞとばかり撫で撫でしちゃう ^0^ ^0^

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盲導犬が人間社会に協調できるかどうかはユーザー次第
   だって盲導犬は自分で服着れないもん ^0^

配慮はすべてユーザーが行うんだから
ユーザーになるための訓練を盲導犬候補犬と一緒に行う必要がある
  訓練はワンコだけじゃないんだ

     訓練は、ユーザーとして盲導犬を指示する技術だけじゃなく
     パートナーとして信頼関係を築くことだけじゃなく
     食事や排泄などの健康管理、
     他人に迷惑を掛けない配慮(周りの人への気遣い)も含まれる

そして訓練を受けた障害のある人と盲導犬候補犬は
訓練の最後に一緒に【ペアで】試験に合格しなくちゃいけない
  つまりね
  【犬だけ】では盲導犬にはならない、【人と一緒】で初めて盲導犬になれるんだ

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ハーネスを着けていても ももたんがお散歩に連れて行ってたら
その時は盲導犬とみなされない
    盲導犬使用者の証明書っていうのがあって
    どこの誰べぇが、なんていう盲導犬を使用しているってことが書いてある
    その人(ユーザー)以外が連れていたら、盲導犬とは言えないんだ
   
当然、見えない人同士で、盲導犬の取替えっこも出来ないんよ ^-^


「ウチのコはとってもオリコウだから盲導犬になれるかも」って思ってた人には
残念なお話でした ^0^
  ワンコと一緒の旅 その1
  ワンコと一緒の旅 その3

by ももたん
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categoryGUIDE DOG 空を飛ぶ   time21:43  authoryanagawa 

Comments

ももたんの妹 さんのコメント:

うちの犬はズル賢いのですが
  (人間が見てない時をねらってイタズラ、オシッコする)
盲導犬になれますか?
2013-04-08 time12:29

ももたん さんのコメント:

ももたんの妹さん こんにちは~
ずる賢いのはもっと条件に適さないと思うな ^-^

でもそれ以前に
アイツは、体が小さすぎる(ミニチュワピンシャー)

  毎日何キロも歩くユーザーもいるからね
    お散歩に疲れたからって
    「ダッコして~」って言うようなワンコじゃあダメぇ ^0^
2013-04-08 time22:12

アサリ さんのコメント:

こんにちは。アサリです。
盲導犬とユーザーとの相性もあるようですね。

記事に書かれていた、試験というのは
この相性を見るというのもあるのでしょうか。
2013-04-09 time09:09

ももたん さんのコメント:

アサリさん こんにちは~
相性は確かに大事だね ^-^

正確に知らないんから 多分 なんだけど
最終試験の時に相性確認をするんじゃなくて
【この人にこのワンコ】って最初に決める段階で
 相性チェックもするんじゃないかな

  目が悪い人にも盲導犬候補犬にも、
  相性が悪いからって何度もカップルを作り直して訓練受けて・・・
  じゃ大変だからね ^0^

だって一緒に受ける訓練は2週間もかかるんだよ
訓練センターに泊り込みで共同生活して
自分の家でのお泊りもして、家から学校とか会社に行く道の歩行訓練もして
その他いろいろ!

で、2週間訓練してから
「やっぱり他の犬に変えましょう」じゃ
訓練も最初からやり直ししなくちゃいけないもん ^0^ ^0^
2013-04-09 time11:04

ももの木 さんのコメント:

盲導犬犬の話

盲導犬犬てなに?
正確に言うと犬用盲導犬のことを我が家では盲導犬犬と呼んでいる。

10数年前、犬を三匹飼っていた。
柴犬、シーズー、ビーグル

一番年寄りの柴犬が老齢と白内障のため目が見えなくなってしまった。

犬は、足が悪くても、目が見えなくても、散歩に行きたがる。
そこで活躍したのが二番目のシーズーだ。

柴の目の代わりになって散歩のコースを誘導した。

ハーネスも無いのに、どのようして誘導したかと言うと「匂」である

シーズは柴の約1m先を歩き、ついてこないと立ち止まって待っている。
柴はシーズーの匂いを頼りに歩いているのだ。

このようにして散歩をしていた。当に盲導犬犬ではないか

訓練したわけでもなく、教えたわけでもない。
盲導犬犬も誘導される犬も お互いの信頼の上で歩いているのだ。

盲導犬とユーザーの関係も信頼の上に成り立っていると思う。

犬好きだといっても、
その信頼関係の中に入り込んで邪魔をすべきではないと思う。

話は違うが、一つ、ももたんに注意しておくことがある。
日本では狂犬病は絶滅したと考えられているが、世界ではまだまだ存在する。

外国に行って犬をやたらに撫で撫でしにいくのは危険だと思う
特に衛生状態の悪い国と言われている所では
2013-04-13 time20:06

ももたん さんのコメント:

ももの木さん こんにちは~
何事も信頼関係が大事ってことだね

信頼の原動力は愛かな

となると、一番大事なのは愛情 ^0^
2013-04-14 time10:06