2009-08-16

ルーズでアバウトでテキトーな ももたん

ドロミテ街道といわれるのは
北イタリアのボルツァーノから
  コルティナ・ダッペンツォ(長いのでこの後はコルティナって書くね)
旅行会社が企画しているツアーは
大抵ココをバスで通りながらドロミテ街道のハイライト観光をする

ところが個人旅行で行こうとすると
レンタカーで現地を自由自在に回れる人はともかく
交通の便が悪くて、個人旅行者には鬼門のような場所
  バスの運行時間や乗継が悪いんだ
  現地ツアーもあるんだけど、前もって予約しといても
  人数が集まらないとキャンセルになっちゃうらしい 

ももたん
ボルツァーノからコルティナまでバスで行って
そこから更にバスを乗り換えてドッビアーコに行くっていうルートで
ドロミテ街道に行ってみたかった

だけど日本では
ボルツァーノからコルティナへのバスの情報がなかなかわからなくて
仕方がないから現地についてから情報集めすることにした
  それで、もしバスで行かれなかったら
  列車で移動しよって考えていたんだ

ただ、バスと列車のルートはまったく違っていて
列車ではコルテイナ経由はできない
  4角形の4辺を まず右に行ってから上に進むのか、
  先に上に行ってから右に行くかの違いがある
  出発点と終点は同じでも、経由地つまり車窓の景色はまったく違う  

できればコルテイナに行きたいな、バスあるといいな、
って思いながらインフォメーションで聞いてみると・・・
1日のうちにコルティナ経由でドッビアーコに行くバスはないって。残念
  仕方がないからインフォメーションのおにーさんのお勧めの
  アルプ・ディ・シウジに行ってきた
  2009 8 10  ももたんの初体験

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
オーダーメイドの個人旅行、まして一人旅は とっても融通が利く
  天気に合わせて予定を変更したり
  その日に食べたい物を食べたり
  行くつもりだった場所よりも、もっと面白そうな場所があったら
  予定を変更したっていい、
  誰かに断らなくたってかまわない ^0^
  
  朝寝坊して午前中ホテルでのんびりすごすのも
  プールサイドで本を読みながら うたた寝も
  夜はエンドレスでフィーバーも、
  もし体調が悪かったら1日中寝てたっていい
  なんだってできる、自分だけの自由な時間がある

それから個人旅行で現地の路線バスの旅をすると
団体旅行ではなかなか行かれないような山奥とか、国境とか
隅っこの端っこのような究極の場所まで行かれてとってもおもしろい ^0^
  おもしろいと思うのは、端っこ好きのももたんだけ?
  2009 8 2  チロルの端っこめぐり その1
  2009 8 4  チロルの端っこめぐり その2


だけど、こんなにインターネットが発達して家でも世界のことがわかる時代なのに
一番肝心なバスの情報収集がなかなか手に入らないのが難点

ガイドブックに書かれている
どこソコからどこまではバスの便もある って情報だけを頼りに
(日本のガイドブックって、バス情報が余り載っていない)
 「今日はこの町を観光後、次の町にバスで移動
 翌日の朝にはまた次の町へ移動」 なんて計画しちゃうと
実際にはお昼に1便のバスがあるだけとか、週末は運休とか
観光と移動の両方ができるような都合の良いバスがないこともある
  というより、そのほうが多いかも ^-^

とりあえずバスの便があったとしても
数少ないそのバスに合わせて行動をしなくちゃいけないから
時間に縛られない個人旅行のようで、
常に時間を気にしながら旅をしている ^-^

もしちょうど良い時間のバスがなかったら
  「ここの観光は諦めるよう」
  「バスじゃなくて列車で移動しよう」
  「また来年、ココに来よう!」
ぐらいの おおらかな行程を立てておかないと
予定通りに旅が進んでいかないと あせっちゃうかもね~
  予定どおりに行かなくてもよいのが、個人旅行の良いところ
  時には、
  予定通りに行かせたくても いってくれないコトもあるけど
  その「予定通りじゃないこと」を楽しむ余裕が個人旅行の醍醐味かもね ^0^


まあ、そうは言っても余り予定通りじゃないのも困るから
個人旅行が楽しくなる秘訣は
旅行会社が作るツアーのように観光内容や観光する日をぴっちり決めないで
  代案をいくつも考えておいて
  その日の状況に一番あっていると思うものを実行してみるってことかなぁ

悪く言うとルーズでアバウトでテキトーってことだけど
つまり、良く言えば
現地状況に合せて、的確に融通を利かせるってことだよ

**************** **************** **************** ****************
翌日
ドッビアーコからコルティナへバスで行った
  昨日行きたかったルートの逆回り、融通利いてるでしょ ^0^
そんでトレ・チーメっていう巨大な3つの頂がある
ドロミテハイキングをする人にとっては絶対行きたいトコにも行ってきたよ

null

その帰り道に
スーパーでトレ・チーメの絵が付いている
ポレンタの粉をGET
  2009 8 12  世界中にひろがる ももたん御用達の店




500グラム入りポレンタの粉
  4人分のポレンタができる
  お値段は2.95ユーロ(約410円)



ポレンタは北イタリアの名物料理で
とうもろこしの粉を練った物


ももたんがウチで作ったポレンタ


料理の付け合せにもするけど
トマトソースやチーズをかけてグラタンみたいにオーブンで焼くとおいしいよ

ポレンタが北イタリアの名物料理って知っている人にはお土産にしても良いね
でも、今回は自分へのお土産 ^-^

家でポレンタ作って、また旅の気分に浸っているももたんでした
by ももたん
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2009-08-10

ももたんの初体験

ディズ●ー・ランドにホーンテッド・マンションってアトラクションがある
ももたんは怖いの大嫌いなんだけど、コレだけは許せる ^-^
  そういえば本場アメリカのディズ●ーに行ったとき
  さんざん遊んで帰ってきたらホテルが真っ暗
  「ホーンテッド・ホテルだ」って冗談言って喜んでたら
  なんとホテルごと停電

  エレベーターも使えないし、部屋にもいかれない
  急遽別棟の部屋に移ったんだけど
  安全上の理由で荷物を取りに部屋に行くのはダメ
  薬とか、電動車椅子の充電器とか
  健康上問題があるとか
  明日の行動にどうしても必要なものがあるって
  さんざん駄々をこねて 交渉して
  本当に必要最低限のものだけ持ち出させてもらった ^-^

で、ホーンテッド・マンションの乗り物に乗っていると
お化けたちが親指を行きたい方向に向けて
「乗せてってぇ~」ってヒッチハイクする所があるでしょ

ももたん、やっちゃったヒッチハイク ♪

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
ボルツァーノ(ボーツェン)からバスでドロミテハイキングに行った
バスはいわゆる路線バス
ハイキングに行く人もいっぱい乗っているけど、バスは地元の人の大切な足

列車だけじゃなくてバスに乗れるようになると旅の行動範囲が広がるんだ
  それにバスに乗るとももたんが大好きな端っこに行かれる ^-^
でも今までは
始発駅から乗って、終点で降りるバスの旅しかやったことがなかった

今回は途中下車をしなくちゃいけない
バスに乗るとき「シウジまで」と言って切符を買って、
一番前の席(うんちゃんのすぐ後ろ)を陣取り、
途中「ココがシウジ?」とうんちゃんに確認して「まだ」って言われて、
なのに、乗り過ぎてしまった ^-^

「ねぇ、まだシウジじゃないの?」
多分行き過ぎているなぁって思いながら うんちゃんにそう聞くと
うんちゃん、後ろを指しながら「シウジはもう過ぎてる・・・」
  「なんでコイツ降りなかったんだ
  確かにオレ、ココがシウジだって教えなかったけど・・・」って
  申し訳なさそうだけど、どうしようもない

  ももたんも「シウジについたら教えて」とちゃんと言わなかったし
  さんざん「シウジに行く」って言ってるから
  うんちゃんはきっと教えてくれるだろうって勝手に思ってた

ももたんが悪いのだ、人任せにしちゃいかんのだ
  でも かわいいももたんの行動に興味を持たない
  イタリア人のオトコがいるなんて信じられなぁ~い

バスを降りたのはいいけど、シウジからバスで20分も走りすぎている
戻るバスはいつ来るかな・・・って時刻表を見ると1時間も来ないじゃない!!

仕方がないから逆戻りに歩き始めたけど
ここで歩いて時間を無駄にするのがシャクに障ってきた
  大体、今日は遊ぶ時間が少ないから
  早起きして朝一番のバスに乗ったのに・・・

そうだ、ヒッチハイクやってみよー
って親指立てて後ろから来る車に見せる
停まらない、停まらない、停まらない、停まった!!
4台目でヒッチハイク成功
  「シウジまで行きたいんだけど」っ言ったら
  手前の町までならって言われた
もちろん問題なし、歩く距離が少なくなればそれでいいのだ

ももたんを乗せてくれたのはドイツ語を話すご夫婦
「フィーレン・ダンク 本当にアリガトー」 とお礼を言って別れる

null車を降りたところはさっきバスで通り過ぎた町
バスターミナルがあって、大きな町
  日本の町と比べちゃいけない、
  日本だったら村?

バスの中から
「あの建物きれい~」って思いながらも
バスの中からは撮れなかった
風景の写真を撮る


ももたんと運命の出会いをした
カステルルースの町



だって、せっかくこの町に来れたんだもん
  転んでもタダでは起き上がらないももたん ^-^

バスターミナルがあるぐらいだから
ココからはシウジに戻るバスも多いだろうって時刻表を見ると
10分後 なんてラッキー
乗りたいバスの前に違うバスが来る
あのバスにも乗れる?
  シウジからはロープウェイに乗り換えて山の高いところに行くんだし・・・
ホントにラッキー
そのバスはロープウェイを使わずに山の上まで行くバスだった ^-^


nullバスを乗り過ごしたおかげで
 ・予定外の景色を見れた
 ・山の上までは行きはバス、
   帰りはロープウェイって
  いろいろ楽しめた
 ・なんてったって、
  人生初体験の
  思い出深い1日になった



ドロミテのアルペ・ディ・シウジにて



ヒッチハイクは必ず成功するか
保障できないし
危険がないとは言い切れないから ^0^
ちゃんとバスを降りたい人は
こういう景色が見えたらバスを降りてね



ゴンドラ乗り場
  下の方に見えるオレンジのがバス



山の上に行くゴンドラ乗り場は
ボルツァーノから行った時、
シウジの町の手前だったよ


ゴンドラ乗り場近くにある看板
 上がドイツ語で下がイタリア語で
 同じことが書いてある


もしシウジの町まで行っちゃったら行き過ぎ
でもヒッチハイクしなくても
バス停2つ分ぐらいの歩ける距離だから安心して
by ももたん
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2009-08-02

チロルの端っこめぐり その1

この間の旅はオーストリアとイタリアに泊まったんだけど
ドイツやスイスへも歩いていくという国境を渡り歩く旅

ももたんは国境越えるのが好きだね
たしか去年もスイスとイタリアとを行ったり来たりしていなかった?
  はい、そうでやんす
  端っこに行くとその地域全て(国だったらその国全部)を
  制覇したような気分になれるからね~
 2008 7 17 ここはどこ? 国境越えの旅

おなじ理由で山のてっぺんも大好き
その山を制覇した気分になれるでしょ
  「ももたんと何とかは高いところがお好き」なのは
  ももたんがバカだからじゃないのだ・・・と、ももたんは、思っている ^-^

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
今回の旅の始まりと終わりはオーストリア チロル州のインスブルック
ここから列車やバスで移動しながら
ドイツやスイスへ歩いて行ったんだよ

nullちょっと位置関係がわかりにくい?

写真のヨーロッパの地図の中で
赤い線で囲まれたおしゃもじ型が
オーストリア


オーストリアってこんな形

西側(地図では左側)が細くなっているでしょ
  アバウトに言うと
  細い部分の上(北)がドイツ、下(南)がイタリア、
  左端の細っこいトコや斜め左下の辺り(西から南西)がスイス

オーストリアから歩いてドイツやスイス、イタリアに行けるイメージできた?

**************** **************** **************** ****************
オーストリアのチロル州と接しているドイツはバイエルン州
  ミュンヘンやノイシュバンシュタイン城があるトコだね

nullドイツの最高峰ツークシュピッツェの山頂は
オーストリアとの国境でもあるんだ

ドイツ側から
登山列車やロープウェイで登った山を
別のロープウェイで
オーストリアの方に降りることもできる


バイエルンカラーの登山列車とツークシュピッツェ


標高2962m
富士山に比べればぜんぜん高い山じゃないけど
ドイツ一高い山には変わりがない
  ちなみにドイツの最高峰だけど、オーストリアの最高峰は別

山頂へは登山列車やロープウェイを使って誰でも行かれる
車椅子を使っている人が登山列車に乗り込むところも目撃したよ

ドイツの最高峰を極めたら
その山だけじゃなくて
ドイツの全てを制覇した気分になれるんで ^-^
ももたんとしては、ココに行かないワケにはいかんのだ

ところが雨、珍しくスーツケースに傘なんか入れちゃったもんなぁ
念のためにって準備するから降っちゃうんだよね・・・
仕方がないから翌日に予定変更
  翌日はインスブルックから列車とバスを使って
  違う町へ移動しなくちゃいけないんだけど
  時刻表とにらめっこして列車やバスの時刻をチェックすると
  何とかなりそう ^0^

一夜明けて、いくらか天気はよくなっていたけど曇り空
でも今回の旅の目的その1はツークシュピッツェに行くことだから
とイジでも、無理やり決行

山頂は、雪だぁ、氷だぁ
昨日インスブルックで降った雨は、
ココでは雪だったみたい

そんで、ドイツ最高峰から見る景色は・・・
  なんも、見えない 視界10メートル ^-^
47ユーロ(約6300円)かけて
ココまで上がってきたのに・・・

山頂からオーストリア側に降りる
ケーブルカー乗り場

  「チロルへようこそ」の看板があるでしょ

でもおかげで
ちょうど今ドイツに行っているももたんのお客様に
もし天気が悪かったら・・・と雨の日対策をくわぁしく伝授できたよ
  47ユーロかけた視察の甲斐あり

とりあえず山頂でオーストリアチロル州に入り
山頂と国境という2つの端っこポイントを制覇したももたん ^0^
あとはインスブルックに戻ってホテルに預けたスーツケースを受け取って
列車とバスでナウダースに行くだけ

「少なくともこの列車に乗れば今日の目的地ナウダースに行かれる」
自分にとっての最終登山列車やバスの時間をちゃんと考えて遊ぶ
  これ、すごく大事だよね ^-^
でも列車が遅れるという事態まで想定していなかった!!

少し前の列車に乗ったから問題なかったけど
  ・最終列車の、少なくとも1本早いのに乗ること
  ・移動日は遠出をしないこと

当たりまえの事を再確認したももたんでした
by ももたん
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