2007-05-22

日本発航空運賃は本当に安い??


シンガポールにいる息子夫婦が
所要で東京に一時帰国することになり
現地で航空券を買うことになったが

今、5月・6月は最も安い時期で
東京発往復の安いもので
およそ4万円程度で購入できるが
(↑燃油サーチャージを含めても)

シンガポール発は最も安いもので
日本円にして10万円以上するものばかり
その差およそ2.5倍である

もっと安いのがあるはずと
調べたところ
10万円以下は見当たらないという

また、今日のお昼に
上海から帰ってきたばかりの
中国人の友人に聞いたところ
上海行きの場合も
シンガポールほどの差はないが
明らかに日本のほうが安いとのこと

このように
今の日本発の航空運賃は
燃油サーチャージを入れても
相手国発の運賃と比較すると
安いことがわかる

一時は日本発運賃が高いので
海外から航空券を取り寄せる
ことがはやった時期があったが
もうそれは遠い昔の話になってしまった

それにしても燃油サーチャージが
円安で再び上昇気配を見せている中
格安航空券相場は更に競争を激しくして
値下げ競争を繰り広げている

飛行機に乗って
周りにいる人に
「あなたはいくら払って乗っていますか?」
と質問したら一体どんな価格差があるのか
大いに興味あるところだ

正規航空券を買っている人も
(↑ちなみにシンガポールまでの正規運賃は
  なんと片道22万円もするのである!)
超激安航空券を買っている人も
座る座席は隣同士
シートの幅も、前後のピッチも
見る映画も、機内食も全く同じ

それなのに正規航空券と
超激安航空券とでは
もっとその差が開いてしまう

今の日本発航空券市場は
へんてこりんな
状態になっている

激安競争を繰り広げていながら
航空会社経営は赤字が多いと言うのだから・・・
これまた不思議な話である!?
category旅について  time16:07  authorCEO 

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