2007-09-16

オーストラリアの政治家が好む伝統的衣装とは?

つい先日、シドニーでAPECが行われた。
その際に、「各国首脳が水着で現れる?」と、なかなか面白いNEWSが流れた。
APECでは、記念写真用に各首脳が、各国の伝統的な服装を着る決まりがあり、
それがオーストラリアでは、水着になるかもしれないという話だった。

水着になれば、さすが、オージーのユーモアに感服するところだったのだが、
ジョン・ハワードが、「各国首脳の威厳を損なう衣装は選ばない」と、却下。
蓋を開けてみれば、首脳達はただのオイルスキンコートをまとっていた。
期待していただけに、ガッカリした。
世界で最も裕福な大陸に住む、世界一の幸せ者(だと私は思う)のオージーだけに、
もっと脳天気にやってもらいたいものだ。

司馬遼太郎は、以下のように言った。
「政治家達を自分達の脚下に見下ろして罵倒する自由を持つのが人類の幸福だ」

ジョン・ハワード始め、彼ら自信が、そのような逆説的な考えを持ち合わせ、
世界に訴えかけることができれば、注目度も増し、
その度量の大きさに恐れ入る人も多かったに違いなかったのだろうが、
オイルスキンコートを着て、いったい何を訴えかけられるというのだ?
どうした、オージー!
「可も無く不可も無く」という言葉を最も嫌っているのは君たちではないのか!
権力者の威厳などと言うものは、君たちが最も忌み嫌っているものではないのか!

でもまあ、水着で現れると、心底バカにされたかもしれないし、
あの方々の水着姿は決して、マトモに見られたものではないことだけは確かだが。

それに何と言っても、あの時期の安倍さんにそんなハイテンションを求めるのは
とても酷なことだったに違いない。

オーストラリア
◆オイルスキンコートは、お土産屋で見れるし、触れるし、ほしければ買える

2007-09-09

オーストラリアがラグビーワールドカップで・・・

ラグビーワールドカップで日本がオーストラリアに大敗した。
屈辱的な敗戦の上に、あわや100点ゲームの大屈辱を味わうところであった。
サッカーの実力は均衡しているのに、何故ラグビーはこうまで差があるのだろう。

私は単純に、両国選手の体格に差がありすぎるからだろうと思っている。

オージーは、世界最高の肥満国である。
そんな大きい人達が多い国で、最も愛されているスポーツはラグビー類である。
ラグビーは格闘技だから、サッカーや野球などと違って、
勝負の行方が、体の大きさによって、大きく左右されるものである。
日本で、体の大きい人は、相撲や柔道へ流れる。
最近、相撲人気が落ちてきたとは言え、ラグビー人気が高まっているとも言えない。

最近の日本代表は、トンガやニュージーランド出身の選手が目立ってきた。
少しずつではあるが、体格では見劣りしないように体裁は整ってきた。
(ただ、実力はと言うと、ニュージーの一流選手はニュージー代表に留まっている)

ラグビーの場合、日本代表選手が全て外国人でも構わないというルールがあるので、
もっと、モンゴルやハワイから、若者をラグビー留学させれば良いのではないか。

そして、日本人ラグビー選手がサッカーへ転向すると、サッカーも強くなるかも。
ルールに従っての戦略なので、何ら問題ないのでは?と思うが、人気はどうか?
野球のように、外国人枠を設けないラグビーは素晴らしい理想だが、果たして・・・

移民の国オーストラリアに、この日本の苦悩がわかるのか?
それを知った上で、ここまで叩きのめしてくれたのか?
手加減してくれよな~

オーストラリア
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