2007-06-28

新潟県>糸魚川>姫の国・奴奈川姫伝説

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ヒスイの玉でその身を守り
占いや呪術を巧みに行っていたと言われる
奴奈川姫


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古事記では
出雲の国の大国主命が
はるばる求婚に来たことを伝えています。

         ※奴奈とは「玉(ぎょく)」の事


 一度は大国主命とともに出雲へ向かう奴奈川姫ですが、能登あたりで引き返してしまったそう。大国主と奴奈川姫の間に生まれた子は、諏訪大社の御神体「諏訪大明神」になっています。

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  ぬな河の底なる玉 求めて得し玉かも
  拾いて得し玉かも
  あたらしき君が老ゆらく 惜しも
             『万葉集十三巻』より

            ◇◆◇

  海岸線に建てられている像は
  遠く出雲の方向を向いているそうです。


  糸魚川駅から徒歩圏内に怒奈川姫を祀っている
  天津神社がありますので、お時間がある方は
  是非、足を延ばしてみてくださいね。

 私が訪ねた時は昨日の晴天からまたまた一転、本降りの昼下がりでしたが、境内に染み入る雨音以外、何も聞こえない、とても静かでゆったりとした時間が流れていました。

……………………………………………………………………………… おまけ ………

 実は、今回、糸魚川に来るにあたり、ヘマタイトのブレスレットを髪を束ねるツール代わりに使っていたのですが、それが、すとん!と落ちること3回。そして、3回目に落ちた時にとうとう壊れてしまいました。

      鉄の文化の出雲から求婚しにきた大国主命…、
            そして、そのブレスレットを買ったのは確か出雲で…。
                 …とすると、大国主命の思いは今も尚?

 でも、3回も叩き落とされては面目ないですね。
女性は一度リセットすると、未練も何も泡と消えてしまうものですから…。


… □ ……… ヘマタイト(赤鉄鉱)とは…  Hemutite … □ ………
  ギリシャ語で「血の石」という意味
  黒っぽい石だが研磨すると銀色の光沢を帯びるので、鏡の代用とされたり
  「黒ダイヤ」として売られていたこともありました
 

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category仕事のついでに行ってみた…  time20:39  authoratsumi 

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