« || 1 | 2 | 3 |...| 58 | 59 | 60 |...| 74 | 75 | 76 || »

2005-11-15

島根県>津和野>鯉の里

津和野 鯉

 古い武家屋敷やしっくいの土塀の風情ある佇まいが残る山陰の小京都、
津和野。


 通りのわきを流れる堀割に放たれた色とりどりのコイたちが、ひとときとして同じ姿を留めない雅な時間を紡ぎだします。

津和野 鯉 2
人の気配を感じると、そろ~り、後をついてくるコイたち…。


津和野 鯉 33世代、肩を並べてコイたちにエサをやる後ろ姿は、
見ているこちらまで微笑ましくなります。


 鯉たちの泳ぐ殿町は、駅から少し歩きますが… 

 
…古いけれど、美しく手入れされた街並みを抜けていくうちに、足取りもゆったりとしてくるから不思議です。



津和野 鯉 5



 水道管のふた(?でしょうか。それ)もとってもオシャレ。

それはまるで、歩道に留められたボタンのようでした。

遊歩道を悠々と泳ぐコイたち。

津和野 空
 空をゆく流れる雲も、鯉が泳いでいるように見えるのは私だけでしょうか。

 鯉の姿を左に愛でながら真っ直ぐすすむと、左手、津和野川の手前に国の重要無形文化財の指定を受けている「鷺舞」のモニュメントが見えてきます。
 

 耳を澄ませば、古式ゆかしい楽の音が聞こえてきそう…。


見る角度によって臨場感が変わるので、
是非、ぐるりと様々な角度から眺めてみてくださいね。


津和野 川と鳥
のんびり水遊びする鳥たち…。


 でも、陽気な気候に誘われたのは鳥たちだけではありません。平日だと言うのに、街はそこそこの人出。それでも静かな静かな津和野の街でした。

津和野 神社
 新山口駅から電車に乗り、左手に日本五大稲荷神社の一つと言われるこの太鼓谷稲成神社が見えてきたら間もなく津和野。





 何でものぼり旗めくこちらは出口だそうで…





…入口はつづら折りになった階段をのぼって拝殿を目指します。
      

◇◆◇
 普通電車もいいけれど、是非ともSL山口号に乗って訪ねたい
小さな小さな、そして静かな静かな街です。
◇◆◇

津和野町観光ガイド


島根県>木次>湯村温泉とヤマタノオロチ伝説
島根県>安来>「うつろいゆく屏風絵」足立美術館
島根県>簸川郡斐川町>荒神谷ハスまつり
« || 1 | 2 | 3 |...| 58 | 59 | 60 |...| 74 | 75 | 76 || »