2007-08-11

島根県>簸川郡斐川町>荒神谷ハスまつり

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二千年の時を経て
深い山間に彩りを添える慈悲の花




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千葉県検見川から丸木舟と一緒に出土した種子が発見されたのは昭和26年4月のこと。
推定2000年前、と言うことから「二千年ハス」と名づけられたハスが、ここ荒神谷で5000株、およそ5万本の花を咲かせます。



早朝から開き始め
午後には閉じてしまうハスの花は
まるで呼吸するように3日間繰り返した後
4日目の朝には完全に開ききって
そのまま直径約25センチの大輪の花びらを
散らすのです。







遠くの木々を濡らし
大地に染み入る音無き雨音に
ハスの葉を弾く雨音が耳障り良く響いて…

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天から落ちてきた雫は
葉の上で軽くしなるとルーレットように
なめらかに葉元に集まり
水晶のようにゆらゆら輝きを放ちながら
いくつかの葉を移り渡って
池へと落ちてゆきます。




観光、鑑賞するには確かに晴れやかな日が良いのでしょうが、
「雨の日」だからこそ映える風景もあると言うもの。


 




   


こちらは
「象鼻盃席」
(ぞうびはいせき)の
体験イベント




   



     「象鼻盃席(ぞうびはいせき)」とは
    お酒やジュースなどをハスの葉に注ぎ
    茎から頂くと言うもので
    ほんのり苦味をともなうそうですが
    それがハスの葉エキスなんですって。



 散策を終えたら、併設のオープンカフェで一休み…。

葡萄など、斐川町特産品の販売も行われています。 





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荒神谷博物館
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category仕事のついでに行ってみた…  time15:27  authoratsumi 

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