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2007-07-03

新潟県>能生>弁天岩


能生海岸のランドマーク


国道8号線沿いに見える
灯台岩には、海の神様である
市杵島姫命(イチキシマヒメ)を
祭神とする厳島神社が
祭られています




 明治以前は「弁財天」と称し、
地元漁師さんからの信仰も厚い弁天岩へは、
「曙橋」と名づけられた赤い欄干を渡ってアプローチ。

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 ご神体の弁財天像は,普段は白山神社本殿に収められていますが、30年に一度の遷座祭〈大開帳〉の時にだけここに遷されるそうで、最近では昨年、(平成18年-2006-)にその神事が行われました。

        >>> ムービーはこちら <<<



祠は浜側に向けられて祭られていて、右からでも左からでも頂上を目指すことができます。


  灯台にもたれかかりながら…
    また、展望台のベンチに座って…











 潮風を受け
ゆっくりと沈んでゆく夕日を眺めるひとときは
贅沢以外の何ものでもありません。





 ここにある石祠は
善宝寺(山形県鶴岡市)の竜神様を祭るもの。






 灯台脇の小道を下れば、
巨大な岩石の連なる岩場へ
アプローチすることもできます。










暮れてゆく光景に言葉はいりませんね。





















     ↑ 夕日に真っ向勝負してみたら↑
     ↑  こんなショットになりました ↑


 ここ能生は北陸街道の通る所。
兄頼朝の怒りにふれ奥州へと逃げる義経と弁慶らもこの道を通り、「無事、奥州へ逃げ延びることができますように」と願って弁慶が泰平寺に寄進した大きな釣鐘は、朝に夕にとつかれる度に、それは良い音色で村に鳴り響いたので「汐路のかね」と呼ばれるようになったとか。

       そして、この「汐路のかね」の音に大層感嘆した芭蕉は、

              「あけぼのや きりにうずまく かねの声」

                       の句を残したと言われています。


…………………………………………………………………………… information ………
  弁天岩へはJR能生駅から徒歩20~30分弱。

糸魚川駅から列車、バスとも走っていますが
本数が少ないので、ゆったりとしたスケジュールを。

また、近辺には親不知など風光明媚なスポットも
点在していますので、夕日に会うために
1日車を走らせてみるのもいいですね。

 

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