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|定期観光バス Bコース|
糸魚川駅前 13:30発
↓
・ 小滝川ヒスイ峡
↓
・ 高浪の池
↓
・ 青海ヒスイ海岸
↓
糸魚川駅前 16:40着
前日の大雨から一転、晴れやかなお天気に恵まれたこの日。
美術館は雨の日でも見れるから!と言う観光案内所の方の強い勧めもあって、
急遽、この定期観光バスに便乗することにしました。
バスガイドさんは地元のボランティアの方。
山道に入るまでに糸魚川市の簡単な紹介や姫の国のお話しなどをして下さいます。
= 第1の停車スポット =
日本隋一のヒスイの産地、小滝ヒスイ峡は
パンフレットを飾る明星山(標高1,189m)の
> 白馬山麓県立自然公園にあり <
> 大迫力の岩壁は日本有数の <
> ロッククライミングゲレンデとして有名 <
大岸壁が落ち込んだ川原一帯を指し
ここから流れ出たヒスイは姫川を下って
市内の海岸に打ち上げられるのだそう。
ヒスイ峡にアプローチする前に展望台でストップしてくれますので、目の前に迫る岩肌と真下に広がる姫川の流れをダイレクトに感じることができます。
ここでの岩石の採取、持ち出しは一切禁じられていますが、海岸に打ち上げられている原石は自由に持ち帰って良いので、コースの最後にヒスイ海岸での潮干狩りならぬ、ヒスイ狩り?がセットで用意されていますから、どうぞお楽しみに!
←こちらは駐車場から眺めた光景です。
渓流の音もここからでは低く柔らかで
陽射しはキツイのですが
胸元に感じる風は涼しげで…。
雄大な光景を眺めながら、少しずつ河原へ降りてゆきます。
強い流れではあるものの
角のない水の音からは
不思議と何トンもの原石を
運んでくるような
荒々しさを感じません。
ヒスイたちは
どれだけの時間をかけて
山から海へと旅してゆくのでしょうね。
もうちょっと詳しく! >>>
= 第2の停車スポット=
> 4m.前後の巨大魚 <
浪太郎(なみたろう)と
翠(みどり)が棲む
高浪の池(水深13m.)
池の傍にはオブジェもあります。
可愛い!
水面は鏡のように天を移し
風もなく、木の葉の擦れ合う
僅かなざわめきさえもない
とてもとても静かなところです。
花を愛でながら池の周りを散策するのも良いでしょうし、静寂を破ってボートで浪太郎と翠を探しに行ってもいいでしょう。
定期観光バスプランでは、
ここの食堂でのコーヒー券が含まれていますので、疲れたらちょっと一休みできるのがウレシイ。
最後のスポット、ヒスイ海岸へ向かう前に
ビュースポットで少しの間停車してくれますので、是非、カメラに残してくださいね。
もうちょっと詳しく! >>>
そして、バスは一路、ヒスイ海岸へ…
↓ この中に
↓ ヒスイの原石が隠れているんですよ!
さて、貴方は
「ヒスイ」を拾い当てる幸運を
手にすることが出来るでしょうか。
…………………………………… information ………
姫の国 観光情報
糸魚川市オフィシャルHP
糸魚川定期観光バス2007 姫の国ロマンス号
糸魚川観光物産センター
JR西日本おでかけねっと
……………………………………………………………………………… おまけ ………
魚津あたりから車窓に日本海が見え始め、それまでの風景がガラリと変わり始めます。
糸魚川までの道のりでは、この頃が一番好き。
ああ、また来たんだなぁ…、と…。
大阪から糸魚川までは「近い」とは言えませんが
流れゆく風景を見ているうちに、ゆっくりと頭が切り替わってゆくのが心地よくて…
次に訪れることができるのは、いつの日のことでしょうか。
2007-06-28
新潟県>糸魚川>「天と地の温もりの中で…」谷村美術館
木と瓦、
田畑と石の風土にあって
大地の温もりがふ~っと顔を
覗かせたような心地よさ…
◇◆◇
シルクロードの砂漠の遺跡を想定して造られた谷村美術館では、優しく回遊する光に導かれるように、自由に、そして穏やかな気持ちで仏様と対峙することができるのです。
入り口の門を過ぎると、
砕いた石灰岩の敷き詰められた
前庭を眺めながら回廊を進みます。
入り口では清清しい花が静かにお出迎え
雨の日であっても、
こんなに柔らかい光が差し込むんですよ。
「曼珠沙華」と題されたこちらの作品は
1959年作!のもの。
肩からうなじのラインが何とも慈悲深いですね。
近寄っても影を踏んでしまわないよう、照明に工夫が凝らされているそうです。
後ろ姿はこんな感じ。
このまま回廊を進むと、
併設されている日本庭園
「玉翠園」へ。
日本庭園を眺めながら
ちょっと一息つけるようになっています。
鑑賞後はヒスイのテーブルで
コーヒー・ブレイクでもいかがですか?
田畑と石の風土にあって
大地の温もりがふ~っと顔を
覗かせたような心地よさ…
◇◆◇
シルクロードの砂漠の遺跡を想定して造られた谷村美術館では、優しく回遊する光に導かれるように、自由に、そして穏やかな気持ちで仏様と対峙することができるのです。
入り口の門を過ぎると、
砕いた石灰岩の敷き詰められた
前庭を眺めながら回廊を進みます。
入り口では清清しい花が静かにお出迎え
雨の日であっても、
こんなに柔らかい光が差し込むんですよ。
「曼珠沙華」と題されたこちらの作品は
1959年作!のもの。
肩からうなじのラインが何とも慈悲深いですね。
近寄っても影を踏んでしまわないよう、照明に工夫が凝らされているそうです。
後ろ姿はこんな感じ。
このまま回廊を進むと、
併設されている日本庭園
「玉翠園」へ。
日本庭園を眺めながら
ちょっと一息つけるようになっています。
鑑賞後はヒスイのテーブルで
コーヒー・ブレイクでもいかがですか?
オープン当時は、建築家の方々が全国から押し寄せたそうです。
2007-06-28
新潟県>糸魚川>姫の国・奴奈川姫伝説
………………………………………………
………………………………………………
古事記では
出雲の国の大国主命が
はるばる求婚に来たことを伝えています。
※奴奈とは「玉(ぎょく)」の事
一度は大国主命とともに出雲へ向かう奴奈川姫ですが、能登あたりで引き返してしまったそう。大国主と奴奈川姫の間に生まれた子は、諏訪大社の御神体「諏訪大明神」になっています。
ぬな河の底なる玉 求めて得し玉かも
拾いて得し玉かも
あたらしき君が老ゆらく 惜しも
『万葉集十三巻』より
◇◆◇
海岸線に建てられている像は
遠く出雲の方向を向いているそうです。
糸魚川駅から徒歩圏内に怒奈川姫を祀っている
天津神社がありますので、お時間がある方は
是非、足を延ばしてみてくださいね。
私が訪ねた時は昨日の晴天からまたまた一転、本降りの昼下がりでしたが、境内に染み入る雨音以外、何も聞こえない、とても静かでゆったりとした時間が流れていました。
……………………………………………………………………………… おまけ ………
実は、今回、糸魚川に来るにあたり、ヘマタイトのブレスレットを髪を束ねるツール代わりに使っていたのですが、それが、すとん!と落ちること3回。そして、3回目に落ちた時にとうとう壊れてしまいました。
鉄の文化の出雲から求婚しにきた大国主命…、
そして、そのブレスレットを買ったのは確か出雲で…。
…とすると、大国主命の思いは今も尚?
でも、3回も叩き落とされては面目ないですね。
女性は一度リセットすると、未練も何も泡と消えてしまうものですから…。
ヒスイの玉でその身を守り
占いや呪術を巧みに行っていたと言われる
奴奈川姫
占いや呪術を巧みに行っていたと言われる
奴奈川姫
………………………………………………
古事記では
出雲の国の大国主命が
はるばる求婚に来たことを伝えています。
※奴奈とは「玉(ぎょく)」の事
一度は大国主命とともに出雲へ向かう奴奈川姫ですが、能登あたりで引き返してしまったそう。大国主と奴奈川姫の間に生まれた子は、諏訪大社の御神体「諏訪大明神」になっています。
ぬな河の底なる玉 求めて得し玉かも
拾いて得し玉かも
あたらしき君が老ゆらく 惜しも
『万葉集十三巻』より
◇◆◇
海岸線に建てられている像は
遠く出雲の方向を向いているそうです。
糸魚川駅から徒歩圏内に怒奈川姫を祀っている
天津神社がありますので、お時間がある方は
是非、足を延ばしてみてくださいね。
私が訪ねた時は昨日の晴天からまたまた一転、本降りの昼下がりでしたが、境内に染み入る雨音以外、何も聞こえない、とても静かでゆったりとした時間が流れていました。
……………………………………………………………………………… おまけ ………
実は、今回、糸魚川に来るにあたり、ヘマタイトのブレスレットを髪を束ねるツール代わりに使っていたのですが、それが、すとん!と落ちること3回。そして、3回目に落ちた時にとうとう壊れてしまいました。
鉄の文化の出雲から求婚しにきた大国主命…、
そして、そのブレスレットを買ったのは確か出雲で…。
…とすると、大国主命の思いは今も尚?
でも、3回も叩き落とされては面目ないですね。
女性は一度リセットすると、未練も何も泡と消えてしまうものですから…。
… □ ……… ヘマタイト(赤鉄鉱)とは… Hemutite … □ ………
ギリシャ語で「血の石」という意味
黒っぽい石だが研磨すると銀色の光沢を帯びるので、鏡の代用とされたり
「黒ダイヤ」として売られていたこともありました
ギリシャ語で「血の石」という意味
黒っぽい石だが研磨すると銀色の光沢を帯びるので、鏡の代用とされたり
「黒ダイヤ」として売られていたこともありました
2007-06-28
新潟県>糸魚川>小滝ヒスイ峡・高浪の池・青海ヒスイ海岸
糸魚川旅紀行
◆
- 地球を感じる旅に出よう -
◆
- 地球を感じる旅に出よう -
|定期観光バス Bコース|
糸魚川駅前 13:30発
↓
・ 小滝川ヒスイ峡
↓
・ 高浪の池
↓
・ 青海ヒスイ海岸
↓
糸魚川駅前 16:40着
前日の大雨から一転、晴れやかなお天気に恵まれたこの日。
美術館は雨の日でも見れるから!と言う観光案内所の方の強い勧めもあって、
急遽、この定期観光バスに便乗することにしました。
バスガイドさんは地元のボランティアの方。
山道に入るまでに糸魚川市の簡単な紹介や姫の国のお話しなどをして下さいます。
= 第1の停車スポット =
日本隋一のヒスイの産地、小滝ヒスイ峡は
パンフレットを飾る明星山(標高1,189m)の
> 白馬山麓県立自然公園にあり <
> 大迫力の岩壁は日本有数の <
> ロッククライミングゲレンデとして有名 <
大岸壁が落ち込んだ川原一帯を指し
ここから流れ出たヒスイは姫川を下って
市内の海岸に打ち上げられるのだそう。
ヒスイ峡にアプローチする前に展望台でストップしてくれますので、目の前に迫る岩肌と真下に広がる姫川の流れをダイレクトに感じることができます。
ここでの岩石の採取、持ち出しは一切禁じられていますが、海岸に打ち上げられている原石は自由に持ち帰って良いので、コースの最後にヒスイ海岸での潮干狩りならぬ、ヒスイ狩り?がセットで用意されていますから、どうぞお楽しみに!
←こちらは駐車場から眺めた光景です。
渓流の音もここからでは低く柔らかで
陽射しはキツイのですが
胸元に感じる風は涼しげで…。
雄大な光景を眺めながら、少しずつ河原へ降りてゆきます。
強い流れではあるものの
角のない水の音からは
不思議と何トンもの原石を
運んでくるような
荒々しさを感じません。
ヒスイたちは
どれだけの時間をかけて
山から海へと旅してゆくのでしょうね。
もうちょっと詳しく! >>>
= 第2の停車スポット=
> 4m.前後の巨大魚 <
浪太郎(なみたろう)と
翠(みどり)が棲む
高浪の池(水深13m.)
池の傍にはオブジェもあります。
可愛い!
水面は鏡のように天を移し
風もなく、木の葉の擦れ合う
僅かなざわめきさえもない
とてもとても静かなところです。
花を愛でながら池の周りを散策するのも良いでしょうし、静寂を破ってボートで浪太郎と翠を探しに行ってもいいでしょう。
定期観光バスプランでは、
ここの食堂でのコーヒー券が含まれていますので、疲れたらちょっと一休みできるのがウレシイ。
最後のスポット、ヒスイ海岸へ向かう前に
ビュースポットで少しの間停車してくれますので、是非、カメラに残してくださいね。
もうちょっと詳しく! >>>
そして、バスは一路、ヒスイ海岸へ…
↓ この中に
↓ ヒスイの原石が隠れているんですよ!
さて、貴方は
「ヒスイ」を拾い当てる幸運を
手にすることが出来るでしょうか。
…………………………………… information ………
姫の国 観光情報
糸魚川市オフィシャルHP
糸魚川定期観光バス2007 姫の国ロマンス号
糸魚川観光物産センター
JR西日本おでかけねっと
……………………………………………………………………………… おまけ ………
魚津あたりから車窓に日本海が見え始め、それまでの風景がガラリと変わり始めます。
糸魚川までの道のりでは、この頃が一番好き。
ああ、また来たんだなぁ…、と…。
大阪から糸魚川までは「近い」とは言えませんが
流れゆく風景を見ているうちに、ゆっくりと頭が切り替わってゆくのが心地よくて…
次に訪れることができるのは、いつの日のことでしょうか。