2024-09-15

秋の訪れを感じる藤原宮跡のコスモス

藤原宮跡とは?


藤原宮跡は日本初の本格的な都「藤原京」の宮殿跡です。

694年に持統天皇が遷都し、平城京へ遷都される710年までの16年間、
日本の政治、文化の中心地でした。


藤原宮は中国の長安をモデルに、都の設計には四神相応の風水思想が取り入れられ、
碁盤目状に整備された都市計画が進められました。


現在は史跡公園として整備されていて、四季折々の花々を楽しめます。


秋のコスモスについて


秋は約30,000平方メートルに6種類のコスモス300万本が一面に咲き誇ります。


藤原宮跡の広大な敷地と、古代の歴史的な背景を感じながら咲き誇るコスモスの風景は、
訪れる人々を魅了しています。


白、ピンク、赤など色とりどりのコスモスが一面に広がり、
特に晴れた日には背景に青空とともに素晴らしい写真が撮れます


「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」


百人一首にも選ばれている持統天皇が詠んだ歌です。
コスモス畑からは天香具山を含む大和三山を一望することができます。

1000年以上前に持統天皇も見たであろう景観を眺めることができます。


藤原宮跡は現在、世界遺産登録を目指している「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産の一つ。
古代ロマンを感じながら、咲き誇るコスモスの花を楽しんではいかがでしょうか。


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category飛鳥・藤原  time22:36  authorbwt10254 

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