2006-01-02

お正月

今年も、イギリスで年明け。
寒いし、こんな田舎じゃ何のイベントもないかぁと、BBCテレビで、ロンドンのカウントダウンを見た。
今年のロンドンはすごかった。
ロンドンアイを利用しての、画期的な花火。
ちょっと、爆発しすぎって思うほど。
こちらの花火は、にぎやかだけど、趣に欠けるのよ、って悪態をつきたいところだが、感動してしまった。

イギリスの年明けは、少し寂しい。
やっぱり、家族とコタツでソバを食べたかった。
そして、神社参りして、甘酒、、、。甘酒のみたいなぁ。
郷愁に慕ってしまったので、元旦は、早々から、日本食を作りだした。
とりあえず、インスタントのお吸い物に佐藤の切り餅を入れて、即席雑煮で、朝ごはん。
その後は、大豆を煮て、きざみ昆布で、五目煮風!?を作った。これ一品で、すっかり疲れてしまったけれど、さらに、寿司も作った。といっても、ツナしか具がないけど、、、。
突然作りたくなったので、材料もないし、お店も開いてない。
まきすもないので、手巻き。
それでも、食べたかった。

少し、正月風になった食卓を楽しんでいると、あんちゃん両親から電話があって、両親宅に招かれた。
が、あんちゃんが、断りも無く、逆に我が家に、両親を招いてしまった。
お茶だけだからとあんちゃんは言う。
どうしよう、我が家には、妙なエセ日本料理しかないのに、、、。
慌てて、ジャガイモを茹でた。
ドライハーブとマヨネーズで和えて出せばいいやって。
じゃがいもを茹でていると、もう、両親が到着。
出迎えていたら、キッチンでは、ジャガイモの茹で汁が溢れていた。慌ててキッチンに戻って、火を止めて、水切りをした。

とりあえず、ビスケットと、ポテトチップスで、もてなした。
来るのが分かっていれば、色々用意もできたのに。
お店も開いてないから何もできないよ。
悔しいがりながらも、両親と談笑をし、なぜか、オセロをすることになり、結構夢中になってしまった。
そのころ、私の頭から、すっかりジャガイモのことは消えていた。
ジャガイモをふるまうことなく、両親は、帰ることに。
リビングのドアを開けたら、妙な化学臭がする。
なんだろ~?
「わー」とあんちゃんの声。何々??と声がするキッチンに行くと、電気コンロから白い煙が出ていた。
電気コンロの上には、プラスティックの水切りが。
我が家のコンロは電気で、ダイアルをまわして、熱量を調節する。
ダイアルが、ゼロの位置から少しずれていたのだ。
水切りして、それをコンロの上に置いちゃったんだ。
こんなこと、今まで一度もなかったのに、あんちゃんの両親が来た正月に限って、やってしまうなんて、、、。
2006年、どんな年になるか、明けた早々、怪しい雲行きだ。
とほほ。

追記
両親との談笑から、大晦日の晩に、シートンのビーチで、1時間位に渡る盛大な花火カウントダウンが行われたとのこと。
シートン付近の車道は、大渋滞だったらしい。
田舎だなんて、馬鹿にしてごめんなさい。シートン様。
え~ん、ぜんぜん気がつかなかったよ~。とほほほほ。

categoryシートンでの生活  time19:16  authorsaruta 

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