2017-05-16

浄化と鎮静

・アーユルヴェーダ施設では、ドクターの判断のもと、メニューが決められますが、
事前の知識として少しお知らせ致します。

アーユルヴェーダでは、鎮静療法と浄化療法があります。
鎮静療法のみ、行っても根本治療にはなりません。

まず、浄化療法、その後、バランスが整ってから、鎮静療法となります。
各々の体質診断によってですので、他の方とメニューが異なることはもちろんです。

(この浄化療法、*究極のパンチャカルマまで行うのは、最低でも2週間以上滞在の、この療法自体が下剤や嘔吐を伴う、かなりきついものとなりますので、長期滞在ができるかた以外は行えません。)いきなりは絶対あり得ませんので安心してください。

◆浄化療法
★アビヤンガ(オイルマッサージ)



トリートメントベッド

 全身のアビヤンガは 全裸で行います。
 男性には男性のセラピストが、女性には女性のセラピストが。
 全身のマッサージは、全身に107あるマルマ(急所)を刺激しますが、強い刺激をあたえられないので、オイルを利用します。
このオイルが各体質に合わせてスパイスの配合となります。
アビヤンガの後は、このオイルが全身にしみこませる時間を取るのが重要です。

場合によっては、そのままハーバルバスへの誘導もあります。
発汗作用を促す為です。毒素の排出ですね。

重要なのは、その後の水分補給(冷たいものは避け)と休養です。

★シロビヤンガ(ヘッドマッサージ)
 頭部のマッサージです。急所の集まり。
 頭ですので、髪関係(育毛促進・脱毛・抜け毛の予防)はありますが、
それ以上に、ストレスに関わってきます。
たいがいは、全身のアビヤンガの前に行われることが多いです。
頭のマルマへの的確な刺激、これは即効性が感じられると思います。
脳機能を高める(すっきり)、視力(目の疲れが楽になり)




★ハーバルバス
スパイスの葉と根を煎じた液を利用したハーブ湯につかります。病気や病状によって、ハーブ湯の種類が異なります



★スチーム
スパイスの葉と根を煎じた液を利用したスチームを身体全体にあて、体内に取り込んでいきます。



★キリ・・ハーブボール<写真>
布の中には薬草が詰まっています。これで身体をポンポンと叩きながら毒素を出します。
発汗を促し、肌の新陳代謝を活性化させることを目的とし、腫れや関節炎、関節痛などに効果的であるとされています。
キリは肌の新陳代謝を活性化させることから、アンチエイジングの効果と言われます。


 

●●身体が整ったら、ドクターの判断でシロダーラが行われます。
 気持ちのよいもの、だけではありません。
第3の目を刺激しますが、ただ垂らすだけではなく、状態をみながらポイントは移動します。
 とても大切なものです。
この施術は、その後の休息がとても大事です。
まずはゆっくりオイルが浸透するのを味わうことです。

施設によっては、雨の日は行わない、また午後14:00以降は行わない、など規則があります。

[鎮静療法]
・これは個人の生活習慣です。
ご自身の体調に合わせて、バランスを保つ為の努力です。
薬の配合のお手伝いはあります。
ドクターより各体質に合わせて薬が処方されます。
 各自、ご自身の棚に用意されていますので、マメにチェックして服用してください。
 レストランの前に棚があり、食前・食後・などの指示も書いてありますその他は一日のリズムを作ることとなります。



★自分の名前の棚があります。



●●ヨガ・瞑想もその中で大きな役割を果たします。

施設内にて、朝・夕のヨガ、瞑想の時間があります。

・プールにてアクアヨガがある時もございます。
 水着の用意があるとよいです。



瞑想ルーム

★いつでもお好きな時間に。
 自然のこだわった、ジェフリー・バワ建築です。

◎鎮静は、「純粋な静寂」です。
 瞑想などで気持ちを整え、休息をとることが重要です。



海の見えるガーデンにてリラックス。
 





category基本情報  time14:52  authorbwt10296 

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